• Home
  • News
  • アクション最前線
  • 子どもたちと家庭の笑顔を守るために: 保育スタッフを対象に、虐待予防セミナーを行いました! 

News

アクション最前線

2016/12/22

子どもたちと家庭の笑顔を守るために: 保育スタッフを対象に、虐待予防セミナーを行いました! 

   


DSC_0307

増加の一途をたどる児童虐待と、保育の現場でできること

みなさん、ご存じでしょうか。
児童相談所での児童虐待の相談対応件数が、この25年で約100倍になっていることを。

無題

(出典)厚生労働省 平成27年度 児童相談所での児童虐待相談対応件数(速報値) 

児童虐待は、家庭だけの問題ではありません。

行政機関からの公的サポート、子育て家庭の孤立化を防ぐ地域の温かい目、小中学校など教育機関の関わり、幼稚園や保育園との連携など、子どもたちを取り巻く大人全員の関わりがとても大切です。

フローレンスは、病児保育、障害児保育、小規模保育など様々な保育を行っていて、スタッフは、数多くのお子さん、そして保護者の皆さまと日々接しています。その中で、残念ながら児童相談所への通告など行政機関との連携が必要になるケースも起きています。 この事例は一つのきっかけにすぎませんが、どの保育現場でもサポートが必要なお子さんやそのご家族に気づいて適切な支援を行うことができるよう備えることはとても大切です。

保育スタッフが、虐待予防についての理解と、お子さんやご家族への支援についての学びを深めるため、研修の一環として、虐待予防セミナーを開催しました。

セミナーでは、認定NPO法人エンパワメントかながわ様から、阿部真紀理事長、藤井和子理事のお二人を講師としてお招きし、当日は保育スタッフ、看護師、事務局スタッフなど約100名が集まる、充実した研修になりました。

認定NPO法人エンパワメントかながわ様は、「暴力のない社会の実現」をミッションに、子どもたちへの予防教育、保護者向け・教職員向けワークショップや研修などを精力的に行っているNPO法人です。今回は、「保育士向け虐待防止プログラム」として、「子どもの人権を守る」、「親へのエンパワメント」の2部構成で現場スタッフ向けの研修を実施していただきました。

虐待防止セミナー

ワークを中心にした実践的な研修!

研修は、前半の「子どもの人権を守る」をテーマに、CAP(キャップ:Child Assault Prevention)という、子どもがいじめ・虐待・体罰・誘拐・痴漢・性暴力などさまざまな暴力から自分の心とからだを守る、暴力防止のための予防教育プログラムから始まり、人形劇やワークを交えての活気ある研修となりました。

後半は、「親へのエンパワメント」をテーマに、まず、保護者の気持ちを表す様々なキーワードを参加者から募り、発表し、子育て期の保護者理解を進めました。その後は、3人一組で「保育士、保護者、観察者」の役割を交代で行うグループワーク。実践的なコミュニケーションを理論だけでなく、体で吸収することができました。

DSC_0332

フローレンスの保育者として、学び続ける

アンケートから、参加したスタッフの声をいくつかご紹介します。

<参加者からの声>
・マイナスの言葉をプラスに置き換えたり、親御さんとのコミュニケーションに実践しようと思います。
・保育者として、虐待に繋がる小さなサインに気づくよう日頃から子どもや保護者とのコミュニケーションを大切にしたい
・全ての人権と子供の権利と結びつく内容であり、良く理解した上で、言葉を話していこうと思いましたし、よく人の話を聞き、言葉を引き出せる関わりを心掛けます。
・今までは、保育する側の気持ちの方が知らず知らずに優先されていた気がします。これからは、相手の気持ちを受け入れる事から考える様にしたいです。

単に研修に参加しただけで終わらせず、明日からの保育現場でどう実践していくか、この学びをいかに保育現場につなげていくのか、という決意が強く感じられる声が多かったのが印象的です。

また、「保護者の方とのコミュニケーションについて、心理的なサポートやアプローチについて、さらに学べる機会があればと思います。自分でも探してみます。」という声が代表するように、この研修をきっかけに、更に学びを深めたい、というスタッフも多く、フローレンスの「学び続ける保育者」を実感した一日でした。

DSC_0382

おうち保育園や障害児保育園ヘレンといった施設型保育、病児保育と障害児訪問保育アニーといった居宅型のマンツーマン保育など、フローレンスにはさまざまな保育現場がありますが、今回は保育スタッフだけではなく、看護師や事務局スタッフも参加しました。

2004年に数名で始まったフローレンスもどんどん拡大し、2016年現在は全体で400名以上、保育・医療・調理など現場スタッフだけでも300名を超える規模になっていて、他部署の保育の様子を知る機会が少なくなっています。今回は、集団とマンツーマン保育の違いを改めて知ったり、職種を超えて苦労を分かち合ったり、といった部署を超えた貴重なコミュニケーションの場にもなりました。

フローレンスは、子どもは社会全体で育んでいくものだと考えています。私たちの「みんなで子どもたちを抱きしめ、子育てとともに何でも挑戦でき、いろんな家族の笑顔があふれる社会」というビジョンを実現するためにも、保育現場にいる私たちも子どもたちを育む一員として、今後もより良い保育に努めていきたいと考えています。

—————————————–

認定NPO法人エンパワメントかながわ http://npo-ek.org/

—————————————–

フローレンスでは、スタッフを募集しています。私たちの仲間になりませんか?
詳しくは下記URLをチェック!

【病児保育事業部】往診ドライバー

子どもたちと家庭の笑顔を守るために: 保育スタッフを対象に、虐待予防セミナーを行いました! 
増加の一途をたどる児童虐待と、保育の現場でできること みなさん、ご存じでしょうか。 児童相談所での児童虐待の相談対応件数が、この25年で約100倍になっていることを。(出典)厚生労...

【障害児保育園ヘレン】送迎居宅保育スタッフ募集 

子どもたちと家庭の笑顔を守るために: 保育スタッフを対象に、虐待予防セミナーを行いました! 
増加の一途をたどる児童虐待と、保育の現場でできること みなさん、ご存じでしょうか。 児童相談所での児童虐待の相談対応件数が、この25年で約100倍になっていることを。(出典)厚生労...

【みんなのみらいをつくる保育園】調理スタッフ(オープニングスタッフ)

子どもたちと家庭の笑顔を守るために: 保育スタッフを対象に、虐待予防セミナーを行いました! 
増加の一途をたどる児童虐待と、保育の現場でできること みなさん、ご存じでしょうか。 児童相談所での児童虐待の相談対応件数が、この25年で約100倍になっていることを。(出典)厚生労...

書いた人:篠田 美穂