利用会員の皆さま
いつも安心・安全な病児保育にご協力いただきありがとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
毎年12月から2月までは、インフルエンザの報告が多くなります。
今シーズンも平年並みの2013年12月中旬から流行開始状態となっています。
今シーズンの流行の特徴としては、
H7N9型の新型インフルエンザが報告されており、
中国や台湾で感染者数が増えています。
日本国内においてはまだ人からも動物からも確認されていませんが、
札幌では2009年に新型インフルエンザとして流行したH1N1型の、
抗インフルエンザ薬のタミフルとラピアクタが効きにくい耐性ウイルスが確認されており、
今後ウイルスが変異すると大流行することも考えられるため、厚生労働省が対策を進めています。
インフルエンザの予防のポイントは、「手洗い」「咳エチケット」「ワクチン」です。
ワクチンは主に重症化の予防を目的として行います。
手洗いは、個人衛生の基本です。外から帰ったときなど、こまめに手を洗いましょう。
また、咳やくしゃみを手でおおったときにも洗いましょう。
家族が罹患した場合は、使用した食器、衣類、浴槽などは通常の洗浄や洗濯で対応できます。
家庭内での感染拡大を防ぐため、皆さんが触れる場所(ドアノブ・便座・スイッチ・手すりなど)を消毒液などで拭き取ることも有効です。
もちろん接触感染への対策を十分に行ったとしても、完全に罹患を防ぐことができるわけではありません。
たっぷりと休養を取って、体調を維持することが一番の感染予防策です。
今後の感染情報につきましては、利用会員の皆さんへご案内いたしますが、
例年、この時期はインフルエンザの発生が最も多くなる時期であり、
今後の流行拡大に注意が必要です。
一人ひとりが手洗い等を徹底し、感染予防に努めましょう。
<この件に関するお問い合わせ>
認定NPO法人フローレンス 病児保育事業部