2024/09/25
「こども冒険バンク」 関西圏で開催する体験の提供を10月5日より開始
フローレンスは、8月1日から開始した「こども冒険バンク」で初めて、関西圏で開催する体験の提供を10月5日より開始します。
「こども冒険バンク」は、こどもの体験格差(※)という社会課題解決のために開始したプラットフォーム事業です。
体験が不足しがちな家庭が、企業が無料で提供した体験コンテンツを自由に選び申し込むことができます。
(※)家庭の経済的状況などによって、文化鑑賞、スポーツ、習い事、旅行などのこどもたちの「体験」の機会に差があること
サービス開始時は多様な業種の企業や団体18社からの提供により、約1,700人分の体験を準備いたしました。
また、会員登録数は500世帯を目標としてスタートしましたが、開始から約1週間で目標登録数を突破し、2024年9月19日時点での「こども冒険バンク」会員登録数は808世帯となりました。当初想定していた登録数よりも反響があり、ご家庭の体験に対するニーズが高いことが改めてわかりました。
そしてこの度、「こども冒険バンク」は、株式会社フェリシモから体験提供いただき、36人分の体験を関西エリアにて提供いたします。
「こども冒険バンク」が、関西エリアでの体験を提供するのは、今回が初めてです。
ご提供いただく体験は10月5日、6日に実施のフェリシモ『あ・つくる研遊所2024』でのクリエイターさんによるワークショップ体験です。
今後も、恒常的かつより多くのご家庭に多種多様な体験機会を届けるためにも、企業や団体からの体験提供は継続的に受けつけ、全国にサービスを広げていきたいと考えています。
「こども冒険バンク」を通じ、すべてのこどもたちが豊かな人生を歩める社会の実現を目指します。
「こども冒険バンク」について
様々な事情により体験が不足しがちな家庭が、企業などが無料で提供した体験コンテンツを自由に選び申し込みができるプラットフォーム事業です。
対象となるご家庭は「こども冒険バンク」プラットフォームへの会員登録申請を行い、対象家庭の認証が完了すると、「こども冒険バンク」の会員となります。
1会員につき大人2名、こども4名の最大6名までご家族を登録でき、登録人数に応じて月初に体験枠に応募するための冒険チケットが付与されます。
会員は自由に体験を選び、希望の体験に申し込み、実際に体験に参加できる仕組みです。
■プラットフォーム内での名称
冒険=提供される体験
冒険会員=「こども冒険バンク」プラットフォームにアカウント登録した家族
冒険パートナー企業=冒険(体験)を提供してくださる企業・団体
冒険チケット=毎月発行される冒険参加枠(電子)
サービス名 |
こども冒険バンク |
運営団体 |
認定NPO法人フローレンス |
サービス開始日 |
2024年8月1日(木) |
URL |
|
サービス利用対象者 |
様々な要因によって体験が不足しがちな家庭 |
関西エリアで提供する体験について
企業名 :株式会社フェリシモ
体験名 :『あ・つくる研遊所2024』子どもから大人まで無心で楽しめる体験盛りだくさん
体験実施日:10月5日(土)、10月6日(日)
内容 :神戸で活躍するクリエイターによるワークショップに36名ご招待。
この他には、誰もが気軽に楽器を演奏できる「ゆるミュージック体験会」や
「500色の色えんぴつでぬり絵体験」など無料で楽しめる体験ブースもあります。
提供人数 :36人
「こども冒険バンク」を通して体験に参加したご家庭の声
8月1日のサービス開始以降、多くのご家庭に体験に参加いただきました。体験後にご家庭からいただいた声の一部をご紹介します。
息子は夏休みですが親は仕事なので、夏休み中は昼間はずっと学童で、他の同級生と同じような楽しい夏休みを過ごさせてあげられていません。
親子共々お出掛けや旅行が大好きなのでどこか行きたかったのですが金銭的にも余裕がなく、息子も「夏休みなのに毎日学童だしつまらなくて毎日本当嫌だ」と言われていたので今回このような楽しい体験をさせていただいて本当に嬉しく思います。
こどもたちが「行ったことがない綺麗なオフィスで楽しかった。ご飯がとても美味しかった。行って良かったね、今日はいい日だったね!」と帰りの電車で盛り上がって話していました。
ランチの際には、どうやったらここで働けるか、こどもが質問すると優しくお答えくださりました。
将来【働く】ということを少しでも意識できたかなと思います。素敵な企画をありがとうございました。
以前から博物館が好きなこどもですが、ひとり親だとこども二人の質問に応えてあげるようなサポートが難しく、そもそも迷子にならないように見守ることに精一杯です。
今日は詳しくガイドいただきながら大人の目が複数ある安全な場所でじっくり体験させていただけたことが何より大変ありがたかったです。
こどもたちも分別や缶を鳴らすゲーム、タイムカプセルを自分で作れたことが楽しかったと話していて、帰りの電車でもその話で持ちきりでした。
おみやげも沢山いただき、残りの夏休み時間も楽しめそうです。
素敵な体験をさせていただきありがとうございました!
普段は、ひとり親家庭だからといって優遇されることはありません。
「体験」をさせるものだと頭になかったくらい仕事が忙しく、こどもは学童に通わせているので、今回このような貴重な体験に参加できて嬉しいです。
小さい頃のことはあまり覚えていないかもしれませんが、大人になったときに、「楽しかった」「こんなことを経験したな」というのが心に残るといいなと思います。
このように新しい事業の開始やサービスの拡充・継続は、皆さんからのご支援によって支えられています。
引き続きフローレンスの応援をよろしくお願いします。
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