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アクション最前線

2021/03/16

その子らしくいきいきと遊ぶためには?~作って楽しい!遊んで楽しい!制作をみんなで一緒につくってみよう!~【12月保育塾】

  


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日々、保育の現場に携わっているみなさんは、目の前のお子さんの成長に合わせて、様々な遊びやかかわりを生み出すべく、日々試行錯誤されていると思います。

12月保育塾では、障害児保育事業部アニーの保育スタッフ高見佳代先生(以下かよっち先生)を講師にお招きして、お子さんの特性や発達段階に合わせた制作・遊びのシェアや障害の有無に関わらず遊びの中で大切にしていることをお話いただきました。

また、今年度保育塾初の試み!参加者のみなさんと一緒に実際に手を動かして、かよっち先生おすすめの「くるるん傘」をオフィスを広く活用し、換気やマスク着用で感染対策を行って、一緒に制作しました。

和気藹々とした温かな雰囲気の保育塾の様子をぜひ覗いてみてください!

保育塾とは、フローレンスの全ての現場スタッフに向けた自主参加型の研修です。現場スタッフの「知りたい!」「学びたい!」に応えられるように、毎月違うテーマで研修を行っています。

お子さんの特性に合わせた工夫した遊びの数々

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<朝の会>
・シャカシャカドンスタンプ(鍋蓋を利用して作成した出席スタンプ)
・触って確かめられるお天気カード

【お子さんの写真抜き】配布用:12月保育塾当日スライド

かよっち先生が担当されているお子さんは、目が見えないのですが、触って感じることができるものを工夫して制作し、「今日はどんなカードがくるかな~?」と一緒に触って楽しんでいるそうです。

<感触遊び>
・あずき・氷絵の具・お水遊び ・くるるん傘

「あずき」は、音や感触、指先の作業など、工夫次第で色々遊べるいい素材で、活用されているとのこと!

『音にすごく敏感なので、空き缶の上に落とすとパチパチ、箱の上に落とすとポコポコ、と音の違いを一緒に楽しんでいます。指先が器用なお子さんであれば、指先でつまんだり、ペットボトルに詰めてマラカスにしたり、ボーリングにしたりすることもできますよ。』と、あずきを使った感触遊びの様々なレパートリーをご紹介いただきました。

子どもと一緒に「楽しむ気持ち」を大切に

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続いて、かよっち先生がお子さんとかかわる時に心がけていることをお話いただきました。

遊ぶ前には必ず、今から何をするのか、お子さんの見通しが立つような声掛けをして、お子さんが期待を持てるよう工夫をしているそうです。

また、何よりも自分自身がリラックスして、お子さんと一緒に楽しむことを大切にされているとのこと。

『子どもには大人の精神状態がすぐに伝わると思っています。自分自身が「XXくんと一緒に遊んでいて楽しいな」という気持ちを持って遊んでいます。』と、笑顔でお話いただきました。

日々の遊びの中で、かよっち先生が大切にされていることについて、参加者の皆さんからは大きな頷きが見られ、共感されている様子が印象的でした。

お子さんの「好き」を増やしていく

何事もお子さんの「好き」な気持ちを第一に考えて取り組むことが重要なのだと、かよっち先生の学びのエピソードを交えてお話いただきました。

担当のお子さんは、筋肉の緊張から手を力強く握ってしまいがちなので、「手を少しでも開いて、ものなどを触ってくれるには、どうしたらいいのだろう」と考えて、新しいおもちゃを制作して、取り入れてみたことがあったそうです。

最初は触ってはみるものの、2,3秒触ると嫌そうな顔をしたり、困ったような怒ったような反応が見られて、しばらくそのおもちゃは封印したとのこと…。

ある日、盲学校の先生の巡回指導を受けた際に、感覚遊びのコツはないか質問したところ、「まずは好きなもの・身近なものから始めて、いろいろなものに広げていくことが大切」とのアドバイスを受けたそうです。

そこでかよっち先生は、こんな当たり前のことを質問してしまったことを恥ずかしく思い、気づいたそうです。『最も大切なことより、発達を目指すことにこだわっていた。焦っていたのかも』と。

「心地良い」や「面白い」「楽しい」など、お子さん自身が心身共に満たされる状況になって初めて、新しいことを取り入れ、色々なものに広げていくことができると思います。子どもは、好きなことは一生懸命頑張れる。発達課題だけにとらわれず、お子さんの「好き」に気づき 、お子さんの「好き」を増やしていくことが大切だと思います。これからも、そんなかかわり方を試行錯誤しながら続けていきます。』と、かよっち先生は言っていました。

参加者みんなで「くるるん傘」を作りました!

