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アクション最前線

2020/08/05

パラアイスホッケー銀メダリスト上原大祐さんが緊急事態宣言中に届けた障害児への応援! #withコロナの親子を支えよう 【活動報告22】

     


緊急事態宣言下、マスクや医療物資が不足していた頃

2006年トリノパラリンピック大会で日本人選手最多ゴールを決め、2010年バンクーバーパラリンピック大会では準決勝決勝ゴール!日本を銀メダルに導いた「アイスホッケー(パラアイスホッケー)」銀メダリスト上原大祐(うえはら・だいすけ)さん

パラスポーツが身近に感じられる環境を創り、障害を持った子ども達の夢や可能性が閉ざされない社会を実現するため、NPO法人 D-SHiPS32(ディーシップスミニ)の理事長も務めていらっしゃいます。

アスリートとしてご自身の活動が困難な状況にも関わらず、緊急事態宣言下で、上原さんはオンライン対談のコンテンツを配信したり、福祉現場への支援を精力的におこなっていました。

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マスクや医療物資が不足していた5月末、上原さんは、こうした活動の一環としてフローレンスが運営する障害児訪問保育アニー」にマスクを4000枚、個人として手配し送ってくださいました。

「障害児訪問保育アニー」は、日常的に胃ろうや痰の吸引等の医療的なケアが必要な「医療的ケア児」と呼ばれる重い障害児に保育と訪問看護をお届けする、フローレンスの障害児保育現場のひとつです。

その頃マスクやエタノール、アルコール綿といった医療物資が極端に不足し、「医療的ケア児」の家庭や保育現場では文字通り死活問題になっていました。

もともと基礎疾患のある状態である障害児にとって、マスクなどの医療用品はまさに命にかかわる物品だからです。

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上原さんは、こうした折にいち早くフローレンスにお声がけをくださり、温かい応援のコメントとともに、4000枚ものマスクを送ってくださいました。

 
(facebookのメッセンジャーで「必要ならすぐ送りますよ!どれくらい欲しいですか?」とフランクにご連絡下さり、直ちに配送手配までしてくだったスピードにさすがアスリート…とフローレンススタッフは感激しました。)

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その頃交わされた上原さんとスタッフとのやりとり

上原大祐さんからの応援コメント
「マスク不足なのは医療現場だけでなく福祉現場も同じく不足しています。福祉現場では密は避ける事が出来ずノーディスタンスで皆さん日々生活しています。そんな課題を解決するために4つの団体で4月末に立ち上げた「福祉現場にもマスクを」プロジェクト。多くの方に金銭面やマスクを寄付していただいてとても感謝しています。

 
私が子供が大好きで、早く子供達とまた戯れたい!子供達の笑顔に囲まれたい!と日々思っている中で子供の役に立てるにはどうしたら良いかと思った時にコミュニケーションをとってるフローレンス様にマスクをお届けしました。全ての人に不安のない笑顔溢れる日を待ちわびて

障害児訪問保育アニーの保育スタッフ高見から上原さんへ
「上原選手、この度は4000枚ものマスクをご寄付いただき、本当にありがとうございました。
私は緊急事態宣言発令中も、アニー応急保育としてご家庭での保育を続けてきました。大切なかわいい利用者さんとご家族のために、また自分の家族のためにも、うつらないうつさないよう、できる限りの注意を払っています。その中でマスクは、最も無くてはならないものです。

まだまだ品薄が続くマスクを届けてくださったこと、そして何より、上原選手が応援してくださっているということが本当に嬉しいです。頑張っていてよかった〜と、知らず知らずに張り詰めていた気持ちが和らいでいくように感じます。
上原選手からいただいたマスクを身につけ、勇気100倍で子どもたちに笑顔を届けたいと思います!感謝の気持ちでいっぱいです。繰り返しになりますが、本当にありがとうございました!!」

障害児訪問保育アニー 事務局スタッフ俵谷から上原さんへ
「障害児訪問保育アニーでは、これまで通常保育中にマスクは使っておりませんでしたが、現在は児の家庭に入る度にウィルスを持ち込まないように新しいマスクに取り替える対応をしております。マスクの在庫があると、現場スタッフへ「マスクはちゃんと在庫あるから、心配せずにきちんと付け替えしてね」と伝えられるので助かります。この度は私どもの事業にご寄付をいただきありがとうございました。」

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コロナ禍で集団保育が難しい医療的ケア児のための障害児訪問保育アニー

フローレンスの障害児家庭支援では、「障害児保育園ヘレン」「障害児訪問保育アニー」「医療的ケアシッター ナンシー」と様々な事業を通じて障害児と障害児を育てる親御さんをサポートしています。

緊急事態宣言下では、一部の家庭に保育をお届けしながら、孤立しがちな障害児家庭にオンラインによるコミュニケーションを積極的に行い、オンライン保育などもお届けしました。

2015年よりスタートした障害児訪問型保育アニーは、保育スタッフがマンツーマンでご自宅でお子さんを預かるため、その子その子に合わせた保育ができます
集団保育をするにはちょっと難しいといった障害のあるお子さんが利用でき、2019年度までにお預かりしたお子さんはのべ66名となります。

今回のコロナ状況下において、より家庭の状況に合わせた関わりができる障害児保育サービスです。

アニーは現在、コロナ禍をうけて入園募集枠を増枠して受付中、すぐに選考を受けていただけます。ご興味がある方は、オンライン説明会にご参加いただき、お気軽にご相談ください。

【障害児訪問保育アニー オンライン説明会】
2020年8月7日(金)13:00-14:30
2020年8月21日(金)13:00-14:30
2020年9月4日(金)13:00-14:30
2020年9月18日(金)13:00-14:30
2020年10月16日(金)13:00-14:30

障害児訪問保育アニーについて

ひきつづき、医療的ケア児家庭を支える支援にもご協力お願いいたします。

医療的ケア児家庭を支える支援をする




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