法人として寄付を検討している方はこちらへ

フローレンスは、児童福祉支援活動の分野において東京都で最も早く「認定」を受けた認定NPO法人のひとつです。

あなたのご寄付を支援に変えて、
ひとり親に届けます

寄付写真1

例えば8,400のご寄付で

こどもの看病で仕事を休むことが失業のリスクに直結しやすいひとり親家庭1世帯に、就労を支える病児保育を、1ヶ月提供できます。

寄付写真2

例えば10,000のご寄付で

経済的困難や孤立など、さまざまな困りごとを抱える家庭5世帯にお米5kg程度(※)のお届けと、それをきっかけとした “つながる活動” を行うことができます。
※状況に応じてお送りする内容は食品・日用品・金券等から選択しています。

寄付写真3

例えば50,000のご寄付で

より多くの方々に社会問題を知っていただくための記事制作や発信、記者会見等をおこなうことができ、課題を可視化して社会の機運や制度を変えることにつながります。

150円からのご寄付で
多くのこどもを救えます

フローレンスへのご寄付は寄付金控除の対象となります。

いまこの日本で
起こっている
ひとり親家庭の貧困

ひとり親家庭の貧困問題

母子家庭の58%が、年間就労収入200万円未満という状況に置かれています。
就業している母親の半数以上が、非正規の仕事に就いており、こどもの看病でも休むことができず、不況の際には真っ先に不利な立場にさらされています。 親の収入格差が、こどもの教育やさまざまな機会の貧困に繋がっており、世代間での貧困の連鎖も起きています。
また、「実質ひとり親」と呼ばれる家庭もあります。別居中・離婚前でこどもと同居している実質的なひとり親家庭を指す造語で、法律上離婚しておらず、ひとり親が受けられるはずの支援からこぼれてしまっています。

※厚生労働省「平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果」

ひとり親家庭の現状

仕事を休んだら収入が絶える
派遣社員で働いています。有給休暇は小さいこどもが病気になった時に使い切ってしまい、自分が病気になっても休むことができません。休めば収入が途絶えてしまいます。
自分のご飯を抜いて、
こどもたちに
新型コロナウイルスの影響で、職場の経営状況が厳しくなり、シフトを減らされました。自分の昼食を抜いて、こどもの食事にあてています。毎日の食事すらままなりません。
毎日の生活がギリギリ
娘がいますが、日々ギリギリの生活を送っているため、お誕生日プレゼントやケーキどころか、ランドセルや七五三の写真も何も準備することができません。
養育費がない、
習い事も通えない
こどもが学習塾に通いたいと言っていますが、月謝が払えません。離婚した元夫は養育費を支払ってくれません。習い事もさせられず、他のこどもと同じ機会を与えられない状況です。

息子を1人で育てているようこさん(仮名)のエピソード

妊婦さんの写真

わたしはひとり親で、派遣社員として働いています。有給休暇は息子が病気にかかった時に使い果たしたので、自分が病気になっても休むことができません。

新型コロナウィルスが流行したときに保育園が休園になったときには本当に困りました。こどもを預かってもらえないと仕事に行くことすらできません。

休めば収入が途絶え、生活がますます厳しくなりました。

さらに、最近は円安の影響で、職場の経営状況が悪化し、シフトが減らされてしまいました。毎日の生活が不安定で、わたしの昼食を我慢して、その分を息子の食事に充てる日々です。

誕生日や特別な日にお祝いをしたいと言っていますが、ギリギリの生活で贅沢なことはできません。誕生日プレゼントやケーキだけでなく、ランドセルや七五三の写真も用意することができませんでした。

息子がサッカーを習いたいと言っていますが、月謝の支払いが難しいので、我慢してもらっています。元夫からの養育費も得られず、こどもに機会を与えることが難しくなっています。

生活の先行きがとても不安です。

※個人が特定されないよう利用者さんから寄せられたいくつかのメッセージを基に作成したエピソードです。

データで見る
ひとり親家庭を取り巻く現実

ひとり親家庭の貧困率

48.1%

ひとり親の約半数が相対的貧困 2019年の日本のひとり親世帯の相対的貧困率は48%※1と高い数値です。じつに、ひとり親の半数近くが、相対的貧困に苦しんでいることになります。近年は円安による物価上昇により、貧困が加速することが予想されます。

