フローレンスは、児童福祉支援活動の分野において東京都で最も早く「認定」を受けた認定NPO法人のひとつです。
フローレンスへのご寄付は寄付金控除の対象となります。

「やってみたい」が叶わない
こどもたち。
諦めが生む3つのこと。

「体験格差」という言葉を聞いたことがありますか?

寂しそうにしている子供の後ろ姿

今、日本では、こどもの約9人に1人が相対的貧困状態にあると言われています。最近は物価高の影響もあり、経済的な格差拡大が加速しています。

経済的にきびしい状況にある子育て家庭などのこどもたちは、遊びにでかけたり、学校外の学びや体験の機会を持ちづらい状況にあります。

とくに夏休みのような学校が長期間お休みになる時は、学校での給食や授業に代わる食事や学習機会の提供が各家庭に委ねられるため、経済的に苦しい状況にある家庭では、こどもの「体験の機会」が不足になりがちです。

ぬいぐるみを持って泣いている女の子の写真

ワクワクしながら考える「やってみたいこと」。でもそれが叶えられず、諦めの気持ちを抱えているこどもたちがいます。

“娘は小学2年生です。最近「どうせわたしなんて」とよく口にすることに心を傷める日々です”

フローレンスは多くのこどもたちと向き合うなかで、そんな切実な声も寄せられるようになりました。

悲しそうな顔でお母さんに抱っこされる子供

つらいのは、こどもだけではありません。経済的に困難な状況にあるご家庭では「食」を優先させるため、「体験」はどうしても後回しにせざるを得ません。

給食がない長期休みには食費もかさむため、こどもをどこかに連れていってあげたくても、できないご家庭も多いのです。

体験の格差は、こどもたちに大きな影響を与えることが分かっています。

低所得世帯の子供の自己肯定感に関するデータ

1.自己肯定感が下がる

「自分だけできない」という諦めが続くと、「努力が報われる」という発想が持ちにくくなって、自己肯定感が下がってしまいます。

学力格差に関するデータ

2.学力格差が広がる

自己肯定感が低いと、「どうせ自分なんて」という気持ちになって、学力も下がってしまうという統計がでています。

勉強に疲れて机に突っ伏す男の子

3.貧困の連鎖に繋がる可能性がある

学力の格差は、就学の差、所得の差を生み出し、そして、貧困の連鎖に繋がる可能性があります。

フローレンスは、児童福祉支援活動の分野において東京都で最も早く「認定」を受けた認定NPO法人のひとつです。
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心おどる体験と出会う場所「こども冒険バンク」とは?

夏休みのイメージ写真

フローレンスでは、こどもの体験格差という社会課題解決のため、企業から提供された「体験」を体験の機会が持ちづらい子育て家庭に届けるプラットフォーム事業「こども冒険バンク」を2024年8月1日より開始しました。

「こども冒険バンク」事業は、家庭の経済的状況などによって、文化鑑賞、スポーツ、習い事、旅行などの体験の機会が持ちづらい家庭に対し、プラットフォームを通じて、企業などから提供された様々な体験を無料で届ける新しい取り組みです。

さまざまな体験のなかから、お子さんの内発的な挑戦意欲や関心をもとに自由に体験を選び申し込みができる点が特長です。事業の企画や運営は、寄付者の皆さんのご寄付で進めていきます。

これまでに27社の体験提供企業と6,308枠の体験を提供しています。(2025年6月末時点)

「こども冒険バンク」とは?
  • 本事業は、サントリーホールディングス株式会社が取り組む次世代エンパワメント活動「君は未知数」の協力のもと協働で開発し、フローレンスが運営を行っています。

あなたのご寄付で、
こどもたちにとっておきの
「体験」を届けませんか?

15,000円のご寄付で、2枠の体験の機会を提供できます。

  • 所作業車での空中散歩

    高所作業車での
    空中散歩株式会社東配工提供

  • シルクスクリーン印刷体験

    シルクスクリーン
    印刷体験大日本印刷株式会社提供

  • いただいたご寄付は、「フローレンスが行う特定非営利活動全般に対してのご寄付」としてお預かりし、活動を間接的に支えるための運営費等に使われます。

メディアからも注目されています

スクリーンショット

このプロジェクトの取り組みは、新聞、テレビ、ウェブメディアなど、これまでに40以上のメディアに取り上げていただいています。

WELLBEING AWARDS 2025

株式会社朝日新聞社などが構成するウェルビーイングアクション実行委員会主催の
「ウェルビーイングアワード2025」モノ・サービス部門において、グランプリを受賞しました。

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「こども冒険バンク」で探究学舎の学び体験を利用した方からのメッセージ

「ごめんね」の毎日に届いた、
温かな学びの機会

小学生の息子をひとりで育てながら、毎日仕事に追われる日々を送っています。

時間に余裕がなく、リアルタイムで様々な体験に参加するのは難しいのですが、今回ような録画で好きな時間に授業を見られるのは本当に助かりました。

授業では、豚の肺など、普段なかなか目にすることのない本物の臓器を使って説明してくださり、息子以上にわたしの方が夢中になって見入ってしまうほど、とてもおもしろく、勉強になる内容でした。

