話題のEテレ「ねほりんぱほりん」の神回、見てください!テーマは「特別養子縁組」
突然ですが、今、巷で噂になっているNHKのEテレ深夜番組「ねほりんぱほりん」をご存知でしょうか?
〝Eテレ〟といえば『NHK教育テレビジョン』。だいすけお兄さんロスが話題の「おかあさんといっしょ」など、教育番組局としてファミリー層にはお馴染みですよね。このEテレが最近攻めてます!中でも、「ねほりんぱほりん」はディープな支持者が多いと言われじわじわきている番組で、フローレンス内にもファンが多いのです。
「顔出しNGの訳ありゲストはブタに、聞き手の山里亮太とYOUはモグラの人形にふんすることで「そんなこと聞いちゃっていいの~?」という話を“ねほりはほり”聞き出す新感覚のトークショー。作りに作り込んだEテレお得意の人形劇と、聞いたこともないような人生の“裏話”が合体した人形劇×赤裸々トークをお楽しみください!」(番組ホームページより)
フローレンスは日本で2週間に1人赤ちゃんが遺棄や虐待により死亡しているという問題を解決するため、2016年4月より「赤ちゃん縁組」(特別養子縁組斡旋)を事業として運営していますが、昨年末、その「ねほりんぱほりん」のテーマに「特別養子縁組」が取り上げられることを知りました。私たちフローレンススタッフは、年の瀬も押し迫った12月28日の深夜23時に、それぞれが自宅のテレビの前に正座してこの回を視聴したのです!
ブタの人形に扮したゲストは「特別養子縁組で2歳の時に養子となった、男子高校生ケイタ君」。
YOUさんの「子どもじゃねーか、聞きづれーわ」というストレートすぎる第一声からはじまり・・
ケイタ「生まれたら乳児院で小っちゃい頃教育されて、育ってきたら親の所に連れていかれるシステムだと思ってて」
YOU「1回みんなで子ども同士で集まっといて」
ケイタ「そんで迎えに来てもらうっていう」
2歳で養親宅に連れて来られた時は、親子とはそういうシステムで誕生するのだと思っていたケイタ君ですが、
ケイタ「6歳の誕生日のとき母から突然”自分のおなかが壊れてるから産めなかったんだよ”と言われて」
小学校に上がると、周りの家族と自分は違うことを知ります。
「血の繋がり」や「家族」について掘り下げながら、非常にフラットな目線でケイタ君に寄り添うYOUさんと山里さん。そして、ケイタ君がひとつの真実に行き着いた心情が語られます。
YOUさんが号泣した回は、後にも先にもこの回だけだそう。テレビの前の私達も、涙で画面が見えませんでした…!
逆説的ですが、顔や名前を出せない「社会的にマイナー」な人としてゲストに招かれた養子のケイタ君。残念ながら、今はまだ日本では特別養子縁組が当たり前ではないことを物語っています。しかし、愛情で繋がっていれば家族には色んな形があっていい、色んな家族がもっと当たり前の社会になればよいなと改めて感じました。
そして、なんと。
私たちフローレンススタッフは、この「ねほりんぱほりん」の神回に感動しすぎて、実は、先日YOUさんと山里さん、番組ディレクターさんに会いに行ってしまいました!
その様子は、また近日アップさせていただきます。お楽しみに♪
まずは、この再放送をたくさんの人に見ていただきたいなと思います。
「ねほりんぱほりん」
2月22日(水)23時~
NHK Eテレにて放送
http://www4.nhk.or.jp/nehorin/
さいごに、もう一つお願いをさせてください。
フローレンスの赤ちゃん縁組事業では、みなさまからの寄付を募集しています。
どうぞ、ご協力をよろしくお願いいたします。