シングルマザーの平均年収

243

シングルマザーの貧困リスク 平成27年のシングルマザー自身の平均年収は243万円※2とシングルファーザーと比較すると低い水準です。働くシングルマザーのうち正規雇用で働く人の割合は44.2%に対し、パート・アルバイト・派遣社員の割合は48.4%と、非正規雇用のシングルマザーの方が多い現状があります。

養育費を受け取ったことがない
シングルマザー

56%

離婚後に養育費が支払われない ひとり親となる要因の多くは離婚です。しかし、離婚後に元夫が養育費を支払わず、シングルマザーが自分の収入だけでこどもを育てるケースも多くあります。厚生労働省の調査によると、こどもを育てるシングルマザーのうち養育費を受け取ったことがないと答えた人は全体の56%※3。半数以上ものシングルマザーが養育費なしで子育てをしています。

※1 出典:厚生労働省「2019年 国民生活基礎調査の概況」
※2 出典:厚生労働省「平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果報告」
※3 出典:厚生労働省「平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果報告」

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フローレンスのアクション
ひとり親貧困問題

フローレンスは
どんな境遇のこども
未来に希望を抱き、
笑顔で暮らせる社会
目指しています。

フローレンスのひとり親支援

  • 低価格で利用できる病児保育の
    「ひとり親支援プラン」を提供
  • コロナ禍の休園・休校対応として会員に健康児保育を無償提供
  • 食品・日用品の提供
  • 困窮家庭の見守り支援
  • 「ひとり親向けライター育成プログラム」を提供
  • こどもの心を育む、レジャー施設や習い事などでの体験の提供

2008年〜
病児保育ひとり親支援プラン

  • 親御さんの
    就労支援
  • 病児保育の
    提供

シングルマザー、シングルファザー家庭を対象に、低価格で病児保育が利用できるプランを提供。
仕事を休めない日に限ってこどもが熱を出し、どうしよう!と困った時、フローレンスが力になります。親御さんが安心して働けるよう、全力でサポートしています。

2017年〜
こども宅食

  • 食品・日用品
    の提供
  • 必要な支援
    への連携

東京都文京区で、経済的に厳しい状況にあるなど、様々な困りごとを抱える子育て家庭に、定期的に食品を届けるこども宅食事業を開始。配送による生活のサポートとコミュニケーションを通じて必要な支援先に繋ぎます。

2018年〜
こども宅食応援団

  • 「こども宅食モデル」
    を全国へ展開

「こども宅食」の手法を通して、アウトリーチ型の福祉を全国へ広めるため、一般社団法人こども宅食応援団を設立。全国各地で行われる「こども宅食」について、各地域に合わせた形で伴走支援を行っています。

2020年〜
新型コロナ
こども緊急支援プロジェクト

  • 食品・日用品
    の提供
  • 病児・健康児
    保育の無償提供

コロナ禍の緊急支援として、ひとり親家庭へ食品・日用品支援や相談支援を実施。また、お子さんの臨時休校・休園対策として健康児の無料保育等を提供しました。

2023年
夏休み格差をなくそう
プロジェクト

  • 体験機会の提供

全国からの寄付を原資に、企業からのレジャー施設や習い事などの体験の機会提供をいただき、ひとり親家庭や経済的な事情等で夏休みの思い出を作れないこどもたちに様々な体験を届けました。

病児保育ひとり親支援プランの
実績

ひとり親支援プランの支援人数1,583

2022年度までの実績

コロナ禍でのひとり親支援実績

支援を届けたご家庭のべ11,100世帯以上

(2020年度末時点)

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支援を受けた
ひとり親家庭からの
メッセージ

あなたの支援で変わる未来

フローレンスの活動は
これまで20,000人の方に
ご支援をいただいています。

わたしたちと一緒にこどもと、子育てに悩む家庭に
明るい未来を届けませんか?

毎月定額を寄付する

マンスリーサポーター募集中!

