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【フローレンス版『37.5℃の涙』の裏側⑥】こどもレスキュー隊員(病児保育士) 原口茜の場合

【フローレンス版『37.5℃の涙』の裏側⑥】こどもレスキュー隊員(病児保育士) 原口茜の場合

皆さんは、病児保育の現場でお子さんと保育者がどのように過ごしているか気になりませんか?

実は、病気といってもお子さん自身がご機嫌で元気なことはよくあること。

そんな時の過ごし方を、お子さんに大人気の<こどもレスキュー隊員> 原口茜がたっぷりと紹介します!

※フローレンスでは、病児保育の保育スタッフを『病児保育士』ではなく、『こどもレスキュー隊員』という愛称で呼んでいます。

お子さんとの楽しいエピソードは尽きないと語る、彼女のお子さんとの過ごし方は・・・。


お子さんとの楽しいエピソードは尽きない

病気のお子さんのお預かりですから、ご機嫌が悪くて今日は笑顔が見られなかった、という日ももちろんあります。でも、だいたいは楽しく過ごせます(笑)

0歳は0歳、成長した6歳なら6歳の楽しさがあります。0歳はバブバブしていてかわいいし、1歳だと言葉はしゃべれないけれど意思がはっきりしていて。

5歳・6歳だと一緒にかるた作りなど創作したりできます。それから3歳ぐらいだと、ちょっと自分の中のファンタジーな世界があったりして面白いんです。

以前お預かりした3歳の男の子は、玄関からサメが入ってきたらどうしようって真剣に心配していました(笑)

私が「大丈夫だよー、サメは海にしかいないから」と言ったら、今度はオオカミが入ってきたらどうしようって、真剣なんです。入ってきたら○○ちゃんがつかまえたらいいんじゃない?

って提案したら、「じゃあこの紐でこうやって、こうやって、キュッってやったらいいか!」って。ね、3歳って面白いでしょう?

お子さんの言葉や気持ちは嘘でしょう?と思うことでも否定しないことが大事かな、と思っています。

最初に手品をすることもあります。手の上からおはじきを消すような単純な手品ですが、それも年齢によって反応が違うんですね。6歳ぐらいだと「どうやったの、どうやったの、教えて?」ってなるし、4歳ぐらいだと『自分もできるはず』と思って一生懸命おはじきを消そうと頑張ったり。

同じことをやっても年齢やその子によって全く反応が違うんです。

お子さんの笑顔のパワーはすごい!お子さんの楽しそうな顔を見ることで私も元気をもらっているんです。

お子さんの成長を見守る楽しさも

何回もお預かりするお子さんもいます。顔を合わせる回数が増えると、お子さんも朝にあった瞬間に『待ってましたー!』という感じになります。もちろん、病気ですから待っていないときもあるんですけれど(笑)

とてもよく覚えているのが、その子が1歳頃のこと。それまでずっとハイハイやつかまり立ちをしていたのに、ふと何秒間かつかまらずに立った瞬間があって。『わっ!立った―っ』と、すごく感動しました。『わー!』って!

本当にそこからの成長はあっという間で、行くたびに成長しているんですね。あれ、しゃべってるあれ、また大きくなってる!って。今はもう3歳ぐらいかな。今では朝に会うと『あ、あかねちゃーん❤』なんて言って手招きするぐらい成長しました(笑) 

お子さんと徹底的に向き合うことから生まれる関係性

フローレンスで働く前は保育の経験を積むためにベビーシッターをしていたこともあります。

同じ女の子を4歳から小学校1年生までお預かりしたことも。出会ったころはなかなか心を開いてもらえず「原口さんなんか嫌い!」と言われたこともあります。

最初の頃は、嫌いって言われてものすごくへこみましたし、保育園の園長も務めた自分の母親に電話口で泣きながら相談したことも何度もありました。

でも、嫌いって言われても私は好きだよ、味方だよって伝えることでだんだん関係が築けて、彼女もどんどん素直にかわいくなって。懐いて甘えてくれるのが可愛くて可愛くて、次第にこの子の成長を親御さんと一緒に見ていたいなという気持ちになりました。

そのお子さんは小学校にあがってしばらくしたら、弟さんが生まれるという事で契約が終了になりました。とてもさみしかったのですが、親御さんからある日メールをいただいて『フローレンスに入会しました、またお世話になるかもしれません。』と。まだそのお宅にお伺いしたことはありませんが、ご縁は続くものだな、と嬉しく思いました。

どんどん進化するフローレンスだから自分も成長できる

フローレンスの病児保育はとてもゆったり過ごせる点が気に入っています。私は保育士の資格もあり、保育園で働いたこともありますが、保育園には集団の流れがあります。でもフローレンスでの保育はお子さんの病気を治すことが第一目標なので、その子ペースに合わせて、すごくのんびりとした気持ちで過ごせます。
 
働いていて一番嬉しいのは、お子さんがかわいいっていうのもありますけれど、親御さんから『ありがとう』と言っていただけることです。今日は助かりました、本当にありがとうみたいに、玄関先で言ってくださる方もいます。

それから、フローレンスは保育の現場で得た気づきや意見をよく反映してくれますし、すごく風通しがよい会社だと思います。どんどん進化していく団体なので、自分も一緒に成長できる実感があるんですよ。

 

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保育経験を活かして病児保育のお仕事にチャレンジしてみたい方、お話を聞いていただくだけでも構いません。ぜひお気軽に説明会にお越しください。

スタッフ一同、皆さんにお会いできるのを楽しみにお待ちしています。

■病児保育スタッフ(子どもレスキュー隊員)のお仕事説明会はこちらから
https://byojihoiku.florence.or.jp/recruit/licensed/


 


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