日本には、「たんの吸引」や「経管栄養」といった医療デバイスを利用している医療的ケア児が約20,000人いると言われています。
「医療的ケアシッター ナンシー」は、医療的ケア児(以下、医ケア児)のご家庭に看護師が訪問して、お子さんをお預かりしています。その間ご家族は、お夕飯の買い物をしたり、医ケア児のきょうだいとゆっくり過ごしたり、思い思いの時間を過ごしています。
また、訪問中、お子さんにはそれぞれの発達状況に合わせて、手や足のスタンプを活かした制作や、季節を感じることのできる制作や、体全体を使った体操などお家の中でも楽しく過ごせるように工夫しています。
訪問中のご家族の過ごし方はさまざまで、療育に参加されるご家族もいれば、休息を取られるご家族もいれば、きょうだいとの時間を過ごすご家族もいます。ナンシーでは、”お預かりするお子さんにとって安心・安全で楽しい時間”を、”ご家族にとって自由な時間”を作っていきたいと考えています。
コストコホールセールさんからご寄付をいただきました!!
「医療的ケアシッター ナンシー」の事業はさまざまな方のご協力を得て、お子さんやご家族のサポートを行うことが出来ています。
今回コストコホールセールさんより、お子さんと一緒に遊ぶことの出来るおもちゃや、制作に必要な文房具などを揃えることのできるありがたいご寄付をいただきました。そこでマネージャーの黒木と、児童発達支援管理責任者の増子と、ナース増田と石田の4人でコストコホールセール川崎倉庫店に向かいました!!
コストコホール川崎倉庫店に到着!!
石田:「制作に必要な色えんぴつが欲しい!!絵の具や画用紙もある!!絵の具があれば、手や足のスタンプして可愛い作品が出来そう!!欲しい物がいっぱいあって困っちゃう~!!」
増子:「すごい!!おしゃべりするぬいぐるみだ。スイッチおもちゃ(弱い力でも動かせるようにするボタン)にしたら、遊べる子が増えそう!!スイッチを押すのも微細運動の練習になるし良いよね。」(増子はスイッチおもちゃの制作もできます!!)
2時間のお買い物も終わり・・
あっという間に2時間のお買い物は終了し、私たちもとってもワクワク楽しくお買い物をさせていただきました。画用紙帳や、マスキングテープや、シールや、グリッターペンなどなど・・・たくさんの制作グッズとおもちゃで大きなカート3台分に!!!
こんなに大量のお買い物が初めてでドキドキのマネージャー黒木・・・。
いただいたご寄付が子どもと遊んだり、療育したりするためのグッズになりました!!
寄付していただいた文房具などで制作を行いました!!
増田が実際にお子さんと一緒に制作を行いました。
(とっても真剣な表情・・・!!!)
グリッターペンを使って、いちごのキーホルダーを作ったり・・・
画用紙帳に拾ってきた落ち葉をペタペタ貼ってみたり・・・
手のスタンプでフラミンゴを作ってみたり・・・
(初めての習字でしたが、とっても上手にかけました!)
お正月には書き初めもしました!!!
作品が完成すると・・・?
出来上がった作品を真剣に確認する子どももいれば・・・
嬉しそうな笑顔を見せてくれる子どももいたり・・・
みんなそれぞれにかわいい反応を見せてくれました。
制作を行ったり、初めてみるおもちゃで遊んだりと、子どもたちもとっても良い表情をしてくれました。
コストコホールセールさん、本当にありがとうございました!!!
「医療的ケアシッター ナンシー」では、引き続き様々な方のご協力を得ながら、お子さんとご家族にとってより良いサービスが提供できるように頑張っていきたいと思います!
医療的ケアシッター ナンシーのご利用にはいくつかの条件があります。
ご利用希望の方は、以下のフォームからお問い合わせください。
ナンシーはもちろん、フローレンスでは、このように様々な企業と協働し「親だけが子育てを頑張らなくていい社会」「みんなで子どもたちを育む社会」を拡げていく活動をしています。こうした活動は、企業からのご寄付や協働事業によって運営されています。
フローレンス一団体では社会を変えていくことはできません。
ぜひ企業の皆さんとシナジーを最大化できるコラボレーションすることで実現していきたいと思います。お問い合わせをお待ちしています。