認定NPO法人フローレンスが4月6日より開始した「新型コロナこども緊急支援プロジェクト」。
医療的ケア児者家庭・経済的困窮家庭・ひとり親家庭への支援や、セーフティネットの構築を行うべく、寄付を募っています。
▼「新型コロナこども緊急支援プロジェクト」について詳しくはこちら
今回は支援対象の1つでもある「医療的ケア児」にとって無くてはならない存在、NICU(新生児特定集中治療室)への支援についてご報告します。
フローレンスでは、これまでにも新型コロナウイルス感染症拡大をうけ、全国の医療的ケア児者家庭、医療機関に医療物資を届ける緊急支援を行ってきました。
▼新型コロナウイルスの影響で枯渇している物資を全国の医療的ケア児者へ!エタノール・アルコール綿などの緊急物資支援受付を開始!
▼日本全国の医療的ケア児者家庭にマスク3000枚提供へ!村上財団×フローレンス×空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”が協働
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、衛生用品の枯渇が深刻な問題となっています。
その影響は医療の現場にも及んでおり、医師や看護師がやむを得ず使い捨てのマスクを再利用しているという悲痛な声もあがっています。
フローレンスでは、この現状を受け、本プロジェクトに提供いただいたマスクを全国のNICUへ順次提供することといたしました。
そしてこの度、本プロジェクトを通じてコストコホールセールジャパン株式会社から10,000枚のマスクを提供いただきましたので、西日本最大級の周産期医療施設である大阪母子医療センターに寄付いたしました。
医療的ケア児の命を繋ぐ現場、NICUを守る
ほとんどすべての医療的ケア児は、生まれてすぐにNICU(新生児特定集中治療室)に入り、急性期を乗り越え自宅に帰れるようになるまで命を繋いでいきます。
NICUの高度な医療技術を安定して供給し続けることが、医療的ケア児にとっての命綱となります。
世界小売業ランキング第2位、世界12ヵ国と地域に780倉庫店以上を展開する「コストコホールセール」の日本法人である、コストコホールセールジャパン株式会社は、2年連続でフローレンスを社会貢献活動の継続支援先団体に選定いただいています。これまでも、運営・物品両面にて多大なサポートを頂いてきました。
今回は新型コロナウイルスの感染拡大で煽りを受ける親子を支援する「新型コロナこども緊急支援プロジェクト」に強く共感をいただき、10,000枚のプリーツ型マスク提供に至りました。
フローレンスは、今後も全国各地のNICUへマスクを提供できるよう、取り組みを継続してまいります。
また、子どもと親子領域の総合福祉事業者として、また国内親子領域の課題解決に最前線で取り組む団体として、新たに生まれている社会課題に取り組んでいきます。
この活動は、プロジェクトに共感してくださる法人・個人のみなさんからの物資提供やご寄付によって支えられています。
ぜひ、本プロジェクトへのたくさんの方のご参加をお待ちしています。
今回のみの寄付で新型コロナこども緊急支援プロジェクトを支援する