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フォロワーさんとの交流がスタッフのモチベーションを爆上げ!あのTwitterキャンペーンの後日談 #祝おやこ基地シブヤ1周年

フォロワーさんとの交流がスタッフのモチベーションを爆上げ!あのTwitterキャンペーンの後日談 #祝おやこ基地シブヤ1周年

#障害児・医療的ケア児家庭支援 #病児保育

SNSフォロワーさんを現地見学会にご招待するキャンペーン


ZOZO前澤社長のリツイートお年玉企画には及ばないものの、多くの方にご参加いただいた、昨年実施の【おやこ基地シブヤ1周年お祝いしてね】Twitterフォロー&リツイートで現地見学会にご招待!キャンペーン。

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昨年こんなキャンペーンを実施しました

キャンペーンと称しながら、「お祝いしてね❤」「リツイートしてね❤」「アカウントフォローしてね❤」…とどさくさに紛れて、お願いごと満載のこの企画。

 

しかし、この期間中にお祝いのいいね!をしてくれた方は322名、リツイートやシェアをしてくれた方は74名、アカウントの新規フォロワーとなってくれた方は134名!


そして、ランダムに抽選で選ばせていただいたリツイート&フォロワーさんの中から5名の方に「おやこ基地シブヤ」現地見学会の当選連絡をしたところ、皆さん「信じられない!嬉しいです!」とても喜んで下さって、こちらが恐縮してしまいました。

 

いよいよ迎えた、昨年末の見学会の日。

当日は、体調不良やお仕事の関係で2名のご参加となりましたが、SNSフォロワーさんと現場でお会いできる機会はスタッフにとっても初めてのこと。
楽しんでいただけるかな?とドキドキ当日を迎えた私たちスタッフが体験したのは、予想を超えた感動のひとときでした。

すべてのフローレンスファンの皆さんにお伝えしたいことがあり、レポートをお送りします。


 

 

 

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おやこ基地シブヤ 現地見学会にご参加くださったSNSフォロワーのお二人

 

◎出産を次月に控えた妊婦のキャンベルさん(写真右)。

フローレンスのことは漫画「37.5℃の涙」で知ったとのこと。お仕事の合間を調整して、お腹の赤ちゃんと一緒に数時間の施設見学に参加してくださいました。上のお子さんがフローレンスの訪問型病児保育を利用する、利用会員さんでもいらっしゃいました。

 

◎深夜高速バスで神戸からいらして下さったアマチュア落語家の三名(みつな)あたしさん(写真左)。

ひとり親になったことをきっかけにフローレンスを知りずっと活動を応援して下さっていたそう。ご自身で幼児教育課程を修了し、関西の病児保育現場で勤務中とのこと。見学後はすぐに飛行機でとんぼがえりという強行スケジュールにも関わらず、遠方よりご参加下さいました。

 

「すべての親子に、保育の光を」がコンセプト


おやこ基地シブヤは
1階に「障害児保育園ヘレン初台」
2階に「みんなのみらいをつくる保育園初台(認可保育園)」
3階に「マーガレットこどもクリニック(小児科)」と「病児保育室フローレンス初台」
がある日本でもめずらしい、複合型保育施設です。

キャンベルさんと三名さんには、順番に各園の子どもたちやスタッフの活動の様子をご覧いただきながら、園長やスタッフが施設の紹介をしました。

 


【障害児保育園ヘレン初台】


重症心身障害児のお子さんを5名まで長時間保育する「障害児保育園ヘレン初台」。2階の認可保育所の子どもたちと交流をしながら、互いに生きるチカラを引き出しあっています。

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お二人には朝の会や活動の様子を見ていただきました。

 

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園長木村から、保育と療育スタッフの専門チームが子ども達の育ちを引き出すヘレンの現場について紹介。

 

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この日の活動ではお散歩で拾ったまつぼっくりに絵の具をつけて、クリスマスの飾りを製作していました。肢体が不自由でも、子どもの「できた!やってみたい!」を大切にするため、極力スタッフは手を出しません。
子ども達の表情がイキイキしてくる様子を、お二人も見守って下さいました。


【みんなのみらいをつくる保育園初台】

 

世界一子どもが幸せな国・オランダで実践されている「ピースフルスクールプログラム」を取り入れている認可保育所「みんなのみらいをつくる保育園初台」。

「ピースフルスクールプログラムって、どんなことをするんですか?」
子育て中のキャンベルさん、三名さんも興味津々。

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「例えば、この『感情カード』は面白いですよ。」と園長池田。

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感情カードは、子ども達とスタッフが登園したら、それぞれ自分の今の気持ちに合うカードを選んで名前の横に貼って使います。
日中、気分が変わったら貼り替えるのも自由。
つまり、自分の気持ちを客観的に見つめて、いくつもの感情を受けとめること。また、お友達は自分とはまったく違う感情をもっていることを理解し、尊重するプログラムです。

この園では、幼児教育でよくありがちな「みんなで、楽しく、いつも笑顔で!」を強制することもありません。誰だって1人になりたいときがある。なんにもしたくないときもある。イライラしてることもある。そんな、多様な感情をみとめあうのが「感情カード」です。

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三名さんは「子どもにも色んな感情があることが分かるので、子育てが初めての人にも良いかもしれませんね。これは、さっそく我が家でもやってみます!」と即実践モードです。

 

