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2019/07/09

東京マラソン2020チャリティ フローレンス広報大使・寺田明日香さん 日本陸上競技選手権おめでとう!特別対談 寺田明日香×駒崎弘樹

       


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昨年度に引き続き、「東京マラソン2020チャリティ」の寄付先団体に選出されたフローレンス。

東京23区の障害児保育を希望するすべての家庭に保育の受け皿を提供するため、障害児保育園ヘレンと、障害児訪問保育アニーのサービス拡充のため本チャリティ事業に参加します。

東京マラソン2020チャリティのフローレンス広報大使としてチャリティを盛り上げる”チャリティアンバサダー”は、今回も現役ママアスリートの寺田明日香さんが引き受けてくださいました!

そんな寺田さんが、先月行われた大会で大きな偉業を果たしました。

寺田明日香さん 日本陸上競技選手権大会 女子100mハードル3位で表彰台に!

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寺田明日香さん

<プロフィール>1990年1月14日生。北海道札幌市出身。小学校4年生から陸上競技を始める。アジア選手権では銀メダルを獲得。引退後、2014年から早稲田大学人間科学部で幼児体育を専攻。2016年夏に「7人制ラグビー」に競技転向する形で現役復帰し、2018年12月にラグビー選手としての引退と陸上競技への復帰を表明。再び陸上競技選手として、そして、幼児を子に持つママアスリートとして、2020年東京オリンピックを目指す。

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一度は、陸上競技の舞台から離れた寺田さんですが、出産・育児をしながらも、スポーツの世界で新しいことに挑戦を続けました。

今回の大会は、寺田さんにとって6年ぶりの日本陸上競技選手権だったということですが、ブランクを感じさせない走りで、見事女子100mハードル3位で表彰台に上がりました。

そんな寺田さんの復活は、同じように子どもを持つ親御さんたちをとても勇気づけました

寺田さんの快挙を記念して、昨年の東京マラソン2019大会を前に行った、寺田さんとフローレンス代表 駒崎の対談をお届けします。

日頃から非モテ・非体育会系を公言する駒崎は、2019大会が初フルマラソンでした。この対談で、駒崎はトップアスリートの寺田さんに勇気づけられ、見事完走できました。

東京マラソン2020大会で初めてフルマラソンを走る方も、何度もフルマラソンを走ったことがある方も、子育てをしながらアスリートを続ける寺田さんからの言葉で、さらに2020大会へのモチベーションが上がるのではないでしょうか。

※この記事は2018年6月実施の対談の一部を抜粋・改変したものです。

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 フローレンス代表 駒崎弘樹

<プロフィール>1979年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業後、NPO法人フローレンスを設立し日本初の共済型・訪問型の病児保育事業をスタート。その後も待機児童問題や障害児保育問題の解決のため次々と新規事業を立ち上げる社会起業家として知られる一方、自称超文化系、運動は大の苦手だという歴史オタク。

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  • 駒崎

    駒崎

    オリンピック出場を目指していらっしゃるんですね!

  • 寺田

    寺田

    はい、目指してます!

    そういえば、ちなみに東京オリンピックのマラソンコースは東京マラソンのコースなんですよね

  • 駒崎

    駒崎

    おおー!それはかなりモチベーションがあがりますよね。

    東京オリンピックも今まであまり実感がなかったけど、寺田さんを観戦しにいけると思うと楽しみになってきました。

体育会系・根性論の日本、もっとスポーツを楽しんでいい

  • 寺田

    寺田

    オリンピック・パラリンピックを一過性のお祭りにせずに、みんながスポーツに親しんで健康に過ごすきっかけになるといいですよね。

  • 駒崎

    駒崎

    日本でスポーツというと原体験が「体育の授業」「部活」ですよね。これが運動嫌いにさせる装置だと思うんですよ。体育で競争させられたり部活でしごかれたりはイヤだけど、体を動かすのは好きっていう人は多いはず。

    僕、高校のときアメリカに留学していたんですけど、アメリカは体育の授業がめっちゃ楽しかった。部活もすごく楽しかったんです。みんなスポーツする時に笑顔なんですよ。スポーツを笑ってやるって、僕にはすごく新鮮だった。

