こんにちは!フローレンスの広報担当・小柳です。
オリンピックイヤーを迎え、日本中でスポーツ熱が高まっているのを感じる今日この頃です。
そんな中、今年も3月1日(日)に東京マラソン2020が行われます!
フローレンスは東京マラソン2020チャリティの寄付先団体となっており、たくさんのチャリティランナーの皆さんがフローレンスの障害児保育事業へのご支援と共にフルマラソンに挑戦して下さることになりました!
大会当日はもちろん、トレーニング期間もチャリティランナーの皆さんを全力で応援したい私たちは、チャリティランナーの皆さんと一緒に練習を積みながら、フローレンスのことや障害児保育のことについて楽しく知っていただけるイベントを企画しています。
先日は、都内にある障害児保育園ヘレン各園を巡るランイベントを開催しました。その様子をご紹介させていただきます!
多様な保育を提供する「おやこ基地シブヤ」へようこそ!
今回のランイベントのスタート地点は、東京の初台にある「おやこ基地シブヤ」。ここは、障害児保育園ヘレンも、認可保育園「みんなのみらいをつくる保育園」も、病児保育室も、小児科も…と様々な親子に寄り添う保育と子どもたちのためのサービスが集まる、まさに「親子の安心基地」のような場所です。
まずは、「みんなのみらいをつくる保育園 初台」を見学。
園長の「いけぽん先生」に、普段の保育の様子やフローレンスの保育園が取り組んでいる「シチズンシップ保育」について教えてもらいました。
調理室がいつでも覗けるのもこの園の特徴!子どもたちもよく調理の様子を見ているそうです。
元パティシエの調理師さん。作るパンケーキはやたらフワフワなんだとか……!
その後は、障害児保育園ヘレン初台を見学。ここでは、5名定員で重症心身障害児のお子さんに保育を提供しています。
お伺いしたときは、子どもたちの五感を刺激する遊びの準備中でした!
季節に合わせた様々な活動も行われています。この日は壁に子どもたちの書き初めが飾られていました。
今年の目標、左から「年長」「友情」「卒乳」だそうです。文字に勢いがあっていいですね…!
次の施設まで、気持ちよくラン!
初台の見学が終わったところで、ついにランがスタート!
コーチを務めるのは、人事部のアスリート、にこさん!
東京マラソン2020のスタート地点となる都庁前も通過し、一行は「障害児保育園ヘレン荻窪」へ向かいます。
高円寺でちょっと寄り道。プリンやロールケーキで糖分をチャージしたら、荻窪まではすぐでした!
障害児保育園ヘレン荻窪に到着!
障害児保育園ヘレン荻窪に到着しました!園長の西澤先生が迎えてくれます。
お昼ご飯の様子を見学させてもらいました。
園の普段の様子を見ていただける機会はほとんどありません。颯爽と現れたランナーに、子どもたちも興味津々です。
ランで中村橋へ!
ここからは西澤先生と、障害児保育園ヘレン中村橋の園長、遠藤先生も一緒に、「障害児保育園ヘレン中村橋」へ向かいます!
途中、にこさんから走るフォームの指導をしてもらいながら、心地よく汗をかきました。
障害児保育園ヘレン中村橋に到着!
合計14kmほどの距離を無事完走!
ゆっくりなペースではありましたが、額にはうっすら汗が浮かびます。
軽食を食べながら、障害児保育のこと、マラソンのコツなど、会話も弾みました。
お昼寝中の子どもたちを起こさないよう、窓の外から園の様子を見学し、今回のランイベントは終了となりました!
このように、皆さまから頂いた寄付がどんな子どもたちに届くのかを見ていただきながら、チャリティランナーの皆さんとフローレンススタッフが繋がっていく場を一緒に作り上げるフローレンスのランイベントは、毎回好評をいただいています!
引き続き、本番まで楽しんでいただける企画をお届けできるよう、スタッフ一同3月までチャリティランナーの皆さんと走り抜けます!
障害の有無に関わらず、全ての子どもに保育を
フローレンスは、「医療的ケアや障害があることを理由に保育が受けられない子どもを、まずは東京でゼロにしたい」という目標を掲げ、障害児保育事業を展開しています。
医療的ケアや障害があることを理由に、保育が受けられない子どもたち。24時間自宅での介護のため職を失う親御さんたち。
障害児に8時間の保育を提供する日本初の事業、「障害児保育園ヘレン」「障害児訪問保育アニー」を待っているご家族がたくさんいます。
今回の皆さんのチャリティは、そんな親子を支えるために大切に使わせていただきます。
いよいよ3月1日に迫った本番。
チャリティランナーの皆さん、当日まで共に走り抜けましょう!
そして、この取り組みを応援してくださる皆さん、ぜひ、現地から、テレビから、たくさんの声援をよろしくお願いいたします!
認定NPO法人フローレンスは、東京マラソン2020チャリティ事業の寄付先団体です。