1日50円からのご寄付で、
多くの親子を救えます。
フローレンスは、ひとり親家庭を支援するために、あなたからの支援を必要としています。
フローレンスへのご寄付は寄付金控除の対象となります。
フローレンスは、児童福祉支援活動の分野において東京都で最も早く「認定」を受けた認定NPO法人のひとつです。
ひとり親世帯の貧困率は48.1%
多くのひとり親が
失職のリスクを抱えながら
子育てと仕事を両立しています。
母子世帯では、約8割の母親が就労しているにもかかわらず、約半数が年間所得額200万円未満です。
背景には、こどもをひとりで育てているので長時間働けないといった理由から、収入の不安定な非正規雇用で働くシングルマザーが多いという事情があります。
※ 厚生労働省「平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果」
特に困るのが、こどもが体調を崩したとき。
ひとり親は子育ても仕事もすべて一人で抱えており、こどもが病気になったときは、仕事を休んでこどもを看病することになります。
しかし、仕事を休むことで収入が減ったり、職場で弱い立場に置かれてしまったり、場合によっては失職に繋がってしまうこともあります。
こうした課題を解決するため、フローレンスはひとり親家庭が低価格で病児保育を利用できる「寄付によるひとり親支援プラン」を開始。2025年3月末までに、のべ1,914名のひとり親家庭のお子さんに病児保育を提供しています。

あやかさん(仮名)のエピソード

ひとり親になって以来、休むことなく働き続けてきました。
幼い娘と息子とわたしの3人暮らしです。
仕事を急に休むことがないよう、日頃から注意して暮らし、ひとり分の有休で自分とこども2人の急病に対応するために、自分が病気の時は「這ってでも仕事に行けるなら行く」とギリギリのところで対応してきました。
恵まれていることに、わたしは現在正社員として仕事を得ることができていますが、 短時間で集中していくら成果を上げても、「こどもが熱をだしたから」と言って急に休めば、解雇に追いやられるリスクの高い環境にいます。
「こどもが病気になったとき、信頼できる方に面倒を見ていただける」このことが、どれほどわたしを、そしてこどもたちを安心させてくれたことでしょう。
特にコロナウイルスが世界的に流行し登園自粛になったときは、フローレンスの保育士の皆さんに助けられました。
こどもの良き遊び相手になっていただき、狭いアパートでありながらも身体を存分に動かす遊びをその場で考えてくれ、こどものストレス発散に付き合っていただきました。
わたし自身も外出できずに家にこもって仕事、育児、家事をしなければならない時期だったので、保育士の方々に子育ての相談に乗って頂き心が軽くなりました。
また、フローレンスからわたしたちひとり親の家庭に、クリスマスプレゼントを大きな段ボール箱にたくさんつめて送ってくださったこともありました。その際はこどもたちの喜ぶ顔を見ることができ、心細く不安だった日々に彩りを添えて頂きました。
さらにマスクが手に入りにくい時期には手作りマスクを送ってきてくださったこともあり、マスク一枚から皆さんの温かさに触れることができました。
このご支援を通じ、ひとり親という肩書ではありますが、決して「ひとり」ではなく、大勢の皆さんの支えがあったからこそ、何とか激動の数年間を乗り越えられたことに気づくことができました。
こどもたちも段々と風邪を引きにくくなり、わたしも段々と生活を立て直すことができてきました。
皆さんのご支援があって、ここまでやってこられました。
どん底だった日々に希望の光をありがとうございました。心から感謝しております。
※ 個人が特定されないよう、ひとり親支援プランの利用者さんから寄せられたいくつかのメッセージを基に作成したエピソードです。
\フローレンスの取り組み/
フローレンスの
ひとり親家庭支援
様々な活動を通して、
孤立しがちなひとり親家庭に寄り添う支援を行っています。

2008年〜
病児保育「寄付によるひとり親支援プラン」
ひとり親家庭が安心して仕事と家庭が両立できる社会を目指し、寄付を原資に低価格で病児保育が利用できる「寄付によるひとり親支援プラン」を提供しています。
2025年3月末までに、のべ1,914名のひとり親家庭のお子さんに病児保育を提供しています。
2017年〜
こども宅食
経済的な困窮など、様々な困りごとを抱える子育て家庭が孤立しないよう、定期的に食品を届けています。
配送時やオンラインでのコミュニケーションを通じて継続的な繋がりを保ち、困りごとがあった時には必要な支援先に繋げています。