    日本で体育や部活を笑ってやろうものなら「こら!気合入れろ」「真剣にやれ!」と怒られるのに。

    部活はレスリング部に入って、初めてレスリングをやったんですけど、楽しいから一生懸命練習してたらすごい強くなっちゃって。運動嫌いだった自分がレスリングで三冠王になって、チームメイトやホストファミリーがすごく喜んでくれて……。こんなにスポーツって楽しかったんだと嬉しかった。

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駒崎が高校生時代留学していたころの様子

  • 寺田

    寺田

    日本では部活などでもその競技一本にしぼって全てを投げ売って取り組む、というのが美しいとされてきましたが、スポーツの上達に一番必要なのは「好き」「楽しい」という気持ちです。私も子育てをしていて、娘が「スイミングが大好きだから頑張る」と言う様子を見て、これがスポーツの原点だなって感じます。

ママ×アスリートはロールモデルがなく、保育園にも入れない現状

  • 駒崎

    駒崎

    娘さんのお話が出ましたが、寺田さんのすごいところはなんと言っても子育て中のママアスリートでいらっしゃるということ。昔、柔道の選手が「ママでも金」と言ったことがありましたが、アスリートと子育ての両立は難しいという前提があって出た言葉だと思うんですよね。

    実際どうですか?

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先月行われた日本陸上競技選手権では夫と娘も声援を送った

  • 寺田

    寺田

    本当に難しいです。

    日本では、妊娠して出産して、競技に戻るっていう選択肢が現在ほとんどありません。ロールモデルがほとんどないんです。海外ではわりと普通にママアスリートはいて、モデルケースがあるし、時期に合わせたメニューも組まれているんですが、日本国内にはほとんどない。

    それから、ママアスリートが集まると一番話題になるのが、保育園問題

    アスリートは個人事業主だったりスポンサー企業の契約社員である場合が多いので、認可保育園がまず通らない。

  • 駒崎

    駒崎

    そうか、プロアスリートは個人事業主になるからフルタイム会社員より点数が低くなる・・・!

    オリンピックを目指すような人たちが、保育園に入れず競技を諦めるってことですか。

  • 寺田

    寺田

    私の場合は、陸上に復帰する前、7人制女子ラグビーを始めた頃は娘が1歳クラスで保育園に全く空きがありませんでした。認可外を使おうとすると、すごく高額だったので、夫の母にお願いするしかなかったんですが、義母もわりと高齢なので無理をお願いしてしまいました。

  • 駒崎

    駒崎

    オリンピックとか言ってるのに……日本。オリンピック選手が待機児童問題に直面してるって、世界に絶句されますね。

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  • 寺田

    寺田

    海外ではトレーニングセンターに託児所があったり、ゴルフツアーに託児ルームが設けられたり、アスリートの親御さんに対する補助金があったりしますね。

    もちろん日本にも似たような環境が整備されつつありますが、まだまだ海外には及んでいないというのが実感です。

  • 駒崎

    駒崎

    なるほど。これは多分……スポーツはスポーツ庁、保育は厚労省って、縦割りで情報共有できていないってことが起きてそうですね。

    両立の難しさといえば、寺田さんは「37.5℃の涙」も見てくださったとか。

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母子家庭を支えた母の苦労と、周囲の助けのありがたさが蘇った

  • 寺田

    寺田

    ちょうど、娘が産まれたばかりの頃でした。もうぼろぼろぼろぼろ泣きながら、漫画も読んでドラマも見てました。

    実は、小学校2年生の時に両親が離婚して私は母子家庭で育ちました。母は働きに出て私たち姉妹は母方の祖母や近所のおばあちゃんによく面倒を見てもらって育ちました。私達が病気になった時も、周りに助けられて母はすごく助かってたって言っていました。

    私自身、親元を離れて東京で子育てをしていますが、夫も仕事を休めず義母にも頼めない場合を想像すると怖いです。私の母もひとりで不安だっただろうなってすごくわかって、ドラマや漫画を見た時に母や私自身と重なって号泣でした。

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寺田さんのお子さんから、お母さんへのメッセージ

  • 駒崎

    駒崎

    そうですよね。子どもが病気の時はたくさんの人の手を借りないと乗り切れない。僕も7歳と5歳の子ども達が喘息持ちなのでよくわかります。

    さて、僕たちと同じように子育てに奮闘されているママアスリート寺田さんですが、今回フローレンスのチャリティアンバサダーになってくださったきっかけを教えて下さい。

スポーツには人と人とをつなげる力がある。チャリティアンバサダーに込めた思い

  • 寺田

    寺田

    37.5℃の涙を読んでフローレンスさんを知ったことと、周りにもフローレンスさんの病児保育にお世話になっているママがたくさんいて、フローレンスさんに以前から共感してきました。

