明日9月9日17:30-18:30放送のTBS報道特集【医療的ケア児と教育】において、日常生活の中で痰の吸引や胃ろうへの注入などの 医療的ケアを必要とする子ども=医療的ケア児について特集されます。
※報道特集Facebookページより
フローレンスでは、全国医療的ケア児者支援協議会とも連携して、医療的ケア児に関わる問題についてロビイング(政策提言)を続けてきました。
TBS報道特集の川畑ディレクターは昨年から1年がかりでこうした動きを取材されてきました。
障害児保育園ヘレンの立ち上げのきっかけとなったお子さんのその後や、障害児訪問保育アニー保護者会での就学問題についての議論の様子など、フローレンスも取材協力しましたので、ぜひ今回の番組をご覧ください。
ヘレンやアニーによって、障害や医療的ケアのあるお子さんの長時間保育というモデルができた一方で、その仕組みが全国に広がらないこと、また、就学の段階となると、学校内ではまた親の付き添いが必要となることなど、医療的ケア児に関わる問題はまだ山積みしているのです。
医療的ケア児があたりまえに保育や教育を受け、家族が24時間介護を背負うことなく、社会のたくさんの人の手で子ども達に関わること。
ぜひ一緒にテレビの前で考えてみませんか。放送時間帯は18時10分ごろから約30分ほどの予定です。SNSでは #医療的ケア児 でぜひ発信をお願いします。
【医療的ケア児と教育】
9月9日の特集は、「医療的ケア児と教育」です。
日常生活の中で、痰の吸引や胃ろうへの注入などの
医療的ケアを必要とする子ども=医療的ケア児は、
医療技術の進歩とともに増え続けています。こうした医療的ケア児が学校に入る際、
ケアの担い手として保護者の付添が求められることが多く、
教育現場における母子分離、保護者の就労継続などの面から
問題となっています。野田聖子氏が、
息子の真輝くんのケアのために学校に足を運んでいた様子や、
小学2年生となってもなお、
毎日両親の付き添いが求められているケースも紹介。
人工呼吸器装着の子どもを学校現場で受け入れるための体制作りについても考えます。子どもは子ども同士の関わり合いの中で学ぶと言われます。
「親と離れ、教育を受ける」ことの意味を、
改めて考える機会になればと思います。※報道特集Facebookページより引用
たくさんの人に知ってもらい、応援してほしい
制度改革をするためには、その必要性が社会に広く認識されていることが重要です。ぜひ皆さんも、この問題を知って、応援をお願いします。
問題を知る人が増え、世論が高まることで、法制度が変わり、社会も変わっていきます。