2020年〜
新型コロナこども緊急支援プロジェクト
コロナ禍の緊急支援として、ひとり親家庭へ食品・日用品支援や相談支援を実施。また、お子さんの臨時休校・休園対策として健康児の無料保育等を提供しました。
2022年1月には、支援が極端に不足する離婚成立前の実質ひとり親家庭へお米の配送を行っています。
2021年〜
デジタルソーシャルワーク
食品の無料宅配支援などをきっかけに、SNSでの情報提供・相談支援により必要な支援につないでいくデジタルソーシャルワーク事業を開始。社会福祉士などの有資格者がご家庭からの相談にオンラインで対応し、継続的に寄り添いながら、さらなるサポートを届ける「アウトリーチ」型の支援を推進しています。


2022年〜
病児保育「寄付によるひとり親支援プラン」対象拡大
2008年から実施している「寄付によるひとり親支援プラン」の利用期間を2年から3年へ延長するとともに、入会時の年収上限も400万円から500万円へ引き上げることで、より多くのひとり親家庭を支えています。
あなたのご寄付でできること
ひとり親、待機児童問題、障害児保育・支援問題、貧困、虐待…
わたしたちは子育てに関わる諸問題に取り組み続けています。

例えば3,000円のご寄付で
予期せぬ妊娠で困った女性の相談対応を1回行うことができます。

例えば8,400円のご寄付で
ひとり親家庭1世帯に病児保育を1ヶ月提供することが出来ます

例えば15,000円の寄付で
経済的に困窮しているご家庭2世帯へ食品や日用品などを配送する活動を支えることができます。
寄付者さんからの声
- わたし自身もひとり親で、フローレンスさんに助けていただいていました。遅くなりましたが、今苦しんでいるもう1人のわたしに届きますように。
- わたし自身はこどもがいませんが、職場でお子さんが病気になった際にとても苦労している親御さんがいらして、何か協力できることはないかと思い寄付をいたしました。自分でできる最初の一歩だと思いました。応援しています。
- うちのこどもたちはもう大学生です。保育園、小学校の時はこどものことで急に仕事を休まなければならないことがたくさんありました。たくさん泣きました。あれから20年も経っているのに、まだまだ職場ではこどものことで急にお父さん、お母さんが休むとよく思われないし、実際迷惑が掛かります。子育て、これほど尊い仕事はないのに。
フローレンスの活動、子育て中のお父さんお母さん、これからお父さんお母さんになる皆さんを陰ながら応援します。
「新しいあたりまえ」を未来に手渡そうフローレンス設立ストーリー
「こどもの看病をしたら会社をクビになった」
駒崎がフローレンスを立ち上げたきっかけは、大学生の頃。ベビーシッターをしていた母から聞いた、ある母子家庭の話でした。
その母親は、こどもが熱を出して保育園に行けず、会社を休んで看病をしていたのですが、なんとそれを理由に、会社をクビにされてしまったというのです。
こどもの病気で悩む親御さんとこどもを助けたい。そんな想いで立ち上げたのが、保育者が自宅に伺って病気のこどもを保育する、フローレンスの病児保育です。
全国へ広がる支援
フローレンスを設立した2004年当時はまだ「病気のこどもは親が看るのがあたりまえ」という風潮がありました。しかしサービスをスタートさせると、予想を大きく上回る利用希望者からの声が届きました。病児保育はまさに子育て世代が待ち望んでいたものだったのです。
他にも、こどもの貧困・虐待防止、ひとり親家庭支援、障害児家庭支援、にんしん相談など数々の取り組みを全国で展開しています。同時に、課題を仕組みや構造から解決するため、国や自治体への政策提言を行い、制度を新設・アップデートしています。
病児保育の影響は全国へ
この社会にはまだまだ課題が山積しています。わたしたちフローレンスの使命は、その積み重なった課題の合間に希望の萌芽を見出し、寄付者の皆さんと共に大切に育み社会を変えていくことです。
半径5メートルの小さな取り組みから社会の「あたりまえ」を変えるフローレンスの活動は、皆さんのご支援によって成り立っています。皆さんの小さな悲しみや願いを「寄付」という社会とつながる行動に変えてくれたから、こどもたちの未来がつくられるのです。
ぜひ、これからもフローレンスと共に、すべてのこどもたちの心躍る未来を目指して歩んでいただけましたら幸いです。
創業者 駒崎弘樹プロフィール
1979年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業後、「地域の力によって病児保育問題を解決し、子育てと仕事を両立できる社会をつくりたい」と考え、2004年にNPO法人フローレンスを設立。
政策提言や担い手の育成を行うため、2012年、一般財団法人 日本病児保育協会、NPO法人 全国小規模保育協議会を設立、理事長に就任。2015年、全国医療的ケア児者支援協議会を設立、事務局長に。
公職としては、2010年より内閣府政策調査員、内閣府「新しい公共」専門調査会推進委員、内閣官房「社会保障改革に関する集中検討会議」委員などを歴任。
現在、厚生労働省「イクメンプロジェクト」推進委員会座長、内閣府「子ども・子育て会議」委員、東京都「子供・子育て会議」委員、横須賀市こども政策アドバイザーを務める。
