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2016/11/29

【社会起業のレシピ】vol.20「本格的な準備をしよう(備品類編)」

  


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最初は自前のパソコンで

前回は、オフィスについて見たが、では、そこで使う備品類をどうするか……。備品類といってまず頭に浮かぶのがパソコンであろう。今やパソコンさえあれば仕事ができる時代。これだけあればすぐにでも仕事をスタートできる。パソコンは、経営者もボランティアスタッフも、原則、自前である。そして、それぞれのパソコンのセキュリティーはしっかりしておくこと。チームで仕事をするのだから当然である。それぞれ自分でセキュリティーソフトも入れてもらうようにする。今は無料のセキュリティーソフトもあるので、「自腹がきつい」というスタッフには、そうしたものを紹介するといいだろう。

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オフィスで仕事中のスタッフと

リユースPC寄贈プログラムを活用しよう

最初は、こんな具合に、パソコンもセキュリティーソフトも自前が原則だが、スタッフが増えてきたら、さすがにこちらから支給する必要がある。といっても、家電量販で購入するなんて、お金のかかることをしてはいけない。ぜひ利用をおすすめしたいのが、「リユースPC寄贈プログラム」。

中古のPC(といっても、使用は2年程度で、まだまだ十分に使えるもの)などを、NPOやソーシャルビジネスに無償で寄贈するプログラムだ。現在、さまざまなNPOや財団が実施しており、ウェブで検索するといろいろヒットする。これに応募してみるといいだろう。また、自分たちの団体を支援してくれる企業に、「すみません。パソコンをいただけませんか?」とお願いする手もある。何事も頼んでみるもので、「いいよ。ちょっと古いけどあげるよ」と言ってもらえるケースも多い。また、コピー機などの周辺機器も、寄贈プログラムを利用しよう。あるいは、コワーキングスペースを利用している場合は、そこにあるものを利用させてもらう。

SNSなどで「募っています」も意外と効果あり

そのほか、文房具などの備品は、ブログやフェイスブック、ツイッターなどを活用するのがお勧め。「募っています!」と書くと、応援してくださる方々から、結構いただけたりする。僕も実は、それでいろいろ助けてもらった。

>>【vol.21「本格的な準備をしよう(情報編)】に続く

「社会を変えたい」と願うすべての人、必読の「社会起業のレシピ」がフローレンスのサイトで読めます!

YOMIURI ONLINEにて2012年11月から2015年6月にかけて連載された、「社会起業のレシピ」を、フローレンスのコーポレートサイト(本サイト)にて毎週1本ずつ公開していきます。(※「草の根ロビイング」を除く)

貧困や格差、高齢化など、私たちを取り囲む社会課題は尽きません。そうした課題を解決するための手段の1つとして注目されているのが「ソーシャルビジネス」です。

社会課題を解決するための「仕組みづくり」はどうしたらいいのか。お金はどうやって回していくのか。人を集めるには、行政とうまく付き合う方法は……など、2004年の起業当初から現在に至るまで10年以上にわたる著者 駒崎の軌跡を、超実践的なノウハウ含めて具体的に明かしていきます。

これを読んで、心が動いたあなた。そう、あなたにもできます。私たちと一緒に、「社会を変える」を仕事にしてみませんか?
※絶賛発売中の社会を変えたい人のためのソーシャルビジネス入門はこの「社会起業のレシピ」に大幅加筆・修正を加えたものです。

書いた人:駒崎 弘樹