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2021/12/17

親子支援のNPO・フローレンス駒崎の最新著、1/7発売!『政策起業家「普通のあなた」が社会のルールを変える方法』

  


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フローレンス代表理事 駒崎弘樹の最新作『政策起業家「普通のあなた」が社会のルールを変える方法』が2022年1月7日に出版されます。

経済を支える若者が減り、高齢者が増え、どんどん貧しくなっていく日本。加えて、地球規模の気候変動、度重なる災害……。

こうした未来を、私たちは子どもたちの世代に残したいでしょうか。

もはや「偉い人たち」に政治と政策を任せるだけでは足りません。
私たち一人ひとりが政治や政策を担う主体として参画し、知恵を出し、手を動かしていくために、投票以外で民主主義に参加する方法を「政策起業」と呼びます。

「フローレンスの病児保育」「おうち保育園」「障害児保育園ヘレン」などを次々に事業として立ち上げ、その知見をもとに政策提言を行い、社会を変えてきた著者がその悪戦苦闘ぶりを余すことなくお伝えします。

これまで政官に閉じていたルールメイキングに誰しもが関わっていくためのヒントが満載の1冊です!

また、書籍の売上はすべて、政策提言活動をはじめとしたフローレンスの活動に活用させていただきます。

私たちは、子どもたちの世代に何ができる?「政策起業」が必要な理由

少子高齢化社会が進む日本が抱える課題は非常に多く、労働人口の激減による税収の低下の一方で、社会保障費は増大しています。1950年には現役世代12.1人で65歳以上の高齢者を支えていましたが、2040年には現役世代1.5人で1人の高齢者を支えることになると予想されています。※

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財政は社会保障費で圧迫され、経済発展を生み出すイノベーションの苗床となる公教育や研究開発に予算が割けず、長期的な経済的衰退が目に見えている中で、私たちは子どもたちの世代のために何ができるでしょうか。

一部の「偉い人たち」に政治と政策を任せ、自分は日々の持ち場で真面目に頑張ろう、ということでは足りません。
私たちも政治や政策を担う主体として参画し、4年に1回の選挙で投票に参加するだけでなく、投票以外の回路でも、民主主義に参加すべき局面がすぐそこに迫っています。

誰もが政策起業家になったとしたら、我々はいつでも、どこでも、政策づくりに、制度作りに、ルールメイキングに参加できるようになります。それは誰もが社会づくりに関われるようになることに等しく、日本の民主主義そのものをアップデートすることができます。

本書では、政官に閉じていたルールメイキングへの関わり方を、「親子の笑顔をさまたげる社会問題を解決する」をミッションに掲げ、2004年の団体設立以降、17年にわたり社会問題への「小さな解」を事業として生み出し、政治や行政と共に「小さな解」を政策にして全国に拡げてきた駒崎の視点で生々しく解説。
これから家庭を持つ方々、子育て中の皆さん、また社会参加に関心のある全ての方に、ぜひ手に取っていただきたい本が完成しました!

※内閣府「令和2年版高齢社会白書(全体版)1 高齢化の現状と将来像 高齢化の推移と将来推計」より算出

一人の「普通の母親」が成し遂げた政策起業

「政策起業」という言葉に、「限られた才能ある人が成し得るもの」とイメージする方がいらっしゃるかもしれませんが、決してそうではありません。本書では「普通の人」が社会のルールを変えていく政策起業の過程を紐解きます。
本書でも紹介されている、フローレンスのいち社員が取り組んだ政策起業の例をご紹介します。

2022年3月末までに都内の民間バス会社の全ノンステップバスで、ふたごベビーカーの乗車が解禁されることになりました。

実は、それは一人の「普通の母親」が始めたアクションだったのです。
このアクションは、フローレンス社員の市倉加寿代が、双子の母である幼なじみから「双子ベビーカーはバスに乗れないんだよ」と教えてもらったことから始まりました。

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市倉は2019年に全国約1,600世帯の多胎児家庭にアンケートを実施し、そのアンケートに寄せられた当事者の声をもとに、多胎育児支援の政策提言を行ってきました。

