2022/12/06
「貧困を理由に夢を諦めないで!」 読売巨人軍・吉川尚輝選手×フローレンスの新プロジェクト始動!
吉川選手から寄付金の目録を贈呈されるフローレンス代表理事・赤坂緑
2022年11月23日、読売巨人軍によるファンへの感謝イベント、「ジャイアンツ・ファンフェスタ2022 supported by DAZN」が開催され、3万8595人(球団発表)ものファンが東京ドームへ集結しました。
読売巨人軍の社会貢献プロジェクト「G hands(ジーハンズ)」を通して活動への支援をいただいているフローレンス。このほど吉川尚輝選手の協力を得た新プロジェクト「吉川尚輝チャイルドドリームプロジェクト」がスタートしました。
この日はファンの皆様の前で寄付金の贈呈式に参加、吉川選手と夢の対面を果たしました。
「僕の支援をきっかけに、子どもの貧困支援の輪を広げたい」吉川選手の思いとは?
読売巨人軍では、2015年から「G hands(ジーハンズ)」という社会貢献プロジェクトを行っています。社会貢献活動を盛んに継続している選手の皆さんの中でも、とりわけフローレンスの活動に共感してくださったのが吉川選手です。吉川選手と言えば、強力な巨人打線で主にトップバッターを勤め、打撃、守備、盗塁と多くの強みを持つ中心選手です。
そんな吉川選手が本プロジェクトを立ち上げた理由について、次のように語っています。
「僕が子供の頃、一緒に野球をしていたチームメイトがいました。彼はとてもうまく、将来有望な選手でしたが、ある日突然、野球を辞めてしまいました。家庭の事情で野球を続けることができなくなったことは後から知りました。彼のように夢を諦めるしかない子どもたちが日本に多くいることを知り、なんとか力になりたいと思いました。僕一人の力では全然足りないと思いますが、僕の活動をきっかけに支援の輪が広がり、多くの子どもが夢を持ち続けられるような社会になるよう、僕自身は野球で頑張る姿を見せ続けたいです」
本プロジェクトでは、「シーズンの公式戦で記録した得点数と盗塁数の合計×1万円」を、認定NPO法人フローレンスへご寄付を頂く予定です。寄付金は、フローレンスが行う「こども宅食」事業の活動に充てられます。
寄付金はフローレンスの「こども宅食事業」活動資金へ
この日、「ジャイアンツ・ファンフェスタ2022 supported by DAZN」に参加した多くのファンの前で、吉川選手からフローレンス代表理事・赤坂緑へ寄付金目録が贈呈されました。赤坂からは 「吉川選手から『子どもたちが夢を持ち続けられるように』という温かい想いを寄せていただき、『吉川尚輝チャイルドドリームプロジェクト』としてご支援下さったことを本当に嬉しく思っています。いただいたご寄付は、経済的な困難を抱える家庭に食料品などを届けるこども宅食事業に大切に使わせていただきます」との謝意をお伝えしました。
◆子どもの貧困とこども宅食事業
現在、日本の子供の7人に1人が、その国の文化水準、生活水準と比較して困窮している相対的貧困の状態にあるとされており、ひとり親家庭に限ると、2人に1人が相対的貧困の状態にあるといわれています。フローレンスのこども宅食事業では、経済的な困難を抱える家庭に、食料品や日用品などを無料で届け、継続的なコミュニケーションをとることで、その家庭と関係を築き、必要な支援につなげる活動をおこなっています。吉川選手からいただいた寄付はこの活動資金の一部に充てられます。
フローレンスでは、社会問題や働き方など、これからもさまざまなコンテンツを発信していきます。
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