欧米では基本的であたりまえな企業のCSR活動。このCSRは corporate social responsibilityの略称で、意味は「企業の社会的責任」のことを言います。
CSR活動は簡単に言うと、事業を通じて、社会貢献をしようという企業の動きです。このCSR活動を通じて、社会に貢献する責任を果たそうとする企業さんから、貢献先としてフローレンスを選んでいただくことが年々増えています。
きっとそれはCSR活動を行っている会社が増えているということ。社会貢献に責任をもつ企業が多くなることは、きっとやさしい国につながります。
フローレンスにお声がけいただいた素敵な企業さんの中から、今回は、マルホ株式会社の取り組みを紹介させていただきます。
マルホ様 本社
マルホ株式会社さんは、なんと創業100年超え企業。本社は大阪にあります。
医療用医薬品等の研究・開発・製造・販売を行っている会社さんです。
会社HPには、「皮膚科学領域での卓越した貢献を」とのスローガン。小児科でも処方されるアトピーなどの皮膚疾患のお薬をつくっている有名な企業です。イノベーター魂と縁の下の力持ちといった社会貢献への志を感じざるを得ません。
そんなマルホさんには、さらなる社会貢献企業の一面があります。社内制度「まるほっとギフト」という寄付プロジェクト。そして、このマッチングギフト制度の寄付先団体にフローレンスを選出くださいました。
この制度は、マルホ社員さんのお給料からの寄付(一口500円〜無制限)に会社が同額を上乗せし寄付をするというもの。
寄付先は会社から選出された数団体の中から、個人個人が好きな団体を選ぶ仕組みです。「まるほっとギフト」の寄付先団体は、社員さんの声を聞きつつ選出されるそうです。
今回、その寄付先団体のひとつにフローレンスが選ばれたとお声がけをいただきました。
ご連絡を頂いたのは、2018年2月のこと。ありがたいお申し出に、フローレンスのスタッフ一同、沸き立ちました。
そして、今回は、フローレンスで最も寄付を必要としている事業のひとつ、障害児保育事業への支援をお願いすることにいたしました。
※動画とともに社内に医療的ケア児の抱える問題を社内アナウンスしていただきました※
そして、「まるほっとギフト」プロジェクトが終了した後の2018年5月。総務部総務グループ中村千鶴さん、山智子さんが、寄付目録を渡しに東京に来てくださいました。そして、結果をお聞きすると、なんと寄付をした社員の52%がフローレンスへ寄付をお寄せ下さったとのことでした。
その割合にも驚いたのですが、なんといっても寄付に込められたマルホ社員の皆さまの社会貢献への志に、スタッフ一同、感謝の言葉しかありません。
授与式は、障害児保育園ヘレン経堂にて。我々の代表として園児にマルホさんの熱い想いを受け取ってもらいました。
実はこの「まるほっとギフト」マルホ創立100周年記念企画としてはじまって以来、今年で3回目だそうです。継続されていることに、社会貢献への思いの強さを感じます。
マルホ株式会社さまからの大切なご寄付、障害児の未来と笑顔のために大切に使わせていただきます。
ありがとうございました!