中でも「多胎育児中に『辛い』と感じた場面」について、89.1%が「外出・移動が困難である」と回答し、二人乗りベビーカーに子どもを乗せたまま、公共交通機関であるバスにも乗車できない状況が明らかとなりました。市倉はこの声を国や行政に届け、その成果として、「双子ベビーカー(二人乗りベビーカー)の折りたたまないままでの乗車」が、都内民間バス会社全線で、2021年度中に解禁されることが決定しました。

これは、どこにでもいる一人の母親が起こしたアクションです。

「この人達の不条理をなんとかしたい」という強い思いがあれば、政治家にならなくても、官僚にならなくてもルールは変えられるのです。

親子に寄り添い「あたらしいあたりまえ」をつくるフローレンス政策起業の歩み

2004年の団体設立後、17年にわたり政策起業を行ってきたフローレンスの歩みを一部ご紹介いたします。

2005年
  ●全国初の共済型・自宅訪問型の病児保育事業「フローレンスの病児保育」を開始

2010年
  ●小規模保育所「おうち保育園」を開園

2012年
  ●おうち保育園をモデルとした「小規模認可保育所」が「子ども・子育て支援法」に盛り込まれ、国策として制度化
  ●小規模保育の広がりを目指して小規模保育を実施している団体が協働し、「小規模保育協議会」の活動を開始。

2014年
  ●日本初の障害児専門の保育園「障害児保育園ヘレン」を開園

2015年
  ●医療的ケア児とその家族を取り巻く社会課題の解決に向けて、医療的ケア児者 当事者・支援者団体とともに「全国医療的ケア児者支援協議会」を創設

2017年
  ●経済的に苦しいご家庭に食品を届けながら見守り、必要な支援につなげていく「こども宅食」を文京区で開始

2018年
  ●「こども宅食」事業を全国に広める「一般社団こども宅食応援団」を設立

2021年
  ●双子・三つ子育児家庭の過酷な生活実態とサポートを国や自治体に訴え、東京都の都バス全路線で二人乗りベビーカーを折りたたまず乗車可能に
  ●フローレンスおよび全国医療的ケア児者支援協議会が6年にわたり訴えてきた、医療的ケア児者家庭への支援を国・自治体の「責務」と定めた「医療的ケア児支援法」が制定”
  ●男性産休創設と男性育休義務化の法案(改正育児介護休業法)が可決

著者紹介

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駒崎弘樹
1979年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業後、2004年にNPO法人フローレンスを設立。日本初の訪問型・共済型の病児保育を開始。2010年「おうち保育園」、2014年「障害児保育園ヘレン」、2016年「フローレンスの赤ちゃん縁組」、2017年「こども宅食」を次々にスタートさせる。08年Newsweek誌「世界を変える100人の社会起業家」に選出。
公職としては、厚生労働省「イクメンプロジェクト」座長を務める。著書に『「社会を変える」を仕事にする 社会起業家という生き方』(ちくま文庫)、『働き方革命』(ちくま新書)、『社会をちょっと変えてみた』(岩波書店)等がある。

※著者・駒崎弘樹への取材と、書籍「政策起業家」に関する講演を受け付けております。取材・講演をご希望の方は、取材受付フォームよりお気軽にお申し込みください。フローレンス広報担当よりご連絡させていただきます。

取材・講演お申し込みはこちら

<『政策起業家「普通のあなた」が社会のルールを変える方法』の目次、書誌情報>

目次
第1章 小麦粉ヒーローと官僚が教えてくれた政策は変えられる、ということ
第2章「おうち」を保育園にできないか? 小規模認可保育所を巡る闘い
第3章「存在しない」ことになっている医療的ケア児たちを、社会で抱きしめよ
第4章 如何に「提言」を変革へと繋げるか
第5章 社会の「意識」を変えろ イクメンプロジェクトと男性育休義務化
第6章「保育園落ちた 日本死ね」SNSから国会へ声を届かせる方法
第7章 政策ができて終わりじゃない?「こども宅食」の挑戦
第8章 1人の母が社会を変えた 多胎児家庭を救え

書誌情報
書名:政策起業家 「普通のあなた」が社会のルールを変える方法
著者:駒崎弘樹
発行:筑摩書房 
ISBN4-480-07450-8 C0234
本体価格 880円(税込み968円)




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