社会課題をさまざまなレンズ(視点や解像度)で深く見つめ、理解を深めていく音声コンテンツ「フローレンズラジオ」。
シーズン2、第6回のテーマは――
いざ政策提言!こどもを守る制度をつくる。日本版DBS、誕生までの軌跡
※非常にセンシティブな内容を含むため、気持ちに余裕のあるときに、無理のない範囲でお聞きください。
5年前、ベビーシッターによる衝撃的な性暴力事件が報じられました。
「こどもを安心して預けられない社会でいいのか?」
この強い問いを原点に、フローレンスは小児性暴力防止の取り組みを本格的に始めます。
しかし、その道のりは決して平坦ではありませんでした。
当初は「コップの中の嵐」に過ぎず、役所や議員を訪ねても門前払いされる日々。
ようやく一筋の光が見えたのは、メディアが問題を大きく報じたときでした。けれど、制度の壁は高く、構造的な課題が次々と立ちはだかります。
それでも。
当事者の声を聴き、専門家と手を取り合い、仲間が少しずつ増えていくなかで、
「こどもたちを守るには、仕組みそのものを変えなければならない」という確信が育っていきます。
日本版DBSの実現に向け、草の根から政策提言に挑んだその裏側を赤裸々に語ります。


