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すべての子どもがワクワクできるひみつ基地、どんな時も駆けこめる安全基地。「おやこ基地シブヤ」がいよいよ本日開園!

すべての子どもがワクワクできるひみつ基地、どんな時も駆けこめる安全基地。「おやこ基地シブヤ」がいよいよ本日開園!

コンセプトは、「すべての親子に保育の光を」

本日10月2日(月)、渋谷区初台に障害児保育園、認可保育所、小児クリニック、病児保育室が全て一体となった保育複合施設が開園しました。名前は「おやこ基地シブヤ」です。

おやこ基地シブヤの外観

1階には重症心身障害児のお子さんを5名まで長時間保育する「障害児保育園ヘレン初台」。

※障害児保育園ヘレン初台は2023年に閉園いたしました

※そのほかの障害児保育園ヘレンを見る

「障害児保育園ヘレン」として都内5園目となります。巣鴨、東雲、経堂で既に健常児とのインクルーシブ環境を推進する中で、障害児と健常児とが日常的に触れ合うことが互いの世界を広げることが分かりました。2階の認可保育所の子どもたちと交流をしながら、互いに生きるチカラを引き出しあっていきます。

保育の様子
保育の様子
本日入園された障害児保育園ヘレンの子どもたち

2階には世界一子どもが幸せな国オランダで実践されている「ピースフルスクールプログラム」を認可保育園として初めて取り入れたみんなのみらいをつくる保育園初台」。

近隣の皆さんにとっては、待機児童激戦エリアに待望の認可保育所開園となりました。開園時の入園児は1-2歳が中心となりましたが、こうしたシチズンシップ保育は就学前教育時期である3, 4, 5歳児に特に効果的と言われています。これから1人ひとりがどんな成長をしていくのか、楽しみですね!

サークルタイムの様子
感情カードを見ている子どもの様子
※写真は東雲園のものです。

3階には親子の「つらい」に共に立ち向かう、子育て併走型の小児クリニックと渋谷区初の病児保育室

医療法人社団ペルルによる「マーガレットこどもクリニック」と病児保育室「病児保育室フローレンス初台」が入ります。

一般に、医療施設の開設内覧会では、関係者を含め数十人が来場の目安と言われますが、9月に開催した近隣内覧会は300名もの来場がありました。本日も開院と同時にご利用者が何名もいらっしゃいました。女医も看護師も子育て中のママである、日本ではめずらしい時短クリニックです。

診察の様子

だからこそ、子どもの病気の診察だけでなく、子育て中の保護者に心から寄り添います。発達の相談や子育て中の悩みまで、困った時の「安全基地」としてもぜひご利用ください。

渋谷区初となる病児保育室は、WEBからの登録・申込ができるので、病児保育施設予約によくある「アイドルのチケット争奪戦並に電話がつながらない」といったストレスなく利用できます。また、渋谷区内の保育園で熱を出したお子さんを保護者に変わって引き取りお預かりするサービスも。

診察の様子

いよいよ子ども達の生活がはじまる、ここからがスタート

障害児保育園ヘレン、みんなのみらいをつくる保育園では本日開園式を迎え、たくさんの園児が新しい保育園にドキドキした様子ながらもお父さんお母さんと笑顔で登園しました。これまでしんとしていた室内も、子どもたちを迎え、まるでいきいきと呼吸をはじめたように感じられます。

入園式の壁面作品
入園式の様子
調理室の様子
インタビューの様子
本日はNHK首都圏ニュースの取材も入りました

※NHK首都圏ニュース 2017年10月2日18:10~19:00の首都圏ネットワークでも詳しく放送されます。

週末9月30日には、長谷部健区長をはじめ渋谷区関係者の皆さん、渋谷区区議会の皆さん、近隣町会の皆さん、医師会の皆さん、そして寄付や助成金等で開設に支援を下さった皆さんや設計施工にご尽力いただいた皆さんらをお招きし、開設記念式典を開催しました。

式典の参加者
来賓挨拶の様子
来賓挨拶の様子

「保育園開設」というと、よく近隣住民による反対運動などがニュースになりますが、おやこ基地シブヤに関しては「子どもや福祉のために使ってほしい」という土地のご寄贈者がいらっしゃったことにはじまり、渋谷区の皆さんが近隣を1軒1軒訪問して築いた良好な関係をフローレンスに引き継いでくださるなど、多くの皆さんによる応援があって誕生しました。

おやこ基地シブヤは、めずらしい保育施設で終わっていいのか

フローレンスと医療法人社団ペルルは、親子がどんな環境にある時にも安心できる場所が社会には必要だと考えます。

そして、子どもは病気の時も障害があっても保育が受けられることをあたりまえにしたいと思います。  

子どもには、お互いの気持ちや違いを受けとめ合い、自分たちで問題を解決するチカラがこれからの時代に求められると考えます。   

みなさん、「おやこ基地シブヤ」のような試みが多様な保育の珍しいショーケースとしてではなく、地域に根を張ったあたりまえのインフラとして広がっていったら、日本の子育てはもっと楽しく開かれたものになると思いませんか?地域社会にとっても、子ども達を真ん中にいろんな人や機会が繋がったら面白そうだと思いませんか?

こうしたフローレンスの新しい挑戦を、どうぞこれからも応援してください。


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