今回は、かよっち先生おすすめの簡単に制作できて、お子さんと一緒に楽しめる「くるるん傘」を参加者のみなさん全員と一緒に作りました!

12月保育塾当日スライド
*くるるん傘…厚紙などを活用して、表にはお子さんの好きな絵を書いて、裏にお子さんの喜ぶ素材のものを傘の形に切って貼ります。そこに傘の持ち手のように、割り箸や棒をつけて、完成!歌に合わせてくるくるんと回して、動きや感触、絵柄を楽しんでもらう制作です。

<材料>
・厚紙or画用紙2枚(B5サイズ)
・凹凸あるもしくは手触りが面白い素材(例:プチプチ、綿、アルミホイル等)
・割り箸
・のり
・はさみ
・ペンや色鉛筆

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さすが遊びのプロ!参加されているスタッフは、保育スタッフや看護スタッフなど、普段お子さんとかかわっている方が多くいるので、個性豊かな素敵な作品がみるみるうちに出来上がりました!

ダンボールで凹凸のあるちょうちょを作ったり、網目模様の材料でメロンパンを作ったり、毛糸を三編みにしてみたり。アイデア力に脱帽です。

特別な材料は用意していなかったのですが、様々な材料を組み合わせて、短時間で工夫して、楽しんで制作されていました。
みなさん普段から目の前のお子さんの喜ぶ姿を想像して、試行錯誤しながら、日々様々な遊びを生み出されているのだなと感じました。

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事業部を超えた意見交換で学び合える

続いて、事業部を超えて、他事業部のスタッフ同士で、グループワークを実施しました。事前アンケートに寄せられた質問事項をテーマに、各グループで語り合いました。

フローレンスの障害児保育は、アニーだけではなく、施設型の障害児保育園ヘレンや医療的ケアシッターナンシーがあります。
事業部は違えど、障害のあるお子さんにかかわるスタッフとして、悩んでいることや困ったこと、または普段お子さんと行っている遊びなどをシェアしながら、スタッフ同士で意見交換し、学び合える時間になりました。

「他事業部の方と交流ができ、それぞれの課題や保育の仕方などを共有できたことが自分の中でとても貴重でした。」
「他事業部の方とお話する機会が持てて、交流できて嬉しかったです!時間が足りないくらいでした。」

など、参加後にご感想をいただきました。

お互いの普段の保育をシェアすることで、新たな遊びを知ることができ、遊びのレパートリーが増えたり。悩みを話すことで、共感してもらいアドバイスを受けることができたり。
スタッフ同士で交流することは、スタッフ自身の気持ちの整理にもつながり、保育の質を高めることにもなるのだと、改めて感じました。

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最後に、かよっち先生からアニーの保育目標をご紹介いただきました。

アニーの保育目標
・自分の気持ちを表現しようとする子ども
・人と関わることを楽しむ子ども
・いろいろなことをやってみようとする子ども

『この「子ども」の部分を「わたし」に換えて考えてみて、保育者である私自身もこうありたいなと思っています。子どもが生き生きとその子らしくあるために、遊びは心の栄養です。遊びを通して、心の栄養を送り続けていきたいと思います。』と最後にお話いただきました。

子どもと一緒に、「楽しい」「面白い」「嬉しい」を共有し合いながら、保育者自身も楽しんで遊びを行うことが、子どもの心の栄養につながるのだと、子どもと向き合う上で、とても大切な考え方を改めて学ぶことができました。

***

次回の保育塾のご報告は、「子どもとの関わり方、声かけに迷ったことはありませんか? フローレンス保育現場のあるある事例をシェアしよう!【1月保育塾】」です。お楽しみに!

保育塾で学ぶことが出来るのはフローレンスのスタッフだけ!フローレンスの保育をのぞき見できるイベントや説明会を行ってます。

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書いた人:増田朱里


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