「働くことを諦めていた障害児の保護者にも、子育てと仕事の両立を!」
今秋、東京都杉並区に「障害児保育園ヘレン」が開園。
NPO法人フローレンスが障害児を持つ保護者にも、子育てと仕事の両立の道を開く
取組みに着手。
2010年に東京都立肢体不自由特別支援学校の保護者271人が回答したアンケートに
よると母親の就労状況は正規雇用が5%、無職71%という結果に。
全体の約7割の保護者は子どもの介助などで働きたくても働けず、経済的に困難を
抱えたり、周囲の協力を得られず、孤立して子育てをしている家庭が多いことも
分かった。
障害を持つ子どもの保護者が働くための保育環境の不十分な実態が浮き彫りに。
障害児保育園ヘレンでは未就学の重症心身障害者ら15人を保育士のほか、作業療法
士、看護師らで1日10時間ほど預かる予定。
厚生労働省の児童発達支援事業の枠組みを使って独自に保育と療育を実施。
障害児保育園ヘレンの詳細はこちらからご覧頂けます。