朝日新聞デジタルの人気連載「夏野剛の『日本を元気にする委員会』」で、駒崎がインタビューを受けました!
「社会起業家とは何か?」全2回のうち、前半が公開されています。
*****インタビューより抜粋*****
社会起業家は何のアンチテーゼか?
夏野氏:『僕は実は、「社会起業家」という言葉がすごく嫌いなんです。なぜかというとあらゆるビジネスは何らかの形で社会に貢献