12月1日、「寄付月間」がスタートしました!
「寄付月間」とは、「欲しい未来へ、寄付を贈ろう」を合言葉にNPO、大学、企業、行政、国際機関などが幅広く集い「寄付」を啓発するキャンペーンとして、日本で初めて昨年12月に立ち上がりました。一年の終わりに未来を考えるきっかけとして寄付体験を呼びかける「寄付月間」が、2年目の今年もスタートしました。http://giving12.jp/
「寄付」と聞くと、赤い羽根共同募金やコンビニのレジ募金などを思い浮かべる方が多いでしょうか。海外の恵まれない子どもたちへの支援などをイメージする方もいるかもしれません。なんとなく身近に感じられない、「寄付」という崇高な響き!でも、自分には関係ない、と思っているあなたにこそお伝えしたいことがあります。
「寄付」、実は日本人にはとても身近だった!?
欧米に比べ寄付市場が小さく、「寄付文化が根付いていない」と言われる日本。
確かに比較するとそのように見えます。しかし、本当にそうでしょうか?
日本には各地に神社仏閣がありますが、これらの多くは昔「勧進(かんじん)」と呼ばれる寄付で作られたものです。宗教施設は学校や病院やコミュニティ施設を兼ねていたため、地域の人々は自分たちのためになる施設を寄付で作ってきました。江戸時代に日本が世界最高水準の識字率を誇っていたのは、皆さんご存知のとおり「寺子屋」という民間教育施設のシステムがあったからです。これも、運営は町の寄付で賄われていました。大阪には今も数多くの橋がありますが、そのほとんどが「町橋」といって、江戸時代の大阪商人が流通の利便性を求めて寄付を集めて作ったものだったそうです。
つまり、明治維新以降、国家による公共が当たり前になり、「社会を作るのは国」「制度や保証を作るのも国」「地域問題は自治体の仕事」といつしか社会は誰かが作るものというムードに慣れてしまっただけで、本来は、行政の手が回らない地域社会の課題があれば民が声も手もあげる国だったのです。
寄付は未来を手に入れるための投資
あなたは最近、どんなニュースに憤りを感じましたか?
どんな話題に心を痛めましたか?
私生活で感じた理不尽なことや、違和感を感じた経験はありませんか?
あるいは、応援したいなと思う人や企業や団体との出会いがありませんでしたか?
寄付は「自分が欲しい未来を手に入れるための手段」であり「意思表示としての投票」です。
2017年、年が明けたら多くの方は神社に初詣に行きます。その時「今年はこんな一年になりますように!どうぞお守りください」と念じて、お賽銭を投げ入れるでしょう。それと寄付は同じです。「私が見たい未来はこんな社会。きっと現実になりますように!」と願って、あなたの一票を投じてみてください。
初詣での神様へのお願いと違って、その寄付をきっかけに変わっていく社会を目の当たりにすることができる、あなた自身が社会を創りドライブする主人公だと胸を張ることができる、そして願った未来を享受することができる、という大きなリターンが期待できる投資でもあります。
近年寄付は、インターネットから誰でも簡単に楽しく参加することができるようになりました。また、SNSでのシェアやプロボノ参加など、お金以外の参加アクションも多様に広がっています。ぜひ、12月中の寄付月間にひとつでも寄付体験をしてみてください。2017年、新しい年を今までとちょっと違う気持ちで迎えられるかもしれません。
フローレンス代表駒崎より、フローレンスは寄付でどんな社会を作りたいのか、改めて想いを伝えさせて下さい!
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寄付は信頼の心そのもの
寄付は、皆さまの期待と社会問題解決への願いが強く込められたお金です。
「心が乗っかっている」お金です。
その心は裏切れません。必ずや、実りある成果を出し、心に報いたいと思っています。
心からの感謝を表しつつ、同時に「困っている人の支えになる」という確かな成果によってこそ、寄付をしてくださった方に報いることができるのだと思います。
ちなみに、寄付金額は最大50%返ってきます
フローレンスは、東京都の認定を受けた「認定NPO法人」です。そのためフローレンスに寄付をされた方は、確定申告によって寄付金控除を受けることができます。あなたが支払うはずの税(所得税等)の額から、あなたが寄付した額の一部(最大で50%)が差し引かれます。つまり、最大で寄付金額の半分税金が安くなるということです。税額控除は[年間の寄付金額-2,000円]×40%=税額控除額 となりますので、5万円の寄付をした場合は19,200円控除されます。確定申告で手続きできますよ!
1日にコーヒー1杯の金額からフローレンスを応援する
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