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日本では、1日に600件もの
児童虐待相談が寄せられています。

フローレンスは、児童虐待を未然に防ぐ取り組みを行っています。
こどもの命を救うために、あなたのご支援が必要です。

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※フローレンスは、児童福祉支援活動の分野において東京都で最も早く
「認定」を受けた認定NPO法人のひとつです。

2022年の児童虐待相談対応件数は
約22万件で、
過去最多を更新。
年々、深刻な社会問題へ発展しています。

児童虐待対応件数

出典:こども家庭庁『児童相談所における虐待相談対応件数とその推移』

児童虐待ニュース 児童虐待ニュース

全国の児童相談所が児童虐待相談として対応した件数は、年々増加の一途を辿っています。テレビや新聞などのメディアでも、児童虐待に関する痛ましい報道が日常的に流れてきます。助けを求めたり抵抗したりする術を持たない幼いこどもが日常的に虐待を受け、最悪の場合死亡に至るなど、児童虐待は現代の大きな社会問題になっています。

ー悲しい事件はもう最後にしたい。

2024年1月、青森県で、母親の交際相手から冷水をかけられて放置された5歳の女の子が死亡する事件がありました。
また2024年2月には、東京都で、当時4歳の女の子に薬品を摂取させて殺害したとして、父親と母親が殺害容疑で逮捕されました。

悲しいことに、幼いこどもの虐待事件は今も起こっています。

児童虐待は、“親が悪い”で終わらせず
こどもの将来のために社会全体で一丸となって
解決すべき課題です。

こどもに対する虐待行為は、決して許されるものではありません。一方、その背景には、生活困窮、親やこども本人の病気・障害、複雑な家庭環境、地域での孤立等、簡単には解決できない課題が複数重なっていることが多くあります。そのため、児童虐待問題は社会全体の課題と捉え、社会全体でこどもを見守り、育む取り組みが重要です。

児童虐待の起きる背景

児童虐待が起きる背景には、経済的困窮や社会的孤立などさまざまな要素が複雑に絡み合っています。これらの要因は必ずしも児童虐待につながるわけではありませんが、1つまたは複数の要因が重なることで発生しやすくなると言われています。

予期せぬ妊娠

予期せぬ妊娠

性犯罪の被害にあった、パートナーが避妊に協力してくれなかった、など予期しない形での妊娠。家族や知人に相談することも難しく、誰にも頼れず一人で出産するまで追い込まれ、新生児の遺棄や虐待につながってしまうことがあります。

経済的困窮

経済的困窮

病気などで働くことが困難だったり、離婚したが養育費を受け取れなかったり、といった理由によって経済的に困窮しているケースです。日本の「18歳未満の相対的貧困率」は、2021年に11.5%※です。 生活への不安から、精神的にも追い込まれてしまうことがあります。
※厚生労働省「国民生活基礎調査」(2023年)より 

社会的孤立

社会的孤立

「孤育て」と呼ばれるような孤独な子育てや、実家が遠かったりして育児の協力を得られないなど、社会的に孤立してしまう状況です。誰にも相談できず親がひとりで抱え込んでしまい、産後うつや育児ノイローゼになることもあります。

親/子の障害や病気

親/子の障害や病気

親やこどもに病気や障害があり、困難を抱えているにも関わらず、適切な治療やサポートを得られない場合にも、家庭内の負担が大きくなりがちです。思うように仕事ができないと、経済的困窮につながることもあります。

親子を孤立させない社会の仕組み

児童虐待を未然に防ぐためには、
親子を孤立させない
“社会の仕組み”が必要です。

児童虐待が発生する家庭は、何らかの事情で社会から孤立していることが多く、学校等の公的機関や行政サービスだけでは支援が届かないことがあります。だれにも相談できず・頼れずに困っている親子を社会で見守り、日常的に、かつネットワーク上に関わりあう仕組みづくりが必要です。

1日50円~寄付で、
児童虐待を
未然に防ぎませんか?

