ひとり親家庭への支援活動がはじまりました
4月6日よりスタートした『新型コロナこども緊急支援プロジェクト』。
経済的困窮家庭・ひとり親家庭・医療的ケア児家庭への支援や、セーフティネットの構築を行うべく、寄付を募っています。
支援先 |
支援内容 |
使途の詳細 |
医療的ケア児と呼ばれる |
●社会から孤立する医療的ケア児者家庭に対する支援 ●NICU等医療的ケア児の産まれる医療現場への支援 |
●ヒアリング、ニーズ調査費と結果に伴う施策に係る費用 |
経済的に不安定な家庭 |
●こども宅食モデルを中心に食で |
●全国の困窮世帯への食糧支援等、 |
ひとり親家庭 |
●ひとり親家庭への物品や食品等の ●フローレンスの訪問型病児保育を |
●ひとり親プラン月会費 ●ひとり親家庭へのニーズ ●物品・食品提供費用 |
※その他、郵送費・交通費・印刷費等の実費やスタッフ人件費等
プロジェクトを開始してから全国の皆さんから応援をいただき、心より御礼申し上げます。
ご支援のおかげさまで、早速、支援を運営・実行フェーズに移すことができています。
今回は対象の1つ「ひとり親家庭」への取り組みについて決定したことをご報告します。
▼「新型コロナこども緊急支援プロジェクト」について詳しくはこちら
1.ひとり親家庭の訪問型病児保育 月会費2ヶ月分を無償化
フローレンスではひとり親家庭にも訪問型病児保育を安価に利用いただけるように、「寄付によるひとり親支援プラン」(以下、「ひとり親プラン」)を設け、シングルマザー、シングルファザー家庭の就労を病児保育からサポートしています。
このひとり親プランの運営にかかる費用は、ひとり親家庭を支援したいという応援者の寄付によってまかなわれています。
今回、新型コロナウイルスによる休業や収入減などの状況を踏まえ、ひとり親プランを利用されている方への緊急支援を決定。
フローレンスではこの状況下で少しでもひとり親家庭の方のお役に立つべく、ひとり親プランの方限定で、5月・6月の月会費を無償化いたします。なお、現在フローレンスの訪問型病児保育サービスは、「病児」だけでなく「健康なお子さん」もお預かりして、保育園や小学校がお休みになってお困りの保護者を支えています。
■対象:
フローレンスの訪問型病児保育を「寄付によるひとり親支援プラン」で利用されている方
■支援内容:
5月・6月の月会費(1,000円/月)の引き落としを停止
■病児保育利用にあたっての注意点:
月1回かつ上限9時間以内の利用の場合は、病児保育あるいは健康児のお子さんの保育を無料でご利用いただくことができます。
月1回でも上限を超える時間での利用、月2回目以降の利用に関しては、保育料(1時間あたり1,000円/税別)が発生します。
2.ひとり親会員向け緊急アンケートの実施
また、今回の新型コロナウイルス感染拡大の状況において、困り事や必要としている支援について伺う緊急アンケートを実施しました。
■対象:
フローレンスの訪問型病児保育を「寄付によるひとり親支援プラン」で利用されている方
■回答期間:
2020年4月8日~4月13日
※アンケートは対象家庭にのみメールで回答を依頼
アンケートの集計結果から、ひとり親家庭のニーズを明らかにし、フローレンスとしてできること、社会の支援を効率的に支援に繋げることを検討していきます。
ひとり親支援のための取り組み第一弾として、今回まずはフローレンスの病児保育をお届けしている「ひとり親支援プラン」の会員の皆さんに向けてのニーズ調査と月会費無料を決定しましたが、これから全国のひとり親・シングルマザーへの支援への拡げていくことを検討しています。
ひきつづき、『新型コロナこども緊急支援プロジェクト』にご支援ください
本プロジェクトでは、即時対応が必要な支援はもちろんのこと、長期的なサポートを実施していくための体制づくりも行っています。
有事の時だからこそ、国内のすべての親子を置き去りにしない。
親子の笑顔を守っていくために。
フローレンスは、子どもと親子領域の総合福祉事業者として、また国内親子領域の課題解決に最前線で取り組む団体として、新たに生まれている社会課題に取り組んでいきます。
ぜひ、本プロジェクトへのたくさんの方のご参加をお待ちしています。
今回のみの寄付で新型コロナこども緊急支援プロジェクトを支援する