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働き方改革

2014/11/05

【事例紹介】海外ではあたりまえ!LGBT・ダイバーシティ研修を実施しました。


(講師を担当してくださった、代表の村木さん)

こんにちは。働き方革命事業部井上です。
先日、NPO法人 虹色ダイバーシティさんにご協力いただき、事務局スタッフを対象にダイバーシティ研修を行いました。

虹色ダイバーシティさんは、LGBT等の性的マイノリティがいきいきと働ける職場づくりをめざして、講演活動、コンサルティング事業等を行っているNPO法人です。

▼LGBTとは?
同性愛者(レズビアン、ゲイ)、両性愛者(バイセクシュアル)、性別越境者(トランスジェンダー、性別違和)の人々を意味する頭字語です。
これら、性的マイノリティは、人口の数%、日本では200万人〜500万人が該当すると言われており、これは20人の職場にひとりはいる位の確率なのだそうです。

「LGBT」という言葉は残念ながら日本ではまだそれほど一般化していませんが、
海外では、ダイバーシティというと、男女の機会差や人種、障害の有無等のテーマだけでなく、
「LGBT・性的マイノリティの理解・差別の撤廃」というテーマでの取り組みが当たり前なのだそうです。

(逆に、LGBTへの配慮がかけたキャンペーンを打った企業が激しくバッシングされるなんてこともあるそうです!)

▼フローレンスの組織ビジョン
なぜ「子育て支援のフローレンス」がLGBTの研修を導入したの?と思われた方もいるのではないでしょうか。

それはフローレンスが組織としてどんな在り方を目指すかをまとめた
「組織ビジョン」をより広く実現したい、と考えたからです。

〈フローレンス組織ビジョン〉
soshikivision.png

私たちは、上記の組織ビジョンのひとつ目が示す通り、性別、障害、人種などの個人のバックグラウンドにとらわれず、
それぞれが多様な強みを持ち寄り、活躍できる組織を目指しています。

LGBT・性的マイノリティというテーマでの取り組みは、今回の研修が初めてでしたが、
研修を通じて、LGBT当事者が社会の中で抱える悩みや孤立感を知り、
日本においても当事者の人たちが堂々と活躍できるフィールドをもっと増やしていくことの意義を強く感じました。

▼参加者の感想
ここで研修に参加したスタッフの感想をご紹介します。

「当事者の人が『自分がLGBTであることを隠して過ごす』ことがあることを知り、
知らずに傷つけている可能性があったかもしれないと気づきました」

「LGBTは自分と違う世界の人ではなく、自分の周りにもいると当事者意識を持つべきだとわかりました。ダイバーシティを大切にする会社は働きやすい会社だと身に染みて思いました。」

「普段の会話の中で、誰かがそうであるかもしれないと想像することはとても大切です。
例え、ふざけてでも無責任で侮蔑するような発言をしない、というのはLGBTに限らないことだと思っています。このような研修を受けて、差別をしないことはもとより、人とのコミュニケーションのあり方を考えるよい機会にもなりました。」

多様性を活かすには、まずは「知ること」から。
ぜひ、皆さんの組織でも研修の導入を検討してみてください!

虹色ダイバーシティさんのWEBサイトはこちら。
http://www.nijiirodiversity.jp/




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