【重要なご案内】こどもレスキュー隊員訪問時の貴重品管理について
病児保育の利用会員の皆さんに改めてご案内いたします。
フローレンスでは ご自宅での病児保育中に、保育スタッフがお金や貴重品が置かれていることに気づいた場合にはすぐに事務局に連絡し、事務局から親御さんに連絡するというフローを徹底しています。
今回、改めてこのようなご案内をした背景は、女性タレントの自宅においてベビーシッターによる窃盗事件が発生したという報道があったためです。
フローレンスは病児保育サービス開始から10年間、無事故で保育を行ってきましたが、もちろん今回のような事件も一件もありません。これからもあってはならないと考えています。
今後も安心して病児保育をご利用ください。
病児保育事業部 マネージャー 前村美千代
なお、対外的に発信した文書を掲載いたします。合わせてお読みいただければ幸いです。
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◎神田うのさんのベビーシッターの窃盗事件について
先日、神田うのさんが長女のベビーシッターを務めていた女性から3000万円相当の窃盗被害を
受けていたというニュースが報じられました。
同じ訪問型の保育事業を行っていることから、メディアから今回の事件ついての見解を求められる
取材を受けたり、利用会員さんから「フローレンスさんのような団体が誤解を受けないか心配して
います」といった励ましの言葉をもらいました。
フローレンスでは ご自宅での病児保育中に、保育スタッフがお金や貴重品が置かれていることに
気づいた場合にはすぐに事務局に連絡し、
事務局から親御さんに連絡するというフローを徹底しています。
今回のようなニュースに、ベビーシッターそのものに不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。
フローレンスの病児保育スタッフ(こどもレスキュー隊員)は全員が直接雇用のフローレンス職員で
あり、毎週の研修で保育技術を磨いているプロフェッショナルです。
何よりも、子育てと仕事の両立が難しい社会を変えようと志を持って集まってくれた仲間です。
フローレンスは病児保育サービス開始から10年間、無事故で保育を行ってきましたが、もちろん今回の
ような事件も一件もありません。これからもあってはならないと考えています。
ベビーシッターをしている人の多くは、子ども好きで、親御さんをサポートしたいという思いを持って
働いている人が大半だと思います。
小さな子どもを保育するのは命を預かること。思いがなければ続けられないことです。
逮捕された女性の業界全体の信頼を損なう行動に、悔しい気持ちは大きいです。
その一方で、今回の事件を拡大解釈して、「ベビーシッターは危険だ」「育児は母親が行うべきだ」
「シッターに任せるほうが悪い」といった矛先を変えて批判する空気には陥ってほしくありません。
これまでも、子育てを取り巻く事件・事故の多くが
「ベビーシッター=危険」といった根拠のない煽り、利用した親の”責任”にされてしまうなど、
議論のすり替えが起こりがちでした。
私たちはそういった間違った論調の雰囲気に流されることなく、
保育事業者として信頼されるに値する質の高い保育を提供し続けること、そのために仲間と共に
日々研鑽していくこと、また、子育てを取り巻く社会状況をより良くしていくための活動団体として、
私たちが言うべきことをきちんと発信していきたいと思っています。
今後ともフローレンスをどうぞよろしくお願いいたします!