月1,500円からの継続寄付で、
こどもたちを支援していただくマンスリー
サポーターを募集しています。
継続的な支援が、大きな支えとなっています。

お使いいただけるクレジットカード
VISA mastercard JCB AMERICAN EXPRESS Diners Club INTERNATIONAL

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ご寄付をいただいた方には

入会時
入会キット(フローレンスの活動をお伝えする資料)をお届け
月1回
限定のメールニュース、動画・音声などで最新の活動をご報告
年1回
イベントや講演会のお知らせ、事業報告会へご招待

フローレンスへの寄付金は
寄付金控除の対象となります

確定申告を行うことで寄付金から2,000円を引いた額の
最大50%(所得40%+10%※1)が戻ってきます。

※1 住民税も寄付金控除の対象になり、東京に在住されている場合は10%が住民税より控除されます。
ただし、各自治体によって異なります。

東京都にお住まいの方が
毎月3,000円の寄付を1年間行った場合

税額控除方式で計算すると

ひと月あたりの実質負担額およそ1,583円
  • ※控除額には一定の上限額があります。また、所得によっては「所得控除方式」を選択した方が有利な場合があります。詳しくは最寄りの税務署にお問い合わせください。
  • ※住民税の控除割合は最大10%(都道府県民税4%/市町村住民税6%)です。お住まい自治体によって異なります。

東京都にお住まいの方が
年間3万円の寄付を行った場合

控除額を税額控除方式で計算すると

実質負担額16,000円
  • ※控除額には一定の上限額があります。また、所得によっては「所得控除方式」を選択した方が有利な場合があります。詳しくは最寄りの税務署にお問い合わせください。
  • ※住民税の控除割合は最大10%(都道府県民税4%/市町村住民税6%)です。お住まい自治体によって異なります。

支援者からのメッセージ

  • ひとり親で息子を育てました。これからは恩返しです。少しでも将来担うこどもたちの力になれたらと思い寄付をはじめました。有効利用を宜しくお願いします。
  • 日々ニュースで流れる「こどもの虐待」「こどもの貧困」を目にして、何かしたいと考えてており、そんな時に思いついたのが「寄付」と言う形でした。
    そして、自分自身の考えに最も近い活動をしていたのがフローレンスでした。これからの世界を築いていくこどもたちを守るため、微力ながら経済的支援をしていきたいと思います。
  • こどもが笑顔で暮らせない国に未来はありません。こどもたちが生きる時代へ、さらに良い国にしてバトンを繋ぎたいです。 一人一人の力は小さくても結集して、大きな力にしていきましょう!

よくあるご質問

寄付の領収書を発行してもらえますか?
はい、発行します。
領収証の発行は、原則として12月31日で締め、翌1月下旬~2月上旬に発行、お手元にお送りします。ご寄付の都度の送付をご希望の方は、その旨、フローレンス事務局までお申し出ください。
なお、領収書の宛名は、ご寄付の際にお知らせいただいたお名前でお送りします。
フローレンスへの寄付は、税額控除の対象になりますか?
はい、フローレンスは寄付控除対象となる東京都の認定を受けている「認定NPO法人」なので、寄付金控除の対象になります。
個人の方の場合、寄付額が2,000円以上であれば、確定申告を行うことで寄付金控除が受けられます(年末調整では申告できません)。
寄付金控除については、次の2つの方法があり、どちらか有利な方法を選択できます。

(1)所得控除 …(合計寄付金額 – 2,000円)=寄付金控除額(その年の所得から控除されます)
(2)税額控除 …(合計寄付金額 – 2,000円)×40%=寄付金控除額(その年の所得税から控除されます)

なお、 控除額には一定の上限額があります。
また、どちらが有利な方法になるかは所得などによって異なります。詳しくは最寄りの税務署にお問い合わせください。
また、住民税控除については、各都道府県、各市区町村によって異なります。詳しくはお住まいの自治体にお問い合わせください。
なぜ継続的な寄付が必要なのですか?
継続的にご支援いただくことで事業運営が安定し、より多くの方々へのサポートと笑顔につながっていきます。また、ご支援が原動力となり、新型コロナウイルス感染拡大のような緊急時にもスピーディな対応が可能になります。
その他にも、わたしたちが実行している迅速な署名活動、アンケート調査、記者会見やロビイングを通じての政策提言など、実際に制度や仕組みを変えて社会をアップデートしていくソーシャルアクションも、皆さんからの継続的なご支援に支えられています。
毎月の寄付を止めること・金額を変更することはできますか?
寄付の停止、寄付金額の変更は、いつでもお申し出いただけます。
寄付会員専用のお問い合わせフォームよりご連絡ください。
寄付をするとメールが届くことはありますか?
はい、あります。寄付のお申込みを確認した際や、活動報告・各種お知らせなどをメールにてお送りしております。

