12月は寄付月間。「欲しい未来へ、寄付を贈ろう。」を合言葉に、寄付が人々の幸せを生み出す社会をつくるためにさまざまなキャンペーンが行われています。
今回は、実際に普段から寄付というアクションをしている方の「寄付者の声」をご紹介します。
「nanapi」などのウェブサービスを運営されているけんすう(@kensuu)こと古川健介さんも、フローレンスを支援してくださっているお一人です。今回、寄付月間に寄せて、けんすうさんよりコメントをいただきました!
古川健介(ふるかわ・けんすけ)(けんすう)
1981年生まれ。大学在学中に、学生向けのインターネットコミュニティーや、レンタル掲示板の立ち上げを経験。その後、リクルートでの新規事業担当などを経て、2009年よりハウツーサイト「nanapi」運営会社の代表取締役に就任。
3社の合併後は、Supershipの新規サービス事業を統括。現:Supership株式会社 取締役 兼 新規サービス開発室長
Twitter:@kensuu
起業をしたりする人にはいろいろな人がいます。
社会をよくしたいという気持ちが強い人もいれば、お金を稼ぎたい、という人もいます。
僕はどちらの起業家もよいと思っており、いろいろな人がチャレンジをして、いろいろなことを試していくといいんじゃないかと思っています。
一方で、起業家には寄付を強くおすすめしたいと思っています。
事業やビジネスで社会をよくするというのは一つの手ですが、
今この瞬間に困っている人がいるが、長い目でみないと社会に還元されない不というものも存在しています。
そういった性質のものは、寄付などによって成り立たせるのが効率的です。
日本にいて日本で起業できるというのは、日本という社会のインフラを使わせてもらっているからであり
多くの人の手助けやお金が使われて成り立っているのです。
多くを社会から受け取っている身として、なるべく社会に還元するよう、
積極的に寄付をしていくといいんじゃないかなあ、と思っています。
普段、寄付の習慣がない人がいきなり「寄付月間だから寄付をしよう」と言われても、なかなかピンとこないですよね。
そんなときは、「寄付をする」の前に「寄付について考えてみる」時間をとってみてはいかがでしょうか。自分の生活、普段の暮らしにどのようにつながっているのか、考えてみることで、「寄付すること」の見え方もきっと変わってくるはずです。
けんすうさんは、起業家にとっての寄付という視点からコメントを寄せてくださいました。
あなたにとって寄付とは何か、この機会に考えてみませんか。
■フローレンスにとっての寄付の意味については、こちらをぜひご覧ください!