News

アクション最前線

2015/05/29

日本初、訪問看護師への病児保育支援の提携へ


この度、ケアプロ株式会社(東京都中野区:代表取締役 川添高志)様とフローレンスは、訪問看護師の方に病児保育を提供すべく、病児保育サービスの法人契約を締結しました。

DSC_0104.jpg

●ケアプロ株式会社について

「革新的なヘルスケアサービスをプロデュースし、健康的な社会づくりに貢献する」をミッションに掲げ、過去1年以上健康診断を受けていない「健診弱者」の方が、街なかで簡易に受けられる「セルフ健康チェック」事業を展開。また、24時間365日体制の訪問看護事業も展開されています。

学生時代から、高い志をもって医療業界で革新的な取り組みを行ってこられた川添代表。これまで第一回日経ソーシャルイニシアチブ大賞 国内部門賞東京大学 医療政策人材養成講座 優秀成果物 特賞など数々の賞を受賞されています。

●法人プラン導入のきっかけ

ケアプロに在籍されていらっしゃる訪問看護師25名の平均年齢は29歳で、子育て中の看護師さんは子供が病気になった時は仕事を休まざるをえない状況であり、24時間365日体制の訪問看護を提供する上で課題となっているそうです。

実際に、東京都訪問看護支援検討委員会の報告(平成25年3月)によると、『訪問看護師の退職理由は、「家庭等の都合(育児、介護等)」が最多の 41.1%』となっているそうで、一般的に訪問看護師の方の家庭と仕事の両立が難しいことが伺えます。

そこで、お子さんが病気になった時に看護師さんのご自宅まで保育士等が訪問して病児保育を提供するフローレンスと法人契約をしていただくことに。

●今後の取り組み

以前より、看護師不足は大きな問題として認識されており、2020年には30万人になると言われる看取り難民を防ぐためには、これから訪問看護師を2万人以上増やしていく必要があると言われています。看護師資格を持っていながら就業していない潜在看護師は、約70万人いるとも言われており、この中には、出産など様々な理由で職を離れ、復職の意思がありながらも就業できないでいる人が含まれていると思われます。

看取り難民を防ぐには、潜在看護師を含めた人材確保および定着が必要であり、病児保育等の支援は重要である、と川添代表からも熱い想いを伺うことができました。

超高齢化社会において必要とされる在宅医療の充実のために、 看護師の職場環境の整備が進み、ワークライフバランスがとれる働き方が可能な職場が広がっていくよう、ケアプロとフローレンスは、これからも全力で取り組んでまいります!

ケアプロ株式会社 WEBサイトはこちら
http://carepro.co.jp/

——————————
フローレンスの法人プランは、お勤め先に月会費をご負担いただくことで、
社員、スタッフの方が安価に病児保育を利用できる制度です。

【フローレンス 「訪問型病児保育」概要】

■対象: 6か月〜12才の子ども
■提供日:月〜金 8:00〜17:30 (〜18:30 延長可能) 土・日・祝日休み
■提供エリア:東京都23区および周辺地区、千葉県(浦安市、市川市、船橋市、松戸市)
       埼玉県(川口市、さいたま市一部、蕨市)、神奈川県(川崎市、横浜市)など

★法人プラン詳細はコチラ★

法人向けサービスに関するお問い合わせはこちらのフォームよりお問い合わせください。

認定NPO法人フローレンス 
病児保育事業部 
担当:栗原




フローレンスでは、社会問題や働き方など、これからもさまざまなコンテンツを発信していきます。
ぜひ、SNSもフォローしてください!
もしかしたら、SNSでしか見れない情報もあるかも!?気になるアイコンをタップ!


  • twitter
  • instagram
  • LINE@
  • facebook
  • youtube