フローレンスは保育クレド(約束)で、「私たちは、常に最高の保育に向かって学び続けるプロです」と掲げています。「保育塾」は、保育スタッフの学ぶ意欲に応えるべく、月に1度全ての保育スタッフを対象に行っている研修です。今回は8月に開催した保育塾の様子をお届けします!
今回の保育塾では、「手づくりおもちゃ」について学びました。講師は、障害児訪問保育アニーの保育スーパーバイザーの林。障害のあるお子さんは、市販のおもちゃが手のサイズに合わなかったり、反応が小さいお子さんもいます。そこで、アニーでは手づくりのおもちゃをつくっているんです。今回はそのノウハウを伝授してもらいました。
まずは、「楽しくなければ遊びではない」「1を知ったら10にふくらませる柔軟な発想力を鍛える」など、手づくりおもちゃの基礎について学びました。
そして、作ったおもちゃをブラッシュアップするプロセスを考えます。
こちらは、アニーで実際に手づくりしたおもちゃです。遊び方は、自由!
最後は実際にみんなでおもちゃをその場で作って、遊んでみようということに。こちらは新聞紙で、キャッチボールをしているところ。
参加者からは、「市販のおもちゃで遊ぶ事が多かったが、今回の保育塾で手作りおもちゃが、普通のおもちゃより、子どもたちにとって遊びやすく、子どもが色々な遊びを展開できる、ということを知ることができた」などの感想がありました。手づくりおもちゃの魅力が伝わったでしょうか。
遊びの主導権はいつも子どもにあり、大人の「こんな風に遊んで欲しい」というような思いは、つまらない、のかもしれません。どんどんと可能性を切り開いていく子どもの芽を摘みとらないような、体験、おもちゃが必要だと学びました。
これからもフローレンスは、保育スタッフの「学びたい!」という熱い気持ちに応えるために、毎月保育塾を行います。来月もお楽しみに。