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アクション最前線

2019/04/14

【東京マラソン2019チャリティ大会当日レポート】医療的ケア児の未来のために。チャリティランナーそれぞれの思い

      


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東京マラソン2019チャリティの寄付先団体となったフローレンス。

大会当日は「障害(医療的ケア)があることを理由に保育が受けられない子どもを、まずは東京でゼロにしたい」という思いのもとに集まった140名のチャリティランナーの皆さんがフルマラソンに挑戦しました。

様々な思いを胸に、様々なバックグラウンドを持つ方が駆け抜けた長い道のり。それぞれのチャリティランに熱いドラマがありました。

今回は大会当日の様子をレポートいたします!


大会史上初、託児つきのフルマラソン!

3月3日。この日の東京はあいにくの雨。

スタート地点の新宿に、続々とランナーたちが集まってきます。

フローレンスでは、新宿でスタートし、フィニッシュの東京駅前・行幸通りまで42.195kmを走るチャリティランナーたちのために、走っている間、お子さんをしっかりお預かりする託児サービスを実施!

新宿に設置した託児スペースにも、続々とチャリティランナーとそのお子さんたちがやってきました。

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子どもたちは託児開始後、託児スタッフと一緒にフィニッシュ付近のフローレンスのホスピタリティエリアに移動し、フィニッシュ後の親御さんを待つことになっています。

お預かりするのはフローレンスの保育事業で働く保育の知識と経験を兼ね備えたプロたち。

チャリティランナーの皆さん、子どもたちのことは任せて、力の限り頑張ってください!

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スタート地点付近、代表の駒崎も気合十分!

……かと思いきや、ツイッターでは弱音を……

これも子どもたちの未来のため…応援しています!!


42.195kmの闘い、いよいよスタート!

気温7度。冷たい雨が降りしきる中、ついに号砲が鳴らされました!

まずチャリティランナーたちが通過するのは、フローレンスのオフィスがある神保町!

計4万人近くのマラソン参加者が道路いっぱいに駆け抜けていく様は圧巻!

チャリティランナーはピンク色のナンバーカードを着用しているので、応援チームもピンク色のナンバーカード目掛け、力の限り応援します!

ここでスタートから7kmほど。

皆さんまだまだ余裕の表情。これまでのランイベントで切磋琢磨した成果でしょうか、いい笑顔です!


レース中盤、正念場!

コースはこのあと浅草、両国を経由して清澄通りを一気に南下。「おうち保育園」のある門前仲町を通過していきます。

なんと、我らが代表・駒崎のお母様も応援に参戦!フローレンスが病児保育をスタートさせた時の第1期こどもレスキュー隊員、まさにレジェンドです。

写真左から、渡辺誠子、代表お母様、フローレンス広報、小笠原まゆみ

「弘樹(代表)、まだ来ないの?だらしないわねぇ。何時間かかってんの!」

さすが母。代表だろうとずぶ濡れで必死だろうと容赦ありません。

同じく病児保育事業の子どもレスキュー隊員として勤続15年のレジェンド・渡辺誠子さん、小笠原まゆみさんも応援に参戦!誠子さんは、なんと50個以上の手作りおにぎりを差し入れしてくださいました。

この時点でスタートから20kmほど。冷たい雨は体力を奪うだけではなく、靴や服に浸み込んで重くなり、チャリティランナーの足を阻みます。

残り半分、ここからが本当の勝負……がんばれ、チャリティランナー!


ラストスパート!続々とフィニッシュ!

スタートから41km地点付近、フィニッシュはすぐそこ…それでもコース上には立ち止まる人や、足が攣ったのか端に寄ってストレッチをする人の姿もあります。フルマラソン、壮絶すぎます。

ここまで駆け抜けてきたチャリティランナーたち。その姿を見るだけで熱いものがこみあげてきます。

頑張れ!あと少し……!


フローレンスのチャリティランナー参加者全員が完走!

チャリティランナーチームで最初にフィニッシュラインを踏んだのは、みんなのみらいをつくる保育園の調理師、外村先生!なんと記録2時間47分40秒!

ちなみに、フルマラソンで3時間を切る(=サブ3)ランナーは全ランナーのうち男性でも上位3%のみだそうです。まさに「いだてん」ですね。

その後も次々にランナーたちがフィニッシュしていきます。

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代表の駒崎もフィニッシュ!出走前は「処刑を待つ気分」とかなりナーバスになっていましたが、しっかり最後まで走りきりました。ホッとした表情。

最終的に、フローレンスの全てのチャリティランナーが無事フィニッシュ!