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※ご寄付は寄附金控除の対象となります
※毎月の寄付は、いつでも変更・解約いただけます

虐待を未然に防ぐために、社会全体が親子に寄り添い、
必要な支援を提供する予防的な関わりが大切です。
フローレンスは様々な角度から、親子の支援に取り組んでいます。

フローレンスの
具体的な取り組み
ソーシャルワーカー

ソーシャルワーカー
保育現場と共に
家庭への支援を実施

親子が日常的に関わる場である保育園では、子育ての悩みや、困りごとを抱えている親子の変化にいち早く気づくことがあります。フローレンスでは、弊会が運営する保育現場に加え、自治体の委託事業も通して、相談支援の専門知識を持つソーシャルワーカーが保育園の先生方と一緒に、家庭の困りごとを聞いたり、必要な相談窓口につながるためのサポートを実施しています。

食の支援

食の支援を通じて
家庭とつながる

フローレンスの「こども宅食」では、食品のお届けをきっかけに困難を抱える家庭とつながり、継続的にご家庭との関係を築き、適切な社会資源につなぐ活動を行っています。
また、保育園でこども食堂を実施する「保育園こども食堂」を全国に拡大する中間支援も行っています。
これらの取り組みは、食べ物を届ける支援だけでなく、子育て家庭の孤立を防ぐ役割も果たします。

ハイブリッドソーシャルワーク

デジタルを活用した
ハイブリッドソーシャル
ワークの実践

フローレンスでは、AIやSNSなど、デジタルを駆使して、困りごとを抱えたご家庭と継続的なつながりを構築しています。そうしたつながりの中で、支援を必要としている方に情報を届けたり、行政サービスに連携したりといった対面支援も組み合わせて行い、最適な支援につなげる活動を行っています。

妊娠期から相談

妊娠期から相談を受け
赤ちゃん虐待死を防ぐ

LINEでの相談を入口に、予期せぬ妊娠に悩む女性を支援につなぐ「にんしん相談」、そして赤ちゃんを自分で育てることが難しい場合には育ての親に託す特別養子縁組「赤ちゃん縁組」事業を行っています。令和5年度は13人の赤ちゃんが、温かな家庭に迎えられました。また、経済的に困窮する妊婦が安心して医療機関で定期健診と出産ができる「無料産院」事業も実施しています。事業開始から1年で、11人の妊婦が医療機関で出産、赤ちゃんが無事誕生しました。

政策提言

社会の仕組みを変える
取り組み
政策提言や
ソーシャルアクション

フローレンスには政策提言を行う専門チームがあり、日々の支援活動の他、世の中の仕組みを変える政策提言活動も行っています。具体的には、こどもの性被害を防ぐための「日本版DBS」創設、孤立した子育て家庭の支援にもつながる「こども誰でも通園制度」創設、負担の大きい多胎児家庭の支援を呼びかけるソーシャルアクションなど、社会そのものを変える取り組みを多数推進しています。国へ働きかけ政策として実現した提言は、2022年度には11件に達しました。

児童虐待を未然に防ぐ取り組みを
続けるためには、
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児童虐待を未然に防ぐ取り組みにつながります

予期せぬ妊娠で困った女性1人の相談対応

例えば 3,000

予期せぬ妊娠で困った女性1人の相談対応を行うことができます。

病児保育を1ヶ月提供

例えば 8,400

ひとり親家庭1世帯に病児保育を1ヶ月提供することができます。

つながる活動

例えば 10,000

さまざまな困りごとを抱える家庭5世帯にお米5kg程度(※)のお届けと、それをきっかけとした “つながる活動” を行うことができます。

※状況に応じてお送りする内容は食品・日用品・金券等から選択しています。
※新型コロナウイルス感染症の拡大時や地震等の緊急支援の一例です。

ある保護者の

~保育園に自分たち家族のことを気にかけてくれている人がいると思うとほっとします~

これは私たちが実際に取り組んだ複数の事例を基に作成した架空の事例です。個別のケースを特定したり、実際の個人情報を明らかにしたりするものではありませんが、子育て家庭が直面する出来事と、それをどのように解決していくかを理解する上での参考として掲載しています。

保護者の声

第二子を出産後、上の子のイヤイヤ期が重なりました。自分の体調があまり良くないし、夫も異動したばかりで余裕がないし、実家も遠くて頼れない…。自分でどうにかするしかないと思いながらも、正直、上の子も下の子も可愛く思えないと感じるようになってしまい、そう思ってしまう自分も嫌でした…。

上の子が保育園に登園していましたが、送り迎えで手一杯で、保育園の先生に相談しよう、という発想もありませんでした。ただ、あるとき保育園の先生から声をかけていただき、 ソーシャルワーカーさんに話をして、ゆっくり話を聞いてもらい、子育て支援のサービス等も紹介してもらい、気持ち・体力ともに少し余裕が持てるようになりました。

あの時期は本当に切羽詰まって先行きがまったく見えない状況で、もしかしたら手が出てしまったかもしれないな、と今振り返ると思います。これからも大変なこともあるかもしれないけれど、 保育園に自分たち家族のことを気にかけてくれている人がいる、相談することもできるんだ、と思うとほっとしました。

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認定NPO法人フローレンスとは?

