社会課題をさまざまなレンズ(視点や解像度)で深く見つめ、理解を深めていく音声コンテンツ「フローレンズラジオ」。
シーズン2、第9回のテーマは――
進む官僚の働き方改革VS大きな障壁「国会の慣習」
今回も前回に引き続き、ちょっと息抜きの閑話休題回。
官僚って、ほんとうはどんな働き方をしているの?
働き方改革、デジタル化、テレワーク、育休の普及。
行政の現場でも着実に前進はあるものの、その一方で前田が直面したのは、政治・国会・世論という「外からのボール」が、いつどこからでも飛んでくる現実。
質問通告が前日夕方に来る。
深夜に戻ってくる修正依頼をひたすら待つ。
突然大号令が降ってくる。
――どれだけ省庁が働き方改革をがんばっても、外的要因ひとつで全てが吹き飛ぶことも。
「役人は怠けている?」
「こども家庭庁は不要?」
そんな言説の裏側で、実際に何が起きているのか。
元役人としての前田の義憤と、「それでも人間同士、敬意を持って対話したい」という願いが、ついこぼれます。
制度の裏側で汗をかく人たちの姿に、そっと思いを馳せたくなる回です。


