Florence News

「もう一人で頑張らなくてもいいんだ…」 ――寄付がひとり親家庭を”支える”

フローレンスでは、この5月を「子どもの貧困・ひとり親問題」月間と称し、皆さんと一緒に子どもの貧困・ひとり親問題について考える機会にしたいと考えています。

前回は、「日本の子どもの6人に1人が貧困状態にある」「母子世帯の実に71%が年収200万円未満」など「日本の子ども・ひとり親が置かれている非常に厳しい現状」と、フローレンスが皆さんからの寄付を原資に行っている「ひとり親支援活動」について取り上げました。

(見逃してしまった方はこちらから御覧ください)
https://florence.or.jp/news/2015/05/post1252.php


第2回となる今回は、「寄付による病児保育サポート」を受けているひとり親家庭の方から届いたメッセージをご紹介します。


寄付が、本来の目的である就労支援・経済的自立に加え、別の意味での「支え」になっていることを窺い知ることができます。
ぜひお目通しください。

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【メッセージ1】 (3才の女の子の母)

前日の予約で次の日確実に来て下さるので、子どもの突然の熱にも「本日は申し訳ありませんが早退します。ですが、明日は病児保育を利用するので絶対来ます!」と言う事ができ、職場でも高い評価を受け、責任ある仕事を任せていただいています。

また、経済的・精神的に余裕が出たことで、育児と両立をしながら保有スキルを向上させることができたため、パソコンの資格を取得することができました。

これも全て、寄付会員様のご支援あってこそと、心から思っております。

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【メッセージ2】 (5才の女の子の母)

入会当初は、病児保育を契約しているということで、就職の面接の際、小さな子供がいることで不利になることへの不安も払拭することができました


子供も大きくなって、熱もほとんど出さなくなり、また、職場も長く勤めることによって信頼ができ、多少は休みやすくなってきました。
生活が安定するまで助けていただけるこの制度にめぐりあえて本当によかったです。

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【メッセージ3】 (2才の女の子の母)

当時1才の子どもを抱え、ひとり親としてフルタイムの仕事をスタートしました。
親族の助けを借りる事も難しく、何もかも一人で頑張らなくちゃと、ものすごい不安と戦っていました。

治ったと思ったら次の病気、朝は全く大丈夫だったのにお熱の呼び出し、近所に病児保育があるとはいえ1日の利用枠は最大で6人。キャンセル待ちをするしかない事も多くありました。


そんな中フローレンスの利用がスタートし、もう一人で頑張らなくてもいいんだ・・・とほっとして涙がこぼれた事を今でも思い出しては涙がまたこぼれます。

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【メッセージ4】 (1才の男の子の母)

ひとり親のため、子どもが3カ月の時から保育園に預けなければなりませんでした。
非正規雇用で有給も少なく、休んだらその分収入が減ってしまうので、病気の時は仕事を休まなければならないのかと思うと気が重かったです。

フローレンスの一人親プランで月々の負担も少なく病児保育を利用できるのはとてもありがたいです。

病気のでも仕事を休まず見てもらえるところがある安心感、そして何よりも、サポートしてもらっている、助けてもらっているということが孤立しがちな一人親にとって精神的に大きな心の支えになっています。

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【メッセージ5】 (6才の男の子の母)

皆様に支えて頂いたお陰で、我が家がどれほど育児面、経済面、仕事面、そして何より精神面で「平安」を保つことが出来るようになったか計り知れません。

現在では、二人の子どもたちもそれぞれ小4と小1になり、私も定職に就くことが出来ました。

「たくさんの方に応援して頂いているんだ、見守って頂いているんだ、支えて頂いているんだ」という感謝の気持ちが、新たに前進して行くための何よりの原動力となりました。

皆様の支えなくして、今の我が家はあり得ません。

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【メッセージ6】 (3才の女の子の母)

実質的な保育サービスはもちろんですが、
なにより私が支えられたことは、“フローレンスがあるから大丈夫!”という安心感です。
これには、精神的にものすごく支えられています。

ひとり親ですが、わたしは独りで育てているのではない。
沢山の人に支えられて、子どもを一人、育てていけるのだと感じています。

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病児保育サポートの本来の目的である”就労支援”・”就労継続”だけではなく、目立つのは、「孤立感が解消された」「サポートしてもらっていること・応援してもらっていることが心の支えになっている」との声。

皆さんのご寄付は、ひとり親家庭の就労支援・経済的支援につながるだけでなく、明日への一歩を歩むための精神的な”支え”に繋がっています。

直接的な支援は難しくても、「寄付」を通じた間接的な支援・応援によって、ひとり親家庭を”支える”ことができます。
現在も寄付が足りず、24のひとり親家庭が支援を待っている状況です。

ご支援・ご協力をお願い申し上げます。



■ひとり親家庭の子育てを”支える”『ひとり親家庭支援サポート隊員(寄付会員)』についてはこちら
https://florence.or.jp/social/support-single/


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