チャリティランナーの皆さん向けに用意したフローレンスのホスピタリティエリアでは、マッサージのサービスや軽食・飲み物の提供が行われました。

皆さん、ご家族との待ち合わせや休憩など、思い思いに過ごします。

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チャリティランに込めた思い

長く厳しい戦いを見事走り抜けたチャリティランナーたち。

今回、どのような思いでチャリティ先にフローレンスを選んでいただいたのか。また、参加してみての感想について、お話をお伺いしました。

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●外村直樹(ほかむら なおき)先生(みんなのみらいをつくる保育園 調理師)

東京マラソンは10年ぶりの出場でした。記録を狙いたかったのですが、悪天候ということもあり、正直もう10分早くフィニッシュしたかった…というところもあります。

しかし、今回は保育園の調理師として、子どもたちと走りに行ったりして、スポーツの楽しさ、関わり方を子どもたちにも伝えられたかなと思います。

これまでマラソンといえば個人で乗り込んでやるものだったので、大人数でこうして盛り上がるという経験は新鮮でした。応援団の声も力になりました。ワイワイして、楽しかったです!

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●神藤健朗(かんどう たけあき)さん

初めて東京マラソンに出たのは2011年です。その後、すぐに東日本大震災があり、自分自身の寄付への意識が変わって、翌年の2012年からは東京マラソンチャリティを通じて出場するようになりました。チャリティランナーとしては7回出場しています。

元々、保育というテーマには関心がありましたし、前職の同僚が以前フローレンスさんに勤めていたということもあり、今回フローレンスさんをチャリティ先に選びました。

マラソンの楽しいところは、自分と向き合えることだと思います。走る時間は仕事について整理整頓をする時間にしています。今後もマラソンは続けていきたいと思います。

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●寺田明日香(てらだ あすか)さん(フローレンスチャリティアンバサダー)

37.5℃の涙を読んでフローレンスさんを知りました。周りにもフローレンスさんの病児保育にお世話になっているママがたくさんいて、その活動に強く共感していたというのもあって、アンバサダーを引き受けました。フローレンスさんでなければ、引き受けていなかったかもしれません。

病児保育があるから、安心して仕事ができる。アスリート業にも打ち込める。ママアスリートとして活躍できるのは、フローレンスさんがあるからこそだと思います。

子どもたちのために、親たちのために、フローレンスさんの活動を知っていただけたら良いなと思いました。今回のプロジェクト、チャリティランナーの定員に達したのが予想していたよりもずっと早くて驚きました。

来年はいよいよオリンピックイヤーなので、よりチャリティへの意識を高めていきたいと思います!

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●山田拓路(やまだ たくじ)さん(写真右)

5,6年前から仕事で溜まったストレスを吐き出すためにランニングをはじめました。フルマラソンに挑戦したのは今回で2回目です。タイム的には前回よりも落ちてしまって…ちょっと残念ですがとても楽しかったです。

今回チャリティランナーとして走ろうと思ったのは、駒崎さんに強く共感していたからです。私自身もNPOで働いていて、外国人の子ども向けの保育園や日本語の教室などを運営しています。

受け入れるお子さんの中に、医療的ケア児もいらっしゃいました。その子は結局、小学校に上がってから寝たきりになってしまったのですが、在籍した1年半の間にいろいろな人と出会ったことは、その子にとっても、周りの皆にとっても、とても大切な経験になったのではないかと思います。

外国の子でも、障害があっても、どんな背景を持っていても、保育を受ける権利は誰にだってあります。「障害を理由に保育が受けられない子どもを、まずは東京でゼロにする」という今回の目標にはすごく共感しましたし、駒崎さんは実行力があって本当に実現してくれそうだと思いました。

フルマラソンは疲れましたが、こうして交流できる場があるといいですね。マッサージ気持ちよかったです!

●中井雅之(なかい まさゆき)さん(写真左)

マラソン歴は20年で、大会には40回以上出場していますが、チャリティランナーは初めてです。

というのも、昨年まで東京マラソンの抽選に6年連続で外れてしまって…今年は、妻はサブ3(2時間台で走るランナー)のエリートで出場することになり、私も絶対に出場したいと思ってチャリティランナーとして挑みました。

私は厚生労働省の職員で、駒崎さんとはイクメンプロジェクトでご一緒したことがあります。そのときから、お役所とは真逆の、柔軟で実行力のある人だと思っていて、陰ながらずっと応援しています。今回、チャリティの候補にフローレンスがあるのを見つけて、迷いなくチャリティ先に決めました。

今までは一人で走って、大会で見知らぬ人と話すこと自体が全く無かったので、このように集まれるのは新鮮でいいなと思いました。大会前のランニングイベントも良かったです。

