フローレンスと日本最大のクラウドソーシングサービスを運営する株式会社クラウドワークス(本社:東京都渋谷区・代表取締役社長 兼 CEO:吉田 浩一郎)はこの度協働で、ひとり親に対して、働く力がテレワークで身に付く「ひとり親向けライター育成プログラム」を提供します。
本プログラムはサッカー・長友佑都選手とのクラウドファンディングによる寄付を原資としたひとり親支援プロジェクト「#ひとり親をみんなで支えよう」による第2弾支援として実施されるものです。
ひとり親向けライター育成プログラム実施の背景
ひとり親家庭の約半数は貧困状態にあり、20代のシングルマザーに限れば約8割にものぼります。こうした経済的に厳しい状況に置かれる家庭は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、さらに深刻な状況に直面しています。
しんぐるまざあず・ふぉーらむが6月に行った、全国のひとり親家庭を対象にしたアンケートによると、コロナ不況の影響で収入がゼロになった方が15%にのぼり、まだまだ収入が低い状態が続いていることもわかります。
自由回答では「親子で1日一食、子どもがおなかが減らなくなった」、「古着で布おむつをつくっている」などの深刻な回答がありました。
参照元:しんぐるまざあず・ふぉーらむ
ひとり親家庭への新型コロナウィルス(COVID-19)の影響に関する調査(6月)
https://www.single-mama.com/topics/0613covid19-enq/
今回の新型コロナウイルス感染症拡大に伴う「コロナ不況」は長期化することが予想されます。特にダメージを受けているひとり親家庭に向けては、一時的な現物、現金給付による支援だけではなく、長期的な視野で、収入を得るスキルなどを身につけるための支援を行うことが必要と考えます。
現在のひとり親家庭への公的支援は「福祉から就業」という基本コンセプトのもと、様々な給付金、支援策が既に用意されています。一方で、「育児と仕事を両立したい」「病気を抱えながら自立を目指したい」と言った、実際のニーズとマッチしておらず利用率は1割以下と高くありません。
参照元:内閣府「子供の貧困対策に関する有識者会議」(第12回)2019/05/13
資料1 子どもの貧困と親への就業支援(周氏提出資料)
そのような中で、本プログラムは、ひとり親のための、新しい支援の形を提案します。
ひとり親向けライター育成プログラムとは
クラウドカレッジは、クラウドワークスで仕事を受注する個人の声をもとに企画された、誰もが「働く」について考え、学び、実践できるオンライン講座です。気軽な相談ができる「コミュニティ」、仲間と一緒に力をつけられる期間限定の「トレーニング」、動画を視聴して知識をつけられる「スキルアップ」の場が用意されています。
今回はクラウドワークスが運営するクラウドカレッジ内の「WEBライター育成プログラム」をベースとした特別プログラムをひとり親に対して無償で提供します。このプログラムに参加することで、オンライン・在宅で仕事を受注できるようになるために必要とされる、WEBライターのノウハウ・スキルが身に着き、同じ悩みを持つ方との交流の機会を得ることが出来ます。
【ひとり親向けライター育成プログラムとは】
WEBライター育成プログラムとは、クラウドワークスでWEBライターとして仕事をしていきたい方のための4週間の集中プログラムです。仲間と一緒に、課題や動画講座を通してWEBライターとしてのスキルアップとWEBライター検定2級の合格をサポートします。
【コンテンツ】
・プログラム専用クラスグループ(Slack)を作成
・WEBライター検定2級の動画視聴とオリジナル課題への取り組み
・課題の添削とコメント
・期間中グループ内でスタッフやメンバーへの質問が可能
・クラウドワークスの基礎講座及びTips(記事作成のコツ・チェックポイント等の情報)提供
・相談会などメンバー限定のオンラインイベント開催
・WEBライター検定2級の受験
【ツール】
・チャットツールのSlackを活用します
【定員】
・60名
※WEBライター検定にて2級及び1級の合格実績がない方
※条件を満たした方で先着順となります。
【参加条件】
18歳未満の児童を養育しているひとり親又はひとり親に準ずると当法人が判断した方
【参加費】