著書に『政策起業家「普通のあなた」が社会のルールを変える方法』他多数。
一男一女の父であり、こどもの誕生時にはそれぞれ2か月の育児休暇を取得。
認定NPO法人フローレンスとは?
こどもたちのために、日本を変える。こどもの虐待や貧困問題、育児の孤立・孤独などこども・子育て領域の社会課題の解決を目指し、病児保育、保育園、障害児保育、こども宅食、赤ちゃん縁組などの数々の福祉・支援事業を運営するとともに、政策提言や文化醸成などの活動を行う国内最大規模の認定NPO法人です。
認定証明書
フローレンスは、児童福祉支援活動の分野において東京都で最も早く「認定」を受けた認定NPO法人のひとつです。
受賞歴
- 多胎児家庭専門の訪問サポートサービス「ふたご助っ人くじ」が 東京都女性活躍推進大賞特別賞を受賞(2023年)
- 第4回SDGsジャパンスカラシップ岩佐賞受賞(2024年)
- こども冒険バンクが「ウェルビーイングアワード」モノ・サービス部門でグランプリ受賞(2025年)
その他、受賞歴多数
メディア掲載
日本経済新聞、産経新聞、毎日新聞、朝日新聞など全国の大手新聞や、「NHKニュース」「news zero」「めざましテレビ」「NEWS23」などテレビのニュース、また各種WEBニュースなど、多くのメディアにフローレンスの取り組みを紹介いただきました。
フローレンスが取り組む
様々な社会活動と活動実績
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病児保育事業
病児保育件数
約140,000件病児保育問題
2005年に日本初の訪問型・共済型病児保育事業を開始。子育てと仕事の両立可能な社会を目指し、安心安全な病児保育を提供しています。
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病児保育事業
ひとり親支援人数
のべ1,914名ひとり親家庭の就労問題
低価格で利用できるひとり親支援プランを提供。これまで多くのひとり親家庭のこどもを保育し、親御さんの就労を支えています。
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障害児保育・支援事業
これまでにお預かりしたお子さん
のべ406名障害児保育・支援問題
預け先がなく家庭で育てるしかなく、社会からも孤立していた障害児に保育、療育、看護を提供。お子さんだけではなく障害児家族の支援も行います。
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赤ちゃん縁組事業
無料産院事業で
支援した親子
のべ19組 チャットボット
妊娠相談の利用者
のべ11,850件赤ちゃんの虐待死問題
予期しない妊娠に悩む女性の妊娠相談、妊婦が安心して出産できる環境を提供する「無料産院」、育ての親になりたい夫婦をサポートする特別養子縁組。より多くの赤ちゃんが温かい家庭で育つよう支援を行っています。
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こども宅食事業
食支援をした世帯
のべ165,000世帯
全国のこども宅食の広まり
265団体
全国 47都道府県孤育て問題
親子の“つらい”にそっと手をさしのべるアウトリーチ型の福祉モデルである「こども宅食」。食品の配達を通じて困りごとを抱える家庭とつながりを作り出します。
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みらいの保育園事業
東京・仙台で11施設を運営待機児童問題・孤育て問題
待機児童の解決モデルとして始まった小規模保育所。親子の困りごとを早期発見し、適切な支援に繋ぐ活動をしています。
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みんなで社会変革事業
国へ働きかけ政策として実現した提言
のべ21件政策化に向けたソーシャルアクション
通園バス「置き去り防止装置」設置義務化、こども誰でも通園制度など、親子にまつわる様々な課題に対し政策提言活動を実施。
フローレンスは、 あなたからの支援を必要としています。
毎月の寄付(マンスリーサポーター)
継続的な支援が、大きな支えとなっています。
月1,500円(1日あたり50円)からのマンスリーサポーター寄付は、クレジットカードでお申し込みいただけます。
企業・団体からの寄付をご検討中の方へ
企業・団体さまからの認定NPO法人へのご寄付は、税制上の優遇措置として、一般寄付金の損金算入限度額とは別枠で、特別損金算入限度額の範囲内で損金算入が認められています。
1,100社を超える企業・団体さまと寄付をはじめとした様々な支援・協働の実績があり、御社のご意向に合わせた寄付をご提案します。
詳しい資料もご用意しておりますので、「とりあえず資料がほしい!」というご担当者の方も、ぜひお気軽に以下「お問い合わせ」ボタンよりご連絡ください。
お問い合わせの際には、フォームの「2. ご検討いただいているご支援についてお伺いいたします」の項目に「ひとり親支援に関する問い合わせ」とご記入の上、お申し込みをお願いします。
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