4月22日に開設したフローレンスの病児保育の新サイト。
フローレンスの病児保育の魅力をさまざまな角度から伝えています。
もちろんスマートフォンにも対応しておりますので、スキマ時間にささっとチェックすることができます。
病児保育をご検討中の方はもちろん、ご利用中の方もぜひご覧ください!
開設記念として、病児保育に関わる人々のインタビューをご紹介します。
今回は病児保育の法人プランを導入された、Webや映像などコンテンツ企画・制作をされている株式会社ブレイン様のインタビューです。
フローレンスの病児保育を社員お二人からテスト導入し、この春、正式に全社導入を決められた株式会社ブレイン様。
今回導入を決定された宮下常務と、提案された社員の榎戸さんにお話を伺いました。
榎戸さんは、出産前は映像制作のディレクターとして活躍。
3回の育児休職を取り、現在も制作進行やデスクなど、現場で活躍されています。
ママになった社員の積極応援は役員の共通認識
榎戸さんが会社に声を上げることでフローレンスの病児保育の導入が進んだと伺いました。御社には社員の声を吸い上げる仕組みがあるのでしょうか。
宮下常務:どうしたら社員が働きやすくなるかは常に考えています。その中の一つとして会社としてもママになった女性社員の応援を積極的に行なっています。
榎戸さん:常日頃から、常務が声をかけてくれるんですよ。「何か手伝えることはない?自分には分からないから、どんどん提案してね」って。だから声をあげやすかったんです。
宮下常務:入社以来、ブレインという会社の中でいろんな経験をして、ここまで立派に育った女性社員がいるわけですから、出産後復帰して活躍してもらいたい、とどこの会社でも考えていると思います。ゼロから人を育成することは会社にとっても大変ですからね。そのためにも、現場から上がってくる声には応えなくてはならないと思っています。
ーーー榎戸さんがフローレンス導入を働きかけたきっかけを教えてください
榎戸さん:私は夫婦ともに実家が遠く、育児をサポートしてくれる身内が近くにいません。フローレンスさんを利用したことはなかったのですが、噂だけは聞いていて。同じ部署に育休明けの先輩がいて、お互い実家が遠かったので二人で相談し思い切って常務に提案しました。
ーーーフローレンス導入の提案を受けて宮下常務はどう思われましたか?
宮下常務:病気の子供を自宅で預かるという仕組み自体を初めて知りましたが、いい制度だなと思いました。
ただ、導入に当たっては子どものいない社員との間に差が出てはいけない。だからこそ、現場からの声が重要だと考えています。社員間で不公平にならないよう、現場で知恵を出し合ってもらう。その提案に会社が了承できるのであれば、どんどん採用していこう、というのが当社の考え方です。
ーーー周囲の社員の方の反応はどうでしたか?
榎戸さん:常務からは他のママ社員にもヒアリングしてと言われヒアリングしてみました。私のようなお客さまと打ち合わせが必要な社員は本当に困っていたんです。お客さまには会社の顔として接するのに、子どもが病気だからと打ち合わせをキャンセルしてばかりでは迷惑をかけてしまうし印象も悪くなると思います。
またプロジェクト自体の進行も遅れてしまうので、自分自身も大変です。でもエンジニア系スタッフは自宅作業ができたり、預けてまで働きたくないという人もいました。
宮下常務:会社で本格的に導入するとなると色々準備も必要ですよね。そこで、まずは提案をくれた二人からトライしてみたら、と。実際に利用すれば課題も出てくるし、効果も周りに伝えられる。トライしてダメだったらやめればいいし、良かったら導入すればよいと考えていました。
本当に綱渡りのギリギリのところで、命綱が一本フローレンスから降りてきた
ーーーご自身の声からフローレンスの導入が決定されましたが、いかがですか?
榎戸さん:大げさですが、導入されて本当に幸せです。
綱渡りの毎日で、子供が熱をだしたらどうしようというギリギリの中でやっていたので、命綱が一本フローレンスさんから降りてきた。これにしがみつこう、と(笑)
一緒に働く周りの人は、「病気じゃ仕方ないよね」と温かく言ってくれます。でもなんだか後ろめたいし、申し訳ない気持ちがありました。「いいよ」と言ってくれても、きっと迷惑をかけてしまっているなと。
でもフローレンスさんを利用するようになって、そのストレスがなくなりました。こどもはもちろん大切な存在ですが、一緒に働くスタッフも家族のような存在なので両方大切にしたいと思っています。フローレンスさんのおかげでそのバランスが取れるようになって、とてもスッキリした気持ちで仕事に向かえています。
宮下常務:確かに突然の予定変更となると、スケジュール調整だけでも本当に大変だよね。フローレンスさんにお願いできるということは、自分の仕事のことだけでなく、一緒に働いている社員やお客様にご迷惑をかけなくて済むので、自身で抱える悩みがなくなる点が良いんだろうね。
榎戸さん:はい、なんて働きやすいんだろうって、言葉以上に実感しています。これは思っていたよりも精神衛生上とてもいいことだぞ、と。
仕事のパートナーやお客様に迷惑をかけなくて済むことがとってもハッピーです。みんなにこの幸せを味わって欲しい!
男性社員も使ったらいいと思う
宮下常務:榎戸さん、男性社員の反応はどう?
榎戸さん:子育ての渦中で切羽詰っている人は、すぐにフローレンスさんに申し込むと思います(笑)
私たちのちょっと上の世代の方までは「子どもが熱出しました、ハイお母さん」でしたが、ブレインのパパたちも頑張って子育てに参加している人が多いと感じます。
そんなわけでフローレンスさんは欠かせないですね。
宮下常務:仕事のできる女性がどんどん増えていかないと、男性自身も長時間労働から抜け出せないからね。
榎戸さん:時短のスタッフが制作現場にチラホラいることで、夕方になったら会社にいなくなる働き方でもいいよ、という雰囲気を醸成できれば。
制作会社であったとしてもさまざまなスタイルの働き方があっていいと思います。
宮下常務:榎戸さんを見ていると、子どもが生まれて時短になって逆にテキパキと効率的に仕事をしているよね。細かいフォローもしっかりできているから、他の社員もちゃんと認めている。
榎戸さん:認められたいですね(笑)
宮下常務:そこで間違ってはいけないのは、仕事をフォローできていないのに権利だけ使ってしまうとバランスが取れなくなるということ。当社では昔からモラルとセンスと言っていますが、各個人でモラルとセンスを持ち、バランスをとってもらいたいと思います。
ーーー今回、フローレンスの病児保育を正式導入していただきました。社員の方にはどんな変化が期待できるでしょうか。
榎戸さん:フローレンスさんが導入されたことで、会社から後押しされていると感じます。だから、私はどんどん仕事を取っていこう、みたいな気持ちでポジティブになれました。
若い女性社員にとっても、お母さんになっても仕事はしやすいと感じてもらえれば嬉しいです。パパさんたちにもぜひ利用してほしいです。
株式会社ブレイン 宮下常務 榎戸さん、インタビューにご協力いただき、誠にありがとうございました!
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