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アクション最前線

2017/10/10

8つのNPOの若手スタッフによる3ヶ月間の合同研修、その意味とは


shokai

「NPOで働く」ことが普通の時代になってきました。

今、NPOで働くことを選んだ20代の若者を対象とした、あるプログラムが行われています。

このプログラムは、複数のNPOの若手スタッフが集まり、3ヶ月かけて行われます。4回の集合研修と、グループワークをベースに、社会問題に対する提言をつくっていくというのがその内容です。

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昨年度、5団体のNPOの若手スタッフを対象として始まったこの企画。今年度は、「子どもを社会に送り出すまでの領域」で活動する、8つのNPOから、19名の若手スタッフが集まりました。

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なぜ若手スタッフを育成するのか?

研修の冒頭、フローレンスのディレクター宮崎が、このプログラムを実施する背景を説明しました。

npo_6「直接的なきっかけは、フローレンスが、毎年新卒採用を行うようになったことです。自社だけ育成をするには、人数も少ないし、面白くない。だから人を集めて合同研修を企画しました。

ではなぜソーシャルセクターの、若手の皆さんをお呼びしたのでしょうか?株式会社の若手や、ベテランでもいいわけです。
答えは、「求められているから」です。

私たちは、既存のプレイヤーがこれまで解決出来なかった問題を解決するために存在しています。社会問題は、何かを納品したら解決するわけではない。知恵を絞って、新しい何かを産み出してみる。不透明だけれど、チャレンジしてみる。そんな行動が、非常に重要だと思っています。だから、皆さんを選びました。

皆さんが成長することは、課題解決のスピードを上げることにつながります。そしてそれはすなわち、日本がもっと「速く」よくなることです。皆さんは、日本がもっとよくなるための種です。皆さんが育って、花開くことが、求められているから、この場を企画しています。

未来のための”種”であり、社会問題を解決する重要なピースである若手スタッフのために、今回の研修のために、多くの方が力を貸してくださいました。

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(左)NPO法人フローレンスディレクター宮崎、(右)NPO法人フローレンス理事松山

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(左)NPO法人Learning for All 代表理事 李さま、(中)NPO法人フローレンス 井上 -本プログラムコーディネーター – 、(右)リーダーシップ・レディネス・ラボ副所長 田中さま -プログラム監修-

これから社会問題を解決していくために、最重要のスキルを学ぶ。

では、いったい、この研修では具体的に、何を学んでいくのでしょうか?集合研修では、これまでに社会問題を解決しようと試行錯誤する中で、とても重要だと考えている3つのスキルを学んでいきます。

1. 多様な人と合意形成をしていくために必要な、「ファシリテーション」のスキル。

2. ファンや、リソースを獲得するための「プレゼンテーション」のスキル。

3. 子供の貧困問題など、複雑な問題にチャレンジしていくための「システム思考

今年度初回の研修は9月27日に行われました。はじめて参加者が集まる場となった今回は、自団体の紹介プレゼンテーション、ファシリテーション研修、そして、自分のこれまでの人生を開示していく、マイストーリーの共有を行いました。

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最初の自己紹介の様子。自己紹介のインパクトの大きさ競っています!?

GOB Incubation Partnersの櫻井さまより、「事業を推進する」「ビジネスをうまく回す」「社会をよりよくする」触媒なるためのファシリテーションの基礎を学びました。

GOB Incubation Partnersの櫻井さまより、「事業を推進する」「ビジネスをうまく回す」「社会をよりよくする」触媒になるためのファシリテーションの基礎を学びました。

このプログラムは、同世代の仲間達と、自分自身の学び・成長のためのサードプレイスとなるようなコミュニティを形成していくことも大きな狙いです。

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3ヶ月間、本気で意見や、思いをぶつけ合っていく、そんな中でどんなドラマが生まれるのでしょうか?

今後もこの研修の様子をお伝えしていきます!

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書いた人:山崎 岳