こんにちは。働き方革命事業部の青柳です。
去る1月16日、サイボウズ株式会社主催の「サイボウズ式勉強会 イクメン経営者ズが語る『超時短仕事術』」にて、サイボウズ株式会社 青野慶久代表取締役社長とフローレンス代表理事 駒崎の公開対談が実現しました!
【1/16(木)開催】サイボウズ式勉強会 イクメン経営者ズが語る「超時短仕事術」
◎対談者の紹介
青野社長は、1971年生まれの40代の2児の父。2度の育休を取得したイクメン社長です。
駒崎は、1979年生まれの30代の2児の父。青野社長と同じく、2度の育休を取得しています。
それぞれ2度の育休取得経験を持ち、ともに経営者である2人の対談は1時間半にわたって大変な盛り上がりをみせました。ここでは、その対談の一部をご紹介します。
◎働き方革命のBefore・After
駒崎が働き方を変え始めたのは、フローレンスの社員が辞めていくようになったことがきっかけです。
その頃、駒崎は、ITベンチャーの感覚でがむしゃらに働いていたのですが、コーチングを受け、自分自身が18時に退社することを実践してみたら、社員は誰も困らず、社員の残業時間も1人1日15分に短縮することができたというエピソードを紹介しました。
一方、青野社長は、2人目のお子さんが生まれたのがきっかけです。
2人目のお子さんが病気がちで家庭を顧みる必要に迫られ、早く退社するためにご自身がやらなければならないことを徹底的に見直しました。
その結果、アウトプットの量を減らすことなく、働き方を変えることが出来たそうです。
◎「仕事で燃え尽きるのはもうやめよう!」
働き方を変える前の2人は、18時以降こそ「ノッてくる時間」であり「真っ白になる瞬間」でした。その感覚を得たいがために周囲に負担をかけていたと語りました。
そんな状態から脱皮して、家庭へと目を向け働き方が変わった2人。
質疑応答で、現状の脳内快楽はどうですか?という質問がありました。
青野社長
「『燃え尽きるまで働く』は未だに快楽。未だにやってしまう。
色んな人を巻き込んでる。ハイになって燃え尽きるのは自分の快楽。むしろ周りの人は、困ってる。」
駒崎
「ジョーの脳内物質はもういいかな。『ただいま』『わーい!』と出迎える子どもの方がいい。
仕事で感じる脳内物質は、今は違うものがある。長い時間でやりきった感ではなく、短い時間で出した成果でエクスタシーを感じている。
有効な手をうてた!というのが快楽」
自分の快楽は、どこにあるだろうか?
自分の心の中に問いかけてみるきっかけとなる対談でした。
青野社長、自らの働き方を変える一歩となる対談をどうもありがとうございました。
帰り際、駒崎は、サイボウズ株式会社のキャラクター「ボウズマン」とも別れを惜しんでいました。
さらにこの対談をもっと読みたい方は、「サイボウズ式」の記事「残業にエクスタシーを感じる仕事人間が、どうしてイクメンになれたのか?──認定NPO法人フローレンス駒崎代表×サイボウズ青野社長」および「先見性のない経営者のもとで働く人へ──フローレンス駒崎代表による”草の根ロビー活動”のススメ」をご覧ください!
また、この対談でも紹介された超時短仕事術をもっと知りたい方は、駒崎が執筆した「働き方革命」をぜひお手にとってみてください!