※弊会で使用しているメールアドレスは「kifu@florence.or.jp」「spr@florence.or.jp」など、@マーク以降のドメイン名が「florence.or.jp」のみとなっております。それ以外のドメイン名は、弊会とは無関係の不審なメールの可能性がありますので、記載されているURLへのアクセスや返信は行わないようご注意ください。

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フローレンスについて

「こどもの看病をしたら
会社をクビになった」フローレンス設立ストーリー

こんにちは。認定NPO法人フローレンス
会長の駒崎弘樹です。

ストーリー1

フローレンスを立ち上げたきっかけは、大学生の頃。ベビーシッターをしていた母から聞いた、ある母子家庭の話でした。

その母親は、こどもが熱を出して保育園に行けず、会社を休んで看病をしていたのですが、なんとそれを理由に、会社をクビにされてしまったというのです。

こどもの病気で悩む親御さんとこどもを助けたい。そんな想いで立ち上げたのが、保育者が自宅に伺って病気のこどもを保育する、フローレンスの病児保育です。

日本初の訪問型病児保育

ストーリー2

フローレンスを設立した2004年当時はまだ「病気のこどもは親が看るのが当たり前」という風潮がありました。しかしサービスをスタートさせると、予想を大きく上回る利用希望者からの声が届きました。病児保育はまさに子育て世代が待ち望んでいたものだったのです。

今では利用者の方も増え、2022年度には病児保育を行った件数が累計10万件を超えました。2008年からは、ひとり親家庭を対象に、寄付を原資に低価格で病児保育が利用できる「寄付によるひとり親支援プラン」を開始し、2022年度までにのべ1,583人のひとり親家庭のお子さんに病児保育を届けています。

病児保育の影響は全国へ

ストーリー3

徐々に拡大していったフローレンスの病児保育が注目され、2015年には訪問型病児保育を題材にしたドラマが放送されました。

また、今までは「病児保育」という言葉すらなかったところから、政治家の公約に「病児保育の充実」が入ったり、全国自治体で病児保育の予算化が行われたりするなど、病児保育の環境を全国的に充実させる仕組みができあがったのです。

半径5メートルの小さな取り組みから社会の「あたりまえ」を変えるフローレンスの活動は、皆さんの支援によって成り立っています。是非、これからも皆さんと共に様々な家族を救っていきたいと思っています。

会長プロフィール

駒崎弘樹

1979年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業後、「地域の力によって病児保育問題を解決し、子育てと仕事を両立できる社会をつくりたい」と考え、2004年にNPO法人フローレンスを設立。

政策提言や担い手の育成を行うため、2012年、一般財団法人 日本病児保育協会、NPO法人 全国小規模保育協議会を設立、理事長に就任。2015年、全国医療的ケア児者支援協議会を設立、事務局長に。

公職としては、2010年より内閣府政策調査員、内閣府「新しい公共」専門調査会推進委員、内閣官房「社会保障改革に関する集中検討会議」委員などを歴任。

現在、厚生労働省「イクメンプロジェクト」推進委員会座長、内閣府「子ども・子育て会議」委員、東京都「子供・子育て会議」委員、横須賀市こども政策アドバイザーを務める。

著書に『政策起業家 「普通のあなた」が社会のルールを変える方法』他多数。

一男一女の父であり、こどもの誕生時にはそれぞれ2か月の育児休暇を取得。

法人さまからのご支援(ご寄付)について

団体さまからの認定NPO法人へのご寄付は、税制上の優遇措置として、一般寄付金の損金算入限度額とは別枠で、特別損金算入限度額の範囲内で損金算入が認められています。

法人さま向けの詳しい資料もご用意しておりますので、「とりあえず資料がほしい!」というご担当者の方も、ぜひお気軽に以下問合せボタンよりお問い合わせください。

法人の写真

お問合せの際には、フォームの「2. ご検討いただいているご支援についてお伺いします」の項目に「ひとり親支援に関する問い合わせ」などとご記入ください。

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