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川崎市へエリア拡大!フローレンスの「医療的ケアシッター ナンシー」、川崎市川崎区・幸区・中原区在住の医療的ケア児も対象になりました!

川崎市へエリア拡大!フローレンスの「医療的ケアシッター ナンシー」、川崎市川崎区・幸区・中原区在住の医療的ケア児も対象になりました!

#障害児・医療的ケア児家庭支援

フローレンスの運営する医療的ケアシッター ナンシー(以下、ナンシー)は、これまで事業運営を行ってきた東京23区・横浜市・仙台市に加え、11月より川崎市川崎区・幸区・中原区にもエリアを拡大します。

ナンシーはたんの吸引、経管栄養、経鼻栄養、胃ろう、腸ろうなど医療的なケアの必要な子どもたちの自宅に看護師が訪問し、医療的なケアに加えてお子さんの発達に合わせた、遊びや学びの支援を行う事業です。

東京23区で事業をスタートし、その後に利用者の声を受けて、横浜市・仙台市とエリアを拡大してきました。2021年度までにお預かりしたお子さんは、のべ人数で85名です。

川崎市にお住まいの医療的ケア児家庭の方からも利用を希望する声をいただき、このたび訪問を開始することになりました。

医療的ケアシッター ナンシーの特徴

※現在は感染対策としてマスク、ガウンを着用して訪問しております。

医療的ケアシッター ナンシーは、看護師による医療的ケア児や障害児向けの訪問支援事業です。医療的なケアを行うことで安心・安全に過ごしながら、お子さんの発達に合わせた活動や遊びの時間を提供します。その時間、親御さんには自由に過ごしていただくことも可能です。

①医療的ケアに対応可能

小児科経験豊富な看護師が訪問するため、吸引・経管栄養、人工呼吸器や気管切開をしているお子さんの対応も可能です。

②他社の訪問看護と同日に利用可能
ナンシーが障害福祉の制度を利用して訪問する場合、他社の訪問看護と同じ日に利用することができます。(具体的には、相談支援や他社の訪問看護と相談・調整の上、決定となります。)

③利用料は自治体から補助
障害福祉の制度上、保護者の収入等により定められた利用者負担の上限額内でご利用いただけます。

ナンシー サービス概要・利用方法

ナンシーのサービス概要・利用方法は以下のとおりです。

サービス内容看護師がご自宅に訪問し、医療的ケアが必要なお子さんへのケアや発達を促す遊びや学習の支援を行います。
サービス開始日2022年11月より、川崎市川崎区・幸区・中原区でご利用いただけます。
対象0~17歳(18歳を迎えられる日)までの医療的ケア児・障害児
※居宅訪問型児童発達支援の利用対象となる方
利用可能日月~金(水曜日午前、土、日、祝日および年末年始を除く)
利用可能時間      午前(9:00~12:00)もしくは午後(14:00~18:00)のうち2,3時間程度
訪問回数週に2日程度
利用制度居宅訪問型児童発達支援(※必須)/居宅介護/移動支援/訪問看護
※居宅訪問型児童発達支援の利用には、障害児相談支援による障害児支援利用計画の作成も必要となります。そのため、障害児相談支援もご利用いただくことになりますが、自己負担額は発生いたしません。
各制度の受給については各自治体の障害福祉課、相談支援専門員にご相談ください。
利用方法ナンシーHPの利用申込みフォームよりお申し込みください。

ナンシーを応援してくださる方々の声

保育の様子

ナンシーを利用している親御さんの声をご紹介します。

「看護師さんが来てくださるので安心して任せられます。私自身が休んだり、気分転換する時間を作れるようになりました。何より息子が楽しい時間を過ごせているのが嬉しいです。療育では五感をフルに活用してくれるので息子がどの分野が好きなのか、得意なのかなど私達夫婦にはわからなかった部分を発見できました。私もいろいろな遊びを拝見させていただき、日々の生活に取り入れることで息子と遊びやすくなりました。息子と充実した日々を送れるようになり、皆さんにはとても感謝しています。」

「疾患があり様々な配慮が必要な子どもに対して適切に対応していただいており、安心して子どもを任せることができるのが素晴らしいです。また、訪問看護の制度を使わなくともナンシーを利用できるのも他にはない利点だと感じます。」

ナンシーで現在取り組んでいること

フローレンスは障害の有無に関わらず、すべての子どもが保育を受けられる社会を目指して2014年に日本で初めて障害児を専門的に長時間お預かりする「障害児保育園ヘレン」、2015年に保育スタッフがご家庭に訪問してお子さんを預かる「障害児訪問保育アニー」をサービスインしました。

ヘレン・アニーを運営することで親御さんが就労を継続できた面もありましたが、一方で、保育以外にも、親が24時間子どもから離れられず心身ともに疲労してしまう・就学後は放課後の預け先がない・通学が難しく学習機会が不足している、などの様々な医療的ケア児家庭の課題に直面しました。

そこで2019年からは医療的ケア児家庭を看護師が訪問してサポートする「医療的ケアシッター ナンシー」を立ち上げ、保育以外の課題に伴走してきました。

現在ナンシーでは、通常のお預かりサービスに加えて、「新しいあたりまえ」をつくるための挑戦もしています。

2022年1月からナンシーでは横浜市と協働し、「通学支援モデル事業」をスタートしています。モデル事業では、特別支援学校に通うお子さんを対象に、市が学校への送迎用の車と運転手を手配し、ナンシーの看護師がお子さんと車に一緒に乗り送迎時のケアを行うことで、お子さんの通学を支援しています。

また、2022年4月~7月は、千代田区在住の医療的ケア児のお子さんの保育園内でのケアを担う取り組みも行いました。

今後も親子の「やってみたい」に寄り添い、色々な支援者と連携しながら新しい挑戦をしていきます。


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