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「ピースフルスクールプログラムとともに、お部屋の中に給食室があったり、おもちゃの人形も多国籍であったり、と子どもたちが色々な分野に興味を持てるよう、工夫がされていますね。」とキャンベルさん。

 

【マーガレットこどもクリニックと病児保育室フローレンス初台】


3階には病児保育室があります。渋谷区では唯一の病児保育室であり、感染症の預かりができるため高い稼働率で運営しています。

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WEBで利用登録ができ、利用時にもWEBの自動キャンセル繰り上げシステムを導入している病児保育室はまだ少ないことを紹介。


ご自身も保育士と保育園とのマッチングアプリの開発に携わった経験があるというキャンベルさんは、「AIや技術の進化により仕事が効率化されていくと、何のためにサービスを提供するのかというビジョンがより明確な事業者に、利用者やファンが増えるでしょうね」と分析していらっしゃいました。

ご自身も訪問型病児保育スタッフとして働く三名さんは、「子育てって独りではできません。中でも、子どもが病気になった時というのが働く親にとって、一番のピンチ。私も助けてもらった分、誰かを支える側になりたいと思い病児保育の現場で働いています」と、現場スタッフへの共感を伝えて下さいました。

 


SNSごしではなくリアルで語り合えた、かけがえのない時間

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施設見学のあとは、フローレンススタッフも集まりお二人を囲んで座談会を開催しました。


自己紹介ののちにキャンベルさん、三名さんが私たちフローレンススタッフに聞いて下さったのは「なぜ、フローレンスで働くことを選んだんですか?」という質問でした。

フローレンスの活動に共感して足を運んでくれたお二人が、フローレンスで働くスタッフの1人ひとりに関心を寄せて下さったことに、私たちは驚きました

おやこ基地シブヤ現地で働く保育スタッフの三好、看護師の森山、障害児保育園ヘレン園長木村、みんなのみらいをつくる保育園園長池田、神保町本部でバックオフィス業務を担当する障害児保育事業部天野、広報石垣、岡水が、それぞれ入社した経緯をお話しました。

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民間企業から未経験での保育職挑戦、保護者に寄り添えなかった保育現場での経験、ブラック労働環境への疑問、子どもの寝顔しか見られない働き方、子育てハードルが高すぎる日本への憤り、女性のキャリア断絶問題……

みな、それぞれが感じた社会課題をなんとかしたい!という想いから、フローレンスのビジョンに行きついたメンバーです。

生き方の選択や決断をしてここにいる、というスタッフが多いビジョン型の組織なので、大袈裟ではなくスタッフ一人ひとりに、フローレンスに来たストーリーがあります。

各スタッフの短くはない身の上話に、長時間キャンベルさんと三名さんは真剣な眼差しで耳を傾けてくださいました。気づけば、スタッフ全員が日常業務の中に埋もれていた初心と向き合う時間となりました。

世間的にはNPOへの就職はまだまだマイノリティ。親戚から怪しまれたり、親や上司に心配されたり、意識高すぎと友人から揶揄されたりすることもしばしば。
でも、フローレンスをSNSでフォローしてくれている皆さんは、活動のみならず現場で働くスタッフをも尊重し応援してくださっているんだと感じ、ありがたさで一同胸が熱くなりました。

 

のちにいただいた、キャンベルさんと三名さんからのメッセージにはこのように書かれていました。(一部抜粋)

キャンベルさん
本当に貴重な体験をさせて頂きありがとうございました。

ただのファンに恐縮するくらい素晴らしいご案内を頂き感激致しました。

フローレンスさんには私が経験したことの無い優しい世界が広がっているんだな…。外部からとはなりますが、その世界を広げていく活動を微力ながらも続けていきたいなと思った次第です。

いちユーザーとしてもフローレンスさんは大変有難い存在なのですが、NPOの資金調達も担当している身としてはフローレンスさんの福祉×ビジネスモデルも大変尊敬しております。自分自身や現在係わっている団体の理想を追求することにも勇気を頂きました。

三名さん
とても充実した楽しい時間をありがとうございました!
お伺いして本当に良かった!と感じています。
みなさまの眼差しや、お話される言葉の一つひとつに、ここに来るまでに掛けられた時間を感じることができました。尊敬の想いが涙になって溢れてしまいそうでした。

自分が子どもと一緒に神戸でどう生きていきたいのか、あたりまえとはなんなのかを、前向きに自問自答するきっかけを与えてもらいました。
本当に、ありがとうございました。
これからも、遠くからではありますが、フローレンスの皆さんのご健勝をお祈りしています。
これまでもこれからも、フローレンスは私の憧れです!



私たちスタッフだけでは大きな社会的インパクトは起こせません。
フローレンスのビジョンに共感し、活動を応援してくれる皆さんがいるから、「あたらしいあたりまえ」ができていくのだと思います。

あなたの、「いいね!」や「シェア」のアクションは、社会の水面に波紋のごとく広がる威力を秘めています。そして、今回私たちが体感したように、あなたの応援はスタッフのモチベーションを爆上げし、活動を推進する大きな力をくれます!

何万人ものフォロワーの皆さん。直接お顔を拝見することのないSNSだけど、私たちは皆さん一人ひとりからいただく応援をしっかり両手で受け取って活動をしていきたいと、改めて思いました。

いつも応援をありがとうございます。
これからも、フローレンスの発信に関心をお寄せいただけたら嬉しいです。

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