・0円
※WEBライター検定2級受験料含む
※インターネット接続のできるPC環境を参加者ご自身にご用意いただきます。
【申し込み】
こちらのフォームに必要事項を記載の上、申し込みお願いいたします。
※お申し込みの受付数が上限に達したため、受付を終了させていただきました。誠に申し訳ございませんが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
【プログラム期間】
2020年9月15日(火)〜2020年10月14日(水) ※スタッフの対応は土日を除く
★eラーニングを活用して、プログラム期間内に6テーマの動画視聴・課題に取り組んでいただきます
★動画視聴後、WEBライター検定2級を受験していただきます
※プログラム詳細は参加者に追ってご連絡いたします。
【メンバー限定オンラインイベントの開催】
下記日程でプログラムメンバー限定のオンラインイベントを開催します。
※原則ご参加をお願いいたします。
(1)キックオフミーティング
2020年9月15日(火)20:00~21:00 @GoogleMeetを使用します
(2)オンライン相談会
2020年9月29日(火)20:00~21:00 @GoogleMeetを使用します
(3)クラウドワーカー基礎講座
2020年10月14日(水)20:00~21:00 @GoogleMeetを使用します
【お申込後の流れ】
①プログラム参加決定者には事前準備資料をお送りいたします
※Slackグループへの参加をお願いします
②プログラム期間になりましたらクラウドワークススタッフよりご連絡いたします
※初日はキックオフミーティングになります
【申込締切】
2020年9月14日(月)正午
※お申込み状況によっては、期限前に申込を締切らせていただく場合がございます。
ひとり親支援プロジェクト「#ひとり親をみんなで支えよう」概要
ひとり親家庭の約半数は貧困状態にあり、20代のシングルマザーに限れば約8割にものぼります。非常に厳しい状況にもかかわらず、新型コロナウイルスの感染拡大による影響で更に状況は深刻になっています。現場で支援を続ける私たちのもとには、収入が減り生活が困窮する家庭の声が日々届いています。
そんな状況を知り自身もひとり親家庭で育った長友佑都選手が、ひとり親家庭を支えるためにプロジェクトを立ち上げました。クラウドファンディングで資金を集め、国内の親子領域の課題解決実績をもつフローレンスを協働パートナーにひとり親家庭に直接支援を、さらにはひとり親家庭の全国ネットワーク、全国の団体を通じてひとり親家庭や経済的に困窮する家庭を支えます。
ひとり親支援プロジェクト「#ひとり親をみんなで支えよう」プロジェクトメンバー
・長友佑都 (33)
愛媛県出身
プロサッカー選手。2013年アジアサッカー連盟から国際最優秀選手賞に選出。日本代表としても活躍し、ワールドカップ3大会連続出場、アジアカップ3大会連続出場などの実績を持つ。自身がひとり親家庭で育った経験から、今回のひとり親支援を目的としたクラウドファンディングの立ち上げに至る。
・認定NPO法人フローレンス
現在所属スタッフ650名規模・国内有数の認定NPO法人です。安価な病児保育の提供などを通じたひとり親家庭の支援は12年の実績があります。困窮世帯に食品を宅配してアウトリーチを行う支援活動モデルである「こども宅食」の運営と、このモデルを日本全国に普及させる中間支援組織である「こども宅食応援団」の事務局を運営しています。
協働パートナー
・株式会社クラウドワークスについて
クラウドワークスは「“働く”を通して人々に笑顔を」をミッション、「働き方革命~世界で最もたくさんの人に報酬を届ける会社になる」をビジョンとし、日本最大のクラウドソーシング「クラウドワークス」をはじめとした人材ミスマッチを解消し、労働市場をアップデートする事業を展開しています。2020年6月末時点で、当社提供サービスのユーザーは393.5万人、クライアント数は64.1万社に達し、内閣府・経産省・外務省など政府12府省を筆頭に、80以上の自治体、行政関連団体にも利用されています。2014年に東証マザーズ上場(証券コード3900)、2015年には経済産業省 第1回「日本ベンチャー大賞」ワークスタイル革新賞および、グッドデザイン・未来づくりデザイン賞を受賞。