正直、ひとり親としてこどもにたくさんの経験をさせてあげたいという気持ちはいつもあります。でも、時間やお金に余裕があるわけではなく、やりたいと言っていたことを「ごめんね」と諦めさせてしまうことも少なくありません。そんなもどかしさを感じる日々の中で、今回のような学びの機会をいただけたことは、本当にありがたく、胸がいっぱいになりました。

時々、ひとり親でいることに孤独を感じることもあります。でも、「ちゃんと見ていてくれる人がいる」「応援してくれる人がいる」と思えるだけで、気持ちが前向きになります。

この体験を通じて、息子の世界が少し広がったように感じています。もしかしたら、これが将来の夢につながるかもしれない。そんな風に思えるくらい、心に残る貴重な体験でした。

心から感謝しています。本当にありがとうございました。

お子様のイメージ写真
  • 個人が特定されないよう利用者さんから寄せられたいくつかのメッセージを基に作成したエピソードです。

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  • 親子のイラスト

    「こんな世界があるんだねー!」と、泣き笑いしたこどもの笑顔が忘れられません。

  • 親子のイラスト

    以前から、ミュージアムに行きたいと切望していましたが、家計が厳しいため費用の捻出に躊躇していました。

    このような夢の様な機会をいただき、親子でワクワク楽しい夏休みの一日を過ごす事ができました。
  • 親子のイラスト

    笑うことすら忘れそうになっていた、こどもとわたしたち家族に楽しむことの大切さをプレゼントしてもらいました。

  • こどもが笑顔で暮らせない国に未来はありません。こどもたちが生きる時代へ、さらに良い国にしてバトンを繋ぎたいです。 一人一人の力は小さくても結集して、大きな力にしていきましょう!
  • 自分のこどもに色々経験を与えたいと思うだけでなく、他のお子さんたちにも何かしたいと思うようになりました。特に体験格差解消の取り組みに共感しました。今後も応援しています。
  • 長い夏休みに寂しい思いをする子、給食がなくてひもじい思いをする子がいる点に着目したことに感動を受けました。常日頃、日本のこどもたちが貧困の犠牲になっていることに心を痛めています。
  • 公益財団法人安藤スポーツ・食文化振興財団 ロゴ

    安藤スポーツ・食文化振興財団

    • カップヌードルミュージアム見学
  • 小田急電鉄 ロゴ

    小田急電鉄株式会社

    • ロマンスカーミュージアム見学
  • ALSOK ロゴ

    綜合警備保障株式会社

    • キッザニア東京体験
  • 大日本印刷株式会社 ロゴ

    大日本印刷株式会社

    • 市谷の杜 本と活字館体験
  • 株式会社探究学舎 ロゴ

    株式会社探究学舎

    • オンライン学び体験
  • 株式会社東配工 ロゴ

    株式会社東配工

    • 高所作業車の乗車体験
  • 東武レジャー企画株式会社 ロゴ

    東武レジャー企画株式会社

    • 動物園招待
  • 東洋製罐グループホールディングス株式会社 ロゴ

    東洋製罐グループホールディングス株式会社

    • 容器文化ミュージアム見学・ワークショップ体験
  • 日本航空株式会社 ロゴ

    日本航空株式会社

    • JAL工場・格納庫見学
  • 株式会社フォレストアドベンチャー ロゴ

    株式会社フォレストアドベンチャー

    • 森の樹上アクティビティ体験
  • 森永製菓株式会社 ロゴ

    森永製菓株式会社

    • 森永エンゼルミュージアム MORIUM&鶴見工場見学

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「こどもの看病をしたら
会社をクビになった」フローレンス設立ストーリー

こんにちは。認定NPO法人フローレンス
創業者の駒崎弘樹です。

ストーリー1

フローレンスを立ち上げたきっかけは、大学生の頃。ベビーシッターをしていた母から聞いた、ある母子家庭の話でした。

その母親は、こどもが熱を出して保育園に行けず、会社を休んで看病をしていたのですが、なんとそれを理由に、会社をクビにされてしまったというのです。

こどもの病気で悩む親御さんとこどもを助けたい。そんな想いで立ち上げたのが、保育者が自宅に伺って病気のこどもを保育する、フローレンスの病児保育です。

日本初の訪問型・共済型病児保育

ストーリー2

フローレンスを設立した2004年当時はまだ「病気のこどもは親が看るのがあたりまえ」という風潮がありました。しかしサービスをスタートさせると、予想を大きく上回る利用希望者からの声が届きました。病児保育はまさに子育て世代が待ち望んでいたものだったのです。

今では利用者の方も増え、対象エリアも1都3県まで拡大、大きな事故もゼロで、これまでに業界最多となる件数のお預かりを実施しています。2008年には「寄付によるひとり親支援プラン」をスタートし、病児保育を通してひとり親家庭が安心して働ける環境を提供し、就労、そして家計の安定を支援しています。

病児保育の影響は全国へ

ストーリー3

徐々に拡大していったフローレンスの病児保育が注目され、2015年には訪問型病児保育を題材にしたドラマが放送されました。

また、今までは「病児保育」という言葉すらなかったところから、政治家の公約に「病児保育の充実」が入ったり、全国自治体で病児保育の予算化が行われたりするなど、病児保育の環境を全国的に充実させる仕組みができあがったのです。

半径5メートルの小さな取り組みから社会の「あたりまえ」を変えるフローレンスの活動は、皆さんの支援によって成り立っています。是非、これからも皆さんと共に様々な家族を救っていきたいと思っています。

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