認定NPO法人フローレンスは、
東日本大震災で甚大な被害を負った被災地に向けた支援活動を続けてきました。
震災から4年が経過し、復興のフェーズや被災者のニーズは変化してきています。
被災した東北の中心地である仙台市では、復興が進む中、
多くの待機児童を抱えているという問題があります。
保育園の不足で働けずにいる親御さんをサポートし、経済的な復興を継続的に下支えするため、
フローレンスはこの度新たに仙台支社を開設し、
現在東京23区で展開している小規模保育園「おうち保育園」の仙台市での展開を決めました。
小規模保育によって仙台の待機児童問題を解決し、子育てと仕事の両立可能な地域社会を実現します。
2015年4月、仙台市青葉区にて、
アクサ生命保険株式会社の「CR Fixed Income Fund」の助成により、
1園目の「おうち保育園こうとう台」を開園いたします。
アクサ生命は、運用収益および運用関連会社報酬の一部を寄付する
社会的責任ファンド「CR Fixed Income Fund」の取り組みを通じて、
日本が直面している「少子高齢化」の課題に取り組むNPO等の活動を支援しています。
■東北経済の中心地で増え続ける待機児童
仙台市の2014年4月1日現在の待機児童数は、全国で4位、
宮城県全体では全国6位(厚生労働省)でした。
仙台市は、以前から待機児童の多い地域でしたが、
市の取り組みにより、2008年以降改善傾向にありました。
しかし、2011年の東日本大震災以降、
仙台市外の被災地域から子育て世代が多く流入したことも影響し、
2013年、2014年と2年連続で待機児童数が増加に転じています。
■フローレンスの「おうち保育園」 について
フローレンスが運営する「おうち保育園」は、
“子育てと仕事の両立が当たり前の社会、そして、すべての子どもが良質な保育を受けられる社会”
を目指し、2010年に東京都江東区にて事業を開始、現在都内13園で事業を展開しています。
「おうち保育園」の特徴は、待機児童が集中するエリアに迅速に、
既存の保育園に比べ低コストで保育園を開園し、
3人の子どもに対して1人の保育スタッフが保育にあたる手厚い人員配置の「小規模保育」です。
この事業モデルが高く評価され、2015年4月から施行される「子ども・子育て支援新制度」において、
「小規模保育」が、地域型保育事業の中の「小規模認可保育所」として新たに制度化されました。
「おうち保育園」は「小規模保育」の先行事例として、都市部での待機児童問題の解決のみならず、
被災地の経済復興を下支えしていきます。
■おうち保育園 こうとう台 概要
・〒980-0011 宮城県仙台市青葉区上杉1丁目4-10 庄健上杉ビル1F
・電話番号:022-395-7032
・対象:0,1,2 歳児
・定員:12 名
・給食:あり ※アレルギー除去食対応可 ※希望される方には補食あり
・開園時間:月〜金 7:30〜19:30
・保育料金:基本保育料に関しては各区役所へお問い合わせください
■「おうち保育園こうとう台」開所式のおしらせ
2015年4月2日(木) 14:00-14:45 (13:45受付)
場所: おうち保育園こうとう台
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【報道関係者各位】
認定NPO法人フローレンス
被災地支援事業部 担当:吉田
おうち保育園事業部 担当:國嶋・勝又
メールアドレス michinoku-info@florence.or.jp
電話番号 03-5275-1161
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-3-7 秋穂セントラルビル2F
フローレンス公式HP:https://florence.or.jp/
おうち保育園HP:http://www.ouchi-hoikuen.jp/
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