History of Florence

沿革

第一創業期VISION

子育てと仕事、そして自己実現のすべてに誰もが挑戦できる、
しなやかで躍動的な社会

2004

平成16年

4

特定非営利活動法人内閣府認証を取得し、「NPO法人フローレンス」として創業

2005

平成17年

4

東京都中央区・江東区にて日本で初めての共済型・自宅訪問型の病児保育事業「フローレンスの病児保育」を開始

病児保育創業時の様子

2007

平成19年

11

病児保育事業において、「寄付によるひとり親支援プラン」運用のための個人寄付会員(サポート隊員)募集を開始

2007

平成19年

11

駒崎弘樹著『「社会を変える」を仕事にする〜社会起業家という生き方』(英治出版)刊行

2009

平成21年

5

駒崎弘樹著『働き方革命: あなたが今日から日本を変える方法』(ちくま新書)刊行

2010

平成22年

4

待機児童問題を受けて、東京都江東区東雲に小規模保育所「おうち保育園」開園

9人の園児から始まった

2010

平成22年

6

厚生労働省「イクメンプロジェクト」発足。駒崎が委員として加入

2011

平成23年

10

東日本大震災被災地の中高生向け、無償学習支援「希望のゼミ」を開始(2013年3月終了)

2011

平成23年

12

被災地・福島のこどもたちのための屋内公園「ふくしまインドアパーク 郡山」開園(2015年3月閉園)

2012

平成24年

7

小規模保育を実施している団体・法人が協働し、全国小規模保育協議会を設立

2012

平成24年

8

おうち保育園をモデルとした「小規模認可保育所」が「子ども・子育て支援法」に盛り込まれ、法制化

2012

平成24年

12

東京都より「認定特定非営利活動法人」(認定NPO法人)取得(児童福祉支援活動の分野において東京都でもっとも早く「認定」を受けた認定NPO法人のひとつ)

2014

平成26年

9

日本で初めて、障害のあるお子さんを専門に長時間お預かりできる「障害児保育園ヘレン」を開園(東京都杉並区荻窪)

障害児を育てる親御さんの声がきっかけ

第二創業期VISION

みんなで子どもたちを抱きしめ、子育てとともに何でも挑戦でき、
いろんな家族の笑顔があふれる社会

2015

平成27年

4

子ども子育て支援法が施行され、全国で「小規模認可保育所」が設立され始める

2015

平成27年

4

仙台市青葉区に「おうち保育園 こうとう台」を開園。仙台での事業展開開始

2015

平成27年

4

日本で初めて、障害児に特化した訪問保育事業「障害児訪問保育アニー」を開始

障害児のご自宅に保育スタッフが訪問

2015

平成27年

7

関連団体とともに、医療的ケア児家庭を取り巻く社会課題を検討する「全国医療的ケア児者支援協議会」を発足

2015

平成27年

7

フローレンスの病児保育がモデルになった漫画『37.5℃の涙』(椎名チカ・小学館)がテレビドラマ化

漫画やドラマを通じて一般に病児保育が浸透

2015

平成27年

12

「ひとり親の低すぎる児童扶養手当引き上げ」を塩崎恭久厚生労働大臣(当時)に要望し、実現

2016

平成28年

2

特別養子縁組事業「フローレンスの赤ちゃん縁組」を開始

みんなが幸せになる赤ちゃん縁組を目指して

2017

平成29年

4

新たな待機児童問題「3歳の壁」の打ち手として、シチズンシップを体現する認可保育園「みんなのみらいをつくる保育園東雲」が開園

2017

平成29年

7

経済的困難を抱えたご家庭と食支援を通じてつながる「こども宅食」を文京区で開始

こどもの貧困に対する新たなアプローチ

2017

平成29年

10

障害児保育・認可保育・病児保育を併設するフローレンス「おやこ基地シブヤ」開設&マーガレットこどもクリニック開院(2023年に「フローレンスこどもと心クリニック」に改称)

