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新型コロナの緊急時も障害児家庭へ看護師が訪問する理由【医療的ケアシッターナンシー】 

新型コロナの緊急時も障害児家庭へ看護師が訪問する理由【医療的ケアシッターナンシー】 

#障害児・医療的ケア児家庭支援

現在、新型コロナウイルスの感染予防のため、各所で外出自粛が要請されています。学校も休校や長期休暇が延長され、多くの子どもが自宅で長時間過ごすようになりました。

お子さんのいらっしゃるご家庭では、自宅での過ごし方について試行錯誤されているのではないでしょうか。

医療的ケア児とその家族のみなさん、外出自粛の中つらい思いをしていませんか?

 

医療的ケアを必要とするお子さん(以下、医ケア児)とその家族はより深刻な状況に置かれています。

医ケア児の通う特別支援学校も休校中のため、1日中一緒に過ごすこととなり、買い物やちょっとした用事での外出も難しくなっています。きょうだい児がいらっしゃる家庭では医療的ケアをするために離れられず、散歩をする時間もなかなかとれていません。

また、働いている場合は健常児のご家庭と同様に在宅勤務をされている方も多いですが、仕事をしながら医療的ケアをするのは大変という声も聞いています。

何より医ケア児自身は医療的ケアに加えて、日中の生活リズムをつくるための遊びや活動を必要としていますが、自分自身だけではできないため、すべて親御さんが行う必要が出てきます。

フローレンスの「医療的ケアシッターナンシー」は、看護師がシッターとしてご自宅に訪問し、お子さんに医療的なケアだけでなく、遊びや勉強など充実した時間もご提供しています。

また、その間親御さんには、買い物などの外出もしていただくことができます。

ナンシーについて詳しくはこちら

ナンシーは看護師によるシッターだから安心

 

医療の専門知識を持つ看護師が、感染対策に最大限の注意を払いながら、今このような情勢の中でも支援を必要としているご家庭への訪問を継続しています。

ナンシーが訪問することで、医ケア児の楽しみや刺激につながっています。また親御さんにとってもご自身の休息時間きょうだいと過ごす時間をとることができています。

実際利用者の方からは、「こんな状況では、学校があったとしても重症化リスクが高いので外には連れていけない。けれど兄弟は家に篭りっぱなしでストレスが溜まり泣き喚いてる。看護師さんがきてくれるので家を空けられるし、安心できます。」という声をいただいています。

 

DSC_4257-補正済み

2019年11月撮影。現在はエプロンとマスクを着用してお子様と楽しい時間を作れるようにしています。

どのような感染対策を行っているのか?

 

訪問を継続する中で自分たちが感染源とならないよう、医療従事者の指導の下、以下のような対策を行っています。

 

・訪問開始時の手洗いと手指消毒を徹底

・マスクはこれまで通り、着用を徹底

・訪問中は各自長袖のエプロンを着用し、外からきた看護師が菌を媒介しないよう予防

・療育に用いるiPadは訪問中はジップロックに入れて使用

・おもちゃは使用前後に消毒

 

ipadジップロック写真

消毒写真

 

また訪問の際は、感染症対策を講じた上で公共交通機関利用時を利用しますが、できる限り混雑を避けて訪問します。
(ご希望内容によっては、訪問時間について相談させていただいています。)

医療的ケアシッター ナンシーについて

 

ナンシーは看護師が訪問するため、医療的ケアを行うことができます

医療的ケアの例:

口鼻腔吸引、気管切開吸引、呼吸ケア(カフアシスト・パーカッサー)胃ろうケア、経管栄養、呼吸器管理、吸入、導尿

 

ナンシーの訪問中は親御さんは自由に過ごしていただけます。
現在ご利用中の方は、お仕事をされたり、きょうだい児のお世話をされたり、休息をとったりして過ごせされています。

「家にはいるけど仕事をしながらだと、ふれあう時間がとれない。活動をして楽しい時間と子どもと一緒に過ごしてもらえるのがありがたい」

そんな声もいただいています。

ナンシーについて詳しくはこちら

 

こんな時期でも支援を継続できる医療者だからこそ、医ケア児とその家族が孤立しないよう、支えていく使命があると思っています。

 

私たちが感染源にならないよう最大限予防を行うことを大前提に今後も支援を継続して参ります。

ナンシーの訪問をご希望される方は、下記のフォームよりお問い合わせください。

お問い合わせはこちら


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