【執筆者:働き方革命事業部 木村】
突然ですが、あなたは、自分のコミュニケーション力に自信がありますか?
自信を持って「YES!」と答えられる方はそれほど多くないのではないでしょうか?
フローレンスのスタッフにも「コミュニケーションに自信あり」と胸を張れる者は多くありません。
しかし、私たちフローレンスが行っている保育事業は
“コミュニケーションにはじまり、コミュニケーションに終わる”、
といっても過言ではないほど、子どもや親御さんとのかかわりや意思疎通が大切な仕事です。
そこで、6/28(土)にコーチング・コミュニケーション学の大家である
本間正人先生(http://www.learnology.co.jp/)にお越しいただき、
利用者・社内外の関係者と、より円滑なコミュニケーションを取るための研修を行っていただきました。
■「本間正人」先生について
NPO学習学協会代表理事、京都造形芸術大学教授(一般教養カリキュラム開発担当)、
NPOハロードリーム実行委員会理事、
東京大学文学部社会学科卒業、ミネソタ大学大学院修了(成人教育学 Ph.D.)
ベストセラーの『ほめ言葉ハンドグック』等、コーチングやポジティブ組織開発の著作多数
■今回研修が実現した背景
日頃からNPOの支援活動を精力的にされている本間先生から、
「自分が役にたてることはないか?」とのお申し出をいただき、無償で今回の研修を実施していただくことになりました。
■当日の流れ
・コーチングの基本的な考え方
・傾聴のスキル
・質問のスキル
・保育の現場で起こりやすいミス・コミュニケーションに対する対応
■研修を終えて
研修の中で印象に残ったことは、人は、コミュニケーションを取る相手から答えを「引き出し」ていかなければ、
相手は動かない、という点でした。
命令文で相手に発言しても、相手の納得性は低く、相手が自ら考え自分の言葉で出てきた言葉にこそ
本人は納得し、次の行動へとつなげていく、というものです。
そのためには、相手を承認したうえで、質問したり、傾聴したりすることが必要ということを学びました。
研修の中で、受講者同士のケースワークで「承認」とはどいうものかを体感することがきました。
13:00〜17:00という研修時間ではありましたが、本間先生の事例とユーモアを交えた研修は、
受講者全員がずっとひきこまれ続けており、あっという間に終了となりました。
実践的で「仕事の場だけでなく、それ以外の場でも、すぐに学んだことを活かして、
より円滑なコミニュケーションにつなげていこう!」と感じた研修でした。
最後に、このような貴重な機会をいただきました本間先生に、心より御礼を申し上げます。