各報道にもある様に、新型コロナウイルス感染拡大が長期化し生活困窮世帯に大きな影響が出てきています。2月末に突然の一斉休校要請が出され、4月7日には緊急事態宣言が発令。自粛要請の影響で休業や倒産に追い込まれる企業も増加の一途をたどっています。医療崩壊が危ぶまれ、尊い命を繋ぐための医療現場への支援が多く実行される中、同時に深刻な環境下にいる人たちもいます。それが、ひとり親世帯です。
外出自粛、企業の休業や倒産に伴い、収入の減少や育児の負担が重くのしかかり、厳しい生活を強いられる家庭も増えています。
特に育児と仕事を一手に担うひとり親家庭の状況は深刻で、親が自分の昼食を抜いて子どもの食事にあてるといった状況も生まれ、毎日の食事ですらままならないご家庭が出てきている状況です。
現金給付や助成など行政のサポートが急がれますが、一刻も早く支援が必要なご家庭へ橋渡し的に支援を届けて行く必要があります。
そこで、長友佑都をプロジェクト主催者とし、ひとり親家庭への病児保育の無料提供、経済的に厳しい家庭へ食品配送と見守り支援を行う「こども宅食」など、ひとり親家庭や経済困窮家庭への支援実績のあるフローレンスを協働パートナーに支援を実行してまいります。
※クラウドファンディングでのご支援は2020年5月11日で締め切りました
支援方法について
今回、発起人である長友佑都の想いに賛同してくださる皆様からいただいた資金を元に、フローレンスをはじめとする全国の様々な団体と連携をし、支援を迅速に届けていきます。
支援内容
1.食糧支援:お米やレトルト食品など、すぐに食べられ調理の手間が少ない食材をお届けします
2.ひとり親家庭に必要な保育を無料で提供する
3.相談窓口の増設による丁寧な相談対応(弁護士やソーシャルワーカーによる専門性ある内容含む)
4.その他、刻々と変わるニーズに対して、ひとり親支援を行う団体と連携して必要な支援を進めていく
今現在、猛威を振るうコロナウィルスの影響により世界中が大変な状況になっています。日本も非常に厳しい状況であることはニュースから拝見しています。僕が住むトルコでも感染者数が10万人になっております。厳しい環境ですが、自分たちに今できること、それは外出を自粛して自宅にいることです。それが自分自身、自分の愛する人や友人、仲間を救うと思っています。
力を合わせて乗り越えていくべき今、これまでに多くの支えを皆さんから頂いてきた僕にできることは何だろうと考えました。その中でどうしても支援したいと思った方々がいます。それは、ひとり親世帯の皆さんです。
僕は幼い頃、母の女手一つで3人の兄弟を育ててもらいました。一生懸命に母が働く姿を近くで見ながら、経済的に苦しいことを幼いながらに理解をしていたことを覚えています。いつか母に恩返しをしたい。それが僕を突き動かし続けている想いの一つでもあります。
ひとり親世帯はただでさえ苦しい状態にも関わらず、コロナの影響で更に厳しい状態となっております。僕は日本代表としてみんなにパワーをもらってここまで走ってくることができました。今度は僕がみんなに届ける番だと思っています。
具体的には、クラウドファンディングという形を取りまして、食料品や支援窓口の設置など、今必要となっている事に当てていきたいと思っています。今回、現場で支援をしてる団体からは、明日の食事も困っている家庭が多くあることを聞きました。どうか一人でも多くの人にこの支援の輪に賛同してもらいたい。
ご支援をどうぞよろしくお願いします。みんなで未来を繋ぎましょう。
長友佑都 選手
長友佑都 選手 プロフィール
愛媛県出身プロサッカー選手。ガラタサライSK所属。
2013年アジアサッカー連盟から国際最優秀選手賞に選出。日本代表としても活躍し、ワールドカップ3大会連続出場、アジアカップ3大会連続出場などの実績を持つ。自身がひとり親家庭で育った経験から、今回のひとり親支援を目的としたクラウドファンディングの立ち上げに至る