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●北園八大(きたぞの やつひろ)さん(アクティブチャリティとして参加)

マラソン歴自体は20年くらいありますが、ここ5年位走るのを辞めてしまっていました。

トライアスロンやフルマラソンより長い距離のマラソンなど、どんどん長く、どんどん早く、というのを突き詰めてやっていたら、ある大会で優勝して、「やりきった」「燃え尽きた」という気持ちになってしまったんです。今回、駒崎さんのFacebookをきっかけにアクティブチャリティランナーというものがあることを知り、もう一度走ってみようと思いました。自分のために走るのではなく、誰か人のためにもう一度走りたいと思ったんです。

私自身は千葉県市川市の小規模認可保育所開園に携わっていて、立ち上げ時はフローレンスさんを大変参考にさせていただきました。

今回は「エイトマン」として参加したこともあり、格好も目立っていたので、フローレンスの応援団含めたくさんの方に応援を頂いて嬉しかったです。障害児保育のためと思うと自然と力が湧いてきて、これまでの大会とは全く違う感覚でした。

大会前からもイベントやミーティングに参加して、色々な方と交流もできました。今後も応援させていただきます。

樫出さん

●樫出正芳(かしで まさよし)さん、樫出玲(かしで れい)さん(夫婦でチャリティランナー参加)

走ることが夫婦共通の趣味です。7年前、まだ結婚していない頃に2人で東京マラソンに参加しました。フローレンスを選んだ決め手は、託児です。仕事のつながりでチャリティランナーという存在を知り、参加方法を探していたら、託児のあるフローレンスを見つけて参加を決意しました。子どもが生まれてからは、マラソンは2人のうちどちらかが参加できればいいと思っていたのですが、託児があるおかげで夫婦揃って参加できました。

子どもは普段人見知りで、父親と2人になるのも無理なのに、託児では楽しそうにしていてよかったです。大会前の皇居ランの際も託児があって、夫婦で走ることが出来ました。

30キロ走も楽しかったです。ひとりだと憂鬱になる距離ですが、皆で緩く走るといいですね。

皆さんのお話をお伺いしていると、いろいろな思いを持って、長い道のりを走りきったということが強く伝わってきました。


フローレンスが走り続けることのできる理由

全員のフィニッシュ後、駒崎から皆さんに挨拶。

「『早く行きたいなら一人で行け。遠くへ行きたいなら、皆で行け』。本当にその通りだと思いました。」

チャリティランナーが走り抜けた42.195kmも、まさに同じ目標に向かって一丸となったからこそ、全員がフィニッシュできたのではないでしょうか。

また、「障害(医療的ケア)があることを理由に保育が受けられない子どもを、まずは東京でゼロにしたい」という大きな目標も、一緒に汗を流し、同じ方向を向いて走ってくれる仲間と一緒なら達成できるのではないでしょうか。

チャリティランナーの走りは、サポートをする私達にも大切なことを教えてくれました。

「障害(医療的ケア)があることを理由に保育が受けられない子どもを、まずは東京でゼロにしたい」という目標のもと実施した今回のチャリティ。

障害(医療的ケア)を理由に、保育が受けられない子どもたち。24時間自宅での介護のため職を失う親御さんたち。

障害児に8時間の保育を提供する日本初の事業、「障害児保育園ヘレン」「障害児訪問保育アニー」を待っているご家族のために、こんなにも熱い想いを持った人が集まり、大きな力となりました。

私達の思いに共感し、一緒に走ってくれる。それこそが、フローレンスが走り続けられる理由だと、改めて実感するイベントとなりました。

「東京マラソン2019チャリティ」の寄付金受付は終了いたしましたが、フローレンスはこれからも、親子の笑顔をさまたげる社会問題を解決するために、皆様と共に走り続けます。

皆さんから託していただくご寄付は、日本国内の子どもの福祉や喫緊の子育ての課題解決のために活用させていただいています。

フローレンスでは、様々な寄付の方法をご用意しています。

クレジットカードはもちろん、Amazon Pay、銀行振込でのお支払いもできます。Amazon Payでは、ワンコインからの寄付も可能です。

また、フローレンスは寄付控除対象となる東京都の認定を受けている認定NPO法人です。制度を利用し確定申告をすることで、フローレンスへの寄付金の最大約半分が戻ります。

寄付金控除について詳しくはこちらをご覧ください

フローレンスの活動への寄付はこちらから

認定NPO法人フローレンスは、東京マラソン2019チャリティ事業の寄付先団体です。
東京マラソン2019チャリティ公式ウェブサイト:https://www.marathon.tokyo/charity/



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