    私自身も、早稲田大学で子どもの体育とか福祉系を勉強したことがあって。障害児とも関わる中で、彼らが輝ける場所があればいいなという思いがありました。
    今回の「障害を理由に保育を受けられない子どもをゼロにする」というフローレンスさんの挑戦を、心から応援したいと感じました。

    今回アンバサダーを拝命し、すごく嬉しいです。親御さんが困っていること、子どもたちのためにできること、まだまだ足りないことなど、たくさん私たちも知りたいし、情報をお届けできればと思っています。東京マラソンをきっかけに、障害児保育について広めるお手伝いをできればと思っています。

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  • 駒崎

    駒崎

    素晴らしすぎる……!

    今年もイヤイヤ言いながらではありますが、がんばります……

  • 寺田

    寺田

    スポーツは人と人とを前向きに繋げてくれる力を持っているって、信じています。
    フローレンスさんやチャリティランナーさんと一緒に、こどもたちが自分たちの好きな未来をつくっていけるような日本にしていきたいし、親御さんも困ったときにひとりで抱え込まないで、支える周りの人たちも幸せになれるような社会をつくっていきたいです。

    チャリティランナーの皆さんとぜひたくさん交流したいなと思っています。イベントや大会当日、たくさんお話させてください!

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全ての子どもが保育を受けられる世の中に

東京マラソン2020チャリティWEBサイトでのフローレンスの目印はこちらの写真です。

フローレンスは、「障害(医療的ケア)があることを理由に保育が受けられない子どもを、まずは東京でゼロにしたい」という目標を掲げ、障害児保育事業を展開しています。

東京マラソン2020チャリティでは、この目標を応援してくださるチャリティランナーを募集します!

障害(医療的ケア)を理由に、保育が受けられない子どもたち。

24時間自宅での介護のため職を失う親御さんたち。

障害児に8時間の保育を提供する日本初の事業、「障害児保育園ヘレン」「障害児訪問保育アニー」を待っているご家族がたくさんいます。ぜひこの活動に、ご賛同を宜しくお願いいたします。

東京23区の障害児保育を希望するすべての家庭に保育の受け皿を提供するため、皆さまから支援いただく寄付金は、障害児保育園ヘレン、および障害児訪問保育アニーのサービス拡充のため大切に使わせていただきます。

フローレンスの障害児保育事業について詳しくはこちらから

なお、フローレンスは認定NPO法人ですので、寄付金額の最大約半額が戻ってきます。
寄附金控除について詳しくはこちら

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東京マラソン2020チャリティ概要

https://www.marathon.tokyo/charity/

東京マラソン2020は、2020年3月1日(日)に開催予定。

寄付金およびチャリティランナーの受付は、7月2日(火)より順次開始されます。

【2つのチャリティ方法】

1:アクティブチャリティ

 ・20万円以上の寄付金をいただいた方の中で、ご希望の方はチャリティランナーとして参加することができます

 ・「アクティブチャリティ」は寄付先事業を行う寄付先団体が、独自のプロモーションやランナー向けプログラムによって、主体的に寄付を呼びかける取り組みです。

  アクティブチャリティランナーは、応援する団体に直接寄付をすることでチャリティランナーとして参加できるものです。

 ・アクティブチャリティランナー募集人数:1,000人(予定)

 ※フローレンスのアクティブチャリティランナーをご希望の方は、こちらのフォームからお問合せください。

  フローレンス アクティブチャリティランナー問合せフォーム

2:クラウドファンディング

 ・クラウドファンディングで寄付金を集めて参加することができます。

 ・個人チャリティ募集とは別に、一定期間に集まった寄付金申込みの総額に応じてチャリティランナーが選出されます。

 ・寄付合計額10万円以上で、上位300人がチャリティランナーとして参加することができます。

 ・クラウドファンディングチャリティランナー募集人数:300人(予定)

 ・7月22日(月)10:00~9月13日(金)17:00にエントリー受付

 詳しくはこちらから https://www.marathon.tokyo/charity/

認定NPO法人フローレンスは、東京マラソン2020チャリティ事業の寄付先団体です。
東京マラソン2020チャリティ公式ウェブサイト:https://www.marathon.tokyo/charity/


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