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アクション最前線

2018/02/19

認定を更新しました。ところで「認定NPO法人」と普通のNPO、一番の違いをご存知ですか。

 


WN180219

フローレンスは、2012年12月7日東京都より認定NPO法人の認定を受け、このたび初となる5年目の更新を行いましたので、お知らせいたします。

全国約50,000法人のうち、認定NPO法人は975団体(2018年2月現在)

1995年の阪神淡路大震災がきっかけとなり、1998年、特定非営利活動促進法(NPO法)ができました。2018年は「特定非営利活動促進法(NPO法)」の制定、施行から20周年にあたります。

NPO法人は、民間企業では収益化が難しくリーチしにくい対象者へのサービスを実施したり、行政が拾いきれていない社会問題の解決にいち早く動く法人、いわば社会の利益のために活動している団体と言えばわかりやすいかもしれません。
現在、日本のNPO法人数は50,000団体を超えています。

中でも、「認定NPO法人」というNPO法人がありますが、「認定NPO法人」とは、NPO法人のうち「一定の基準を満たしている」と所轄庁(都道府県・政令市)が認めた法人のことです。
広く一般から支持を受けているか、その活動や組織運営が適正におこなわれているか、より多くの情報公開が行われているかなど、様々な視点から判定されますが、NPO法人と比べ「より客観的な基準において、高い公益性をもっている」というお墨つきをもらっている団体が認定NPO法人であると言えるでしょう。

自治体による認定制度は2011年からはじまりましたが、フローレンスは東京都の認定NPO法人として最も初期に認定された法人です。認定後は5年経過すると更新の審査手続きがあります。

 
一般のNPO法人と認定NPO法人の一番の違い

一般のNPO法人と認定NPO法人の一番の違いは【寄付者への税制優遇】です。
みなさんが公益性の高いNPO団体に寄付をした場合、それは納税と同じレベルで社会問題の解決に参加していると国や自治体が認めているということですね。

税制優遇を受けられます
※詳しくはフローレンスwebサイト寄附金控除解説ページへ!

認定の有効期間(5年)の更新を受けようとする認定NPO法人は、有効期間の満了の日の6ヶ月前から3ヶ月前までの間に更新の申請をし、 有効期間の更新を受けることとなりますが、今回フローレンスは初めての更新時期を迎えました。

認定更新の裏側は激アツだった!

今回の認定NPO更新のプロジェクトリーダーを担当した秋葉に、認定更新の「裏側」について聞きました。

 
働き方革命事業部 認定更新プロジェクトリーダー:秋葉千枝子

akiba

東京都としても「認定NPO法人」の更新は初めてのこと。しかも、スタッフを600人も抱えるフローレンスのように大規模なNPO団体は他にはありません。「認定更新には何が必要か?」を東京都サイドも試行錯誤しながらモデル化をする最初の年でした。

 
認定更新申請期限の2017年9月6日からちょうど1年前の2016年9月6日に、経営・経理・人事・法務の担当者を集め社内キックオフを行いました。何から手をつけてよいやら分からないところから、必要となる書類や情報について情報を集めて、一つ一つタスクに落としてつぶしていく作業。

キックオフ後の2016年9月末に東京都にご相談にも伺いました。

 
約1年半もの長い長い道のり…!
5年前に認定を受けた時の担当者は既に退職していたため、社内に認定について分かる人がいないという、とにかく孤独な戦いでもありました。最終的に提出書類は50種類以上、気が遠くなる日もありましたよ。でも、「ぜったいに、認定を更新する。ぜったいにやりきってみせる」その信念は一度も揺らぎませんでした。

だって、フローレンスの活動を信じてご寄付いただいた方が2000人以上もいるんです。 
フローレンスのサービスを利用する方も、フローレンスの活動をフォローしてくださっている方も数千人規模。

そして何より、私たちスタッフは全員、どこから審査していただいても恥ずかしくない活動を日々地道に行ってきました。各事業の現場スタッフ、バックオフィスを務める本部スタッフ、プライドをもって働いています。

 
NPO法や寄付税制などの法制度制定と、その改正活動の専門家である「
NPO法人シーズ・市民活動を支える制度をつくる会」の代表、関口宏聡さんにも多大なご協力やアドバイスをいただき、社内外を巻き込みながらなんとか更新申請手続きが完了。申請は7月11日に提出し、11月1日に本社で現地監査を受けました。

上場企業で一般的に行われる監査法人による監査をイメージしていただければ分かりやすいでしょうか。1日個室にこもってあらゆる書類のチェックを受けます。すごい緊張感でしたね…。

 
監査後、すぐに認定更新の手続きとなるのかと思っていましたが、その後修正等も入り2017年年末までに認定更新のお返事はいただけなかったのです。社内全体が「万が一、認定更新できなかったら…どうしよう?!」とまさかの事態が頭をよぎり始めた年明け1月9日、
ついに「認定更新通過」の入電が!! 


関係者と抱き合って喜びましたね。ずっと張りつめていたので泣き出してしまうスタッフもいました。

過去5年分の理事会、総会、各種資料を時系列にファイリングした日々、寄付領収書の控えを200人ずつ5年分通し番号をつけて提出したこと…デイリー業務の傍らコツコツ準備してきたことが、報われた瞬間でした。

これからも胸を張って言えます。

私たちフローレンスの活動をこれからも応援してください。一緒に社会を変える仲間になりませんか、と。

 
フローレンスへのご支援を引き続きよろしくお願いします

認定NPO法人が担う社会的責任は、寄付者のみなさんをはじめ行政や他団体など、様々なステークホルダーと協力して誰もが幸せに暮らせる社会をつくることだと思います。

フローレンスは「みんなで子どもたちを抱きしめ、子育てとともに何でも挑戦でき、いろんな家族の笑顔があふれる社会」を実現するために、これからも社会課題を最前線で解決していきます。ひとり親世帯や、保育を受けるチャンスのない障害児、予期せぬ妊娠で悩む女性など、現在行政のセーフティネットが十分整備されていないために独りで悩みを抱え大変困っている方々が、私たちのサービスのお届け先です。

制度改革に働きかけ、行政に解決モデルを提案していく一方、支援はノンストップで必要です。

引き続き、認定NPO法人フローレンスはみなさまからのご支援・ご協力をお待ちしています。

ひとり親家庭支援への寄付はこちら

障害児保育、赤ちゃん縁組など、フローレンスの活動全般への寄付はこちら

書いた人:岡水 恵弥


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