こどもたちのために、日本を変える。こどもの虐待や貧困問題、育児の孤立・孤独などこども・子育て領域の社会課題の解決を目指し、病児保育、保育園、障害児保育、こども宅食、赤ちゃん縁組などの数々の福祉・支援事業を運営するとともに、政策提言や文化醸成などの活動を行う国内最大規模の認定NPO法人です。

認定証明書

認定証明書

フローレンスは、児童福祉支援活動の分野において東京都で最も早く「認定」を受けた認定NPO法人のひとつです。

受賞歴

受賞歴

・Change.org「チェンジメーカー・アワード2023」未来を生きる若者・子どもたちのために部門賞を受賞(2023年)
・多胎児家庭専門の訪問サポートサービス「ふたご助っ人くじ」が 東京都女性活躍推進大賞特別賞を受賞(2023年)

その他、受賞歴多数

メディア掲載

メディア掲載

日本経済新聞、産経新聞、毎日新聞、朝日新聞など全国の大手新聞や、「NHKニュース」「news zero」「めざましテレビ」「NEWS23」などテレビのニュース、また各種WEBニュースなど、多くのメディアにフローレンスの取り組みを紹介いただきました。

フローレンスが取り組む
様々な社会活動と活動実績

病児保育事業

病児保育事業

病児保育件数

120,000

※2023年までの実績

病児保育問題

2005年に日本初の訪問型病児保育事業を開始。子育てと仕事の両立可能な社会を目指し、安心安全な病児保育を提供しています。

ひとり親支援事業

ひとり親支援事業

ひとり親支援人数

1,583

※2022年までの実績

ひとり親家庭の就労問題

低価格で利用できるひとり親支援プランを提供。のべ1,583名のひとり親家庭のこどもを保育。親御さんの就労を支えています。

障害児保育・支援事業

障害児保育・支援事業

これまでにお預かりしたお子さん

344

※2022年までの実績

障害児保育・支援問題

預け先がなく家庭で育てるしかなく、社会からも孤立していた障害児に保育、療育、看護を提供。お子さんだけではなく障害児家族の支援も行います。

赤ちゃん縁組事業

赤ちゃん縁組事業

特別養子縁組

28

にんしん相談件数

4,251

※2022年までの実績

赤ちゃんの虐待死問題

予期しない妊娠に悩む女性の妊娠相談と、育ての親になりたい夫婦をサポート。より多くの赤ちゃんが温かい家庭で育つよう支援を行っています。

こども宅食事業

こども宅食事業

食支援をした世帯

のべ10万世帯

全国のこども宅食の広まり

193団体 39都道府県

※2024年1月までの実績

孤育て問題

親子の“つらい”にそっと手をさしのべるアウトリーチ型の福祉モデルである「こども宅食」。食品の配達を通じて困りごとを抱える家庭とつながりを作り出します。

みらいの保育園事業

みらいの保育園事業

東京・仙台で

18施設を運営

※2023年までの実績

待機児童問題・孤育て問題

待機児童の解決モデルとして始まった小規模保育所。親子の困りごとを早期発見し、適切な支援に繋ぐ活動をしています。

みんなで社会変革事業

みんなで社会変革事業

国へ働きかけ政策として実現した提言

1年間で11

※2022年までの実績

政策化に向けたソーシャルアクション

通園バス「置き去り防止装置」設置義務化、こども誰でも通園制度など、親子にまつわる様々な課題に対し政策提言活動を実施。

フローレンスは、
あなたからの支援
必要としています。

フローレンスは児童虐待を
未然に防ぐ取り組みを推進するために、
皆さんからのご支援を必要としています。

皆さんからのご支援を必要としています
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※ご寄付は寄附金控除の対象となります
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法人・団体からの
寄付をご検討中の方へ

フローレンスは900社を超える法人・団体さまと
寄付をはじめとした支援・協働の実績があります

法人・団体さまからの認定NPO法人へのご寄付は税制上の優遇措置として、一般寄付金の損金算入限度額とは別枠で、特別損金算入限度額の範囲内で損金算入が認められています。

900社を超える法人・団体さまと寄付をはじめとした様々な支援・協働の実績があり、ご意向に合わせた寄付をご提案します。児童虐待防止に使途指定した寄付も可能ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください!

お問い合わせ

お問合せの際には、
フォームの 「2. ご検討いただいているご支援についてお伺いします」の項目に
「児童虐待防止に関するWebサイトからのお問い合わせ」とご記入の上、
お申し込みをお願いします。

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