すべてのこどもたちに保育の機会を

2018

平成30年

6

「なくそう!子どもの虐待プロジェクト2018 署名キャンペーン」実施で約10万5千人の署名を集める

2018

平成30年

10

「こども宅食」の全国化を推進する「こども宅食応援団」の設立

現在では全国に広がる

2019

令和元年

9

看護師が自宅で医療的ケア児を預かる「医療的ケアシッター ナンシー」を開始

親子の「やってみたい」をサポート

2019

令和元年

8

仙台のおうち保育園かしわぎにて、フローレンス初の「ほいくえん子ども食堂」オープン

親子の地域の居場所に

2019

令和元年

11

多胎児家庭1,591世帯の全国アンケート結果を報告する記者会見を実施

2020

令和2年

4

コロナ禍により困難な状況に置かれた家庭を支援する、#すべての親子を置き去りにしない!「新型コロナこども緊急支援プロジェクト 2020」始動

2020

令和2年

12

イクメンプロジェクト委員や有志の仲間とともに政策提言してきた「男性の産休と男性育休の義務化の制度化」が閣議決定

2021

令和3年

6

SNSなどを活用した相談支援「おやこよりそいチャット」を開始。チャットのつながりを継続しながら、必要に応じて専門の相談員が対応するデジタルソーシャルワークの取り組みを開始

2021

令和3年

6

提言の結果、医療的ケア児家庭への支援を国や自治体の責務とする「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律(通称:医療的ケア児支援法)」が成立

仲間とともに国に提言

2021

令和3年

12

法的離婚前の「実質ひとり親」が児童扶養手当を受け取れることを目指して行っていた政策提言の結果、制度として実現

2022

令和4年

1

駒崎弘樹著『政策起業家「普通のあなた」が社会のルールを変える方法』(ちくま新書)刊行

2022

令和4年

1

「フローレンス新型コロナこども緊急支援プロジェクト2022」始動

2022

令和4年

4

多胎児を育てる家庭を支援する「ふたご助っ人くじ」を正式サービスとして開始

双子家庭のリアルな声を受けて事業化

2022

令和4年

6

保育園に通っていない親子の孤立を可視化する「無園児家庭の孤独感と定期保育ニーズに関する全国調査」を実施、記者会見で結果を発表。「働く親のための保育園からすべてのこどものための保育園へ」(みんなの保育園構想)を政策提言

会見には多くの報道陣が集まった

2022

令和4年

8

「視線入力」の技術を使って競う、重度障害児・者のためのeスポーツ全国大会・フローレンス杯「アイ♡スポ」を開催

2022

令和4年

9

通園バス置き去り事故を受け、「置き去り防止装置」義務化を訴え、4万筆の署名を提出。義務化を実現

署名は小倉少子化担当大臣(当時)へ

第三創業期VISION

今を生きるわたしたちと まだ見ぬこどもたちが 
希望と手をつないで歩める社会。さあ、心躍る未来へ

2023

令和5年

3

「男の子にもHPVワクチンを!」キャンペーンを始動。フローレンスグループのマーガレットこどもクリニック(現・フローレンスこどもと心クリニック)で18歳以下の男性60名に無料接種を実施

2023

令和5年

4

政策提言の結果、男性の育休取得促進のため、常時雇用する労働者が1,000名を超える事業主は育休取得状況を1年に1回公表することが義務化される

2023

令和5年

6

「#赤ちゃん遺棄をゼロに」を訴え、未受診妊婦を支援する「無料産院」事業を日本で初めて開始

思いを託された寄付を原資に始動

2023

令和5年

7

「#夏休み格差をなくそうプロジェクト」始動。寄付でひとり親世帯等のこどもに夏休みの遊びや体験を提供するため、民間企業と連携し、記者会見を実施。全国2800世帯以上へ体験を届ける

2023

令和5年

8

塾や習い事の場で相次ぐこどもの性被害を受けて「#STOP子どもの性被害」を訴え、日本版DBS導入の全国緊急署名活動を始動。署名8万8000筆とともに政策提言を実施

署名提出は社会的な関心のきっかけにも

2023

令和5年

11

「マーガレットこどもクリニック」を「フローレンスこどもと心クリニック」に改称。さらに女性のための心療内科・不登校外来の診療がスタート

2024

令和6年

6

無園児の孤立解消に向けた提言(みんなの保育園構想)が実現し、親の就労を問わず保育園に通える「こども誰でも通園制度」として成立

成立には議員や当事者などとともに尽力

2024

令和6年

6

政策提言を続けてきた「日本版DBS」の創設を含む、こども性暴力防止法の導入が法律として成立、制度実現へ

法律成立時に関係者と行った記者会見

2024

令和6年

8

こどもの「体験格差」の解消を目指し、体験が不足しがちな家庭が、企業が無料で提供した体験を自由に選べるプラットフォーム事業「こども冒険バンク」を開始

こどもたちにワクワクを届けたい