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アクション最前線

2016/12/09

「おうち保育園すがも」&「ヘレンすがも」インクルーシブ保育の最前線がここに!?

   


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インクルーシブ保育って何?

今年の障害者週間の締めくくりとして、近年よく聞かれる「インクルーシブ保育」について紹介します。

インクルーシブ(inclusive)というのは、「包括的な」「包み込む」と言った意味の英語で、年齢や障害の有無などを問わず、様々な背景を持った子ども達が一緒に育ち合う環境のことを指します。

しかし、現在の日本では障害のある子どもとない子どもが接点を持つ機会は日常ほとんどありません。

そんな中、小規模保育園「おうち保育園すがも」と障害児保育園「ヘレンすがも」はインクルーシブに近い環境を実現した保育の現場といえるかもしれません。

2つの園は同じ建物の同じフロアにあり、おうち保育園が2016年4月に開園後、7月にヘレンが開園しました。玄関はひとつで、廊下を隔てて左右に保育室が分かれているのみ。ヘレンのお部屋にいても、おうち保育園の園児達の足音がドタドタ、泣き声も笑い声も聞こえる環境です。

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おうち保育園の園児にとっても、お散歩や遊びの時間に医療的ケアを必要とする子どもがいるのは当たり前のこと

ヘレンの子どもがおうち保育園の活動に参加すると、おうち保育園の子どもはとても喜びます。プールの水をすくってかけてあげたり、絵本を開いて持って来てくれたり、たくさんの玩具を貸してくれたり……。

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ヘレンの子どもが微かに表現する「嬉しい顔」を見るのが、おうち保育園の子どもにとっても何より嬉しいのです。

ヘレンの子ども達にも変化がありました。入園前より明らかに感情表現が豊かになった子、自分でやってみようと意思を持って手や足を動かす様子が見られるようになった子もいます。

保育者に見守られながら、たくさんの友達と関わることで、子どもは大人の想像を超えて成長していきます。

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おうち保育園の園長新保とヘレン園長の木村は声を揃えます。

子どものやりたい気持ちを大事にし、引き出すことにおいては、障害児保育も小規模保育も全く同じ。どちらの園の子どもにとっても、『お友達と遊びたい』『自分でやってみたい』という気持ちを当たり前に尊重しています」

子どもが育つ力を信じて支えるという理念を、フローレンスではどの現場のスタッフも共有しています。

この場所を中心に、みんなの心がオープンになっていった

ヘレンに子どもを預ける保護者は「ヘレンすがもに通うまでは家で母子だけで過ごしてきたが、障害のない子どもとの集団保育も経験できるなんて!」と感激されていたそうです。

また、おうち保育園の保護者も「他ではできない、良い経験になる」とヘレンの併設には大賛成していただけました。

保育士や介護士などスタッフ同士も、両園の子ども達が一緒にできる行事を考えたり、交流研修を行う中で自然にコミュニケーションが増え、自園だけの視野に留まらず、より保育への意識がオープンになったといいます。

庭を大改造して両園を迎えてくれた物件オーナーの近藤さんをはじめ、子ども達を温かく見守る地域の存在も確かに感じられるようになりました。

地域住民から玩具や物品の寄付が集まったり、夏祭りやハロウィンなど季節の行事に遊びに来る人が増え、地域でもインクルーシブの輪が広がっているようです。

垣根を取り払うことを子ども達が教えてくれる、そんな現場が「おうち保育園すがも」と「ヘレンすがも」です。

チームフローレンスの仲間を募集しています!

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おうち保育園すがも園長新保とヘレンすがも園長木村は、障害児保育事業の立ち上げ期、おうち保育園の拡大期であった約3年前に入社しました。フローレンスの激動期を共に過ごした同志。笑顔の絶えない2人の会話から信頼関係が伺えました。

大変なこともあるけど、いつも子ども達に癒やされてきたよね」と大きく頷きあう2人。親子の笑顔を想うミッションで繋がっているからこそ、よいチームが生まれるのですね。

フローレンスの小規模保育「おうち保育園」、障害児保育園「ヘレン」は、新規開園を続々控えています。

「子どもの育つ力を最大限輝かせる保育がしたい」
「オープンな現場で丁寧に子どもと関わってみたい」
「介護や看護の分野で培った専門性を活かしたい」

そんな方は、ぜひチームフローレンスの一員になりませんか?

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書いた人:岡水 恵弥