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2022/09/14

「となりの保育と つながる、学べる、広がる!」フローレンス保育士コミュニティ第2回交流会参加レポート

 


孤育て問題やひとり親家庭の貧困問題など、親子に関わる様々な社会課題に取り組むフローレンスが立ち上げた「フローレンス保育士コミュニティ」

〜となりの保育とつながる、学べる、広がる〜 「フローレンス保育士コミュニティ」始動!全国から気軽にご参加いただけます。
待機児童問題解決への取り組みとして、2010年に、小規模保育園である「おうち保育園」をスタート。その後、0-5歳児の子どもたちのための認可保育園「みんなのみらいをつくる保育園」をオ...

全国の保育士仲間とともに「保育」をより広い視点で見つめて、考えて、語って、繋がっていく場にしたいとの思いから、保育士コミュニティの運営を行なっています。

コミュニティ運営を開始して3ヶ月。8月中旬、第2回オンライン交流会を開催しました。

今回は、「保護者との関わり方、信頼関係の築き方について一緒に考えよう!」をテーマに行いました。

保育士と保護者が顔をあわせるのは、送り迎えのわずかな時間。短い時間だからこそ、明るく挨拶をする、子どもの小さな成長やお友だちとのやりとりを一言保護者とシェアする、など意識的に保護者と関わる方も多いようです。

今回の交流会では、「一緒に考える」時間を大切にし、以下のような話を取り上げました。

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〇保護者との関わり方で心がけていること
・保護者と話す際、大切なワードはゆっくり伝えるなど、言葉に緩急をつける
・連絡帳はぱっと見て読みやすく、必要な情報を分かりやすく伝える

など、参加者が深く頷く姿が印象的でした。

また、保護者との関わり方だけではなく、「保育者同士のやり取りからも安心感のある良い雰囲気をつくるよう心がけている」という声もあがり、保育者の視野の広さがうかがえるエピソードを聞くことができました。

〇「AくんがBちゃんを噛んでしまった!」保護者にどう伝える?
あるある!な事例を取り上げて、保護者への対応について共有しました。

・「両方の親御さんに伝えている?」「それとも噛まれてしまったお子さんの親御さんだけに伝えている?」
・「噛んでしまった」という結果だけにフォーカスするのではなく、その時の状況や子どもの気持ちもきちんと伝える
・その状況に対してどうフォローしたのかも積極的にお伝えする

「これが正解!」というものがないからこそ、事例を共有することができた有意義な時間となりました。

〇「保護者から相談をうけた時どう対応している?」
子どもとの接し方や食事に関すること、発達に関することなど、保護者から受ける相談事も多岐にわたりますよね。
中には「なんと答えれば……」「どこまで相談内容に立ち入ってよいものか」と悩んでしまうケースもあるかと思います。

・私たちを信頼してくれているからこそ相談してくれている。その気持ちに寄り添う。
・事情に寄り添い、否定せずに共感する
・相談内容と感情を分けて聞く
・保育者である自分の役割から外れないということを意識しておく
・自分の考えを押し付けない
・決して自分一人で判断せず、周りに相談した上で保護者に伝える

相談内容によって具体的な対応は変わることがあるかと思いますが、「不安な気持ちに寄り添う」「否定しない」など、「傾聴」の姿勢を大切にしているエピソードがたくさん出てきました。


「となりの保育」を垣間見ることで、それぞれのメンバーが自身の対応を客観的に振り返る時間となりました!

これからも、メンバーみんなで試行錯誤しながら気軽に発信できる心地よいコミュニティを作っていきましょう♪

今後も交流会や勉強会などのイベントを、参加者の皆さんと一緒に企画していきたいと思っています。

現役保育士の方、子どもと関わる現場で働いている方、以前保育士として働いた経験のある方、保育を勉強中の方など保育に興味のある皆さんはぜひお気軽にご参加ください。

皆さまの参加をお待ちしております!




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