利用会員の皆さま
いつも安心・安全な保育にご協力いただきありがとうございます。
7月に入り、すでに30度を超える日が増え、今夏の猛暑も予想されています。
毎年、ニュースなどでも熱中症の危険が報道され、
室内においても熱中症の発症が懸念されるため
エアコンによる室温調整へのご理解をお願いいたします。
人がストレスなく過ごせる室温は、20℃〜25℃が適当と言われています。
特に体調を崩されているお子さんの場合には、回復のためにも室温の調節が欠かせません。
フローレンスではお子さまの病状の安定と安全なお預かりを第一に考え
エアコン(冷房・除湿等)を利用し室温調整をさせていただきますので、
ご理解いただきますようお願いします。
なお、エアコンの設置がないご家庭には、基本的に病児保育室のご利用をお勧めしております。
ご自宅でのお預かりを希望される場合には、必ずご予約前にその旨を事務局までご相談下さい。
ただし、室温調整が難しい状況において
安全なお預かりが続けられないと判断した場合には、
保護者の方にご帰宅を要請させて頂きますので予めご了承ください。
【参考】夏場に多い病気について
—————————–
夏風邪は比較的熱が高いのが特徴的です。
発疹がある場合は、清潔を保つという目的のもとでのケアが必要となり
汗が出ない程度の室温と湿度を保つということも重要とされています。
●ヘルパンギーナ
40℃まで熱が上がります。
のどの奥に水泡ができ飲み込みに痛みを伴うこともあります。
高い熱の場合は腹痛、嘔吐、関節痛があります。
ウイルスが原因なので特効薬はありません。
水分補給をまめに行うことが重要です。
のどが痛いため、水分を飲みたがらない場合もあり、また熱が高くなると脱水を起こしやすくなります。
●喉頭結膜炎(プール熱)
アデノウイルスによるもので、喉頭炎、結膜炎、発熱が特徴です。
4〜5日間は39℃〜40℃まであがります。
のどの痛み、頭痛、鼻水、くしゃみ、眼やになどの症状があり、感染力が強いという特徴があります。
●手足口病
コクサッキー、エンテロウイルスによるもので、手のひら、足の裏、口の中に水泡性の発疹がでます。
かゆみは特にありません。手足口病で高熱を3日以上出てる場合は、注意が必要です。
首の後ろが腫れる・首を曲げると痛がる・機嫌が悪い場合は、髄膜炎・脳炎を起こす危険があります。
●とびひ
ブドウ球菌で起こり、あせも・虫さされ・湿疹の
引っかき傷・擦り傷などで弱った皮膚に感染するのがきっかけです。
患部を覆えば登園できる園もありますが、ほとんどが登園禁止です。
菌が他の場所へ飛び火することから、とびひと呼ばれてます。
皮膚を清潔に保ち、菌がとばないよう注意が必要です。
かゆみがあるところは冷やしたりたたいたりして痒みを和らげ、
むやみにひっかかないように注意する必要があります。
※手洗いは、個人衛生の基本です。外から帰ったときなど、こまめに手を洗いましょう。
—————————–
安全な保育のため、ご協力とご理解をいただきますようお願いいたします。
認定NPO法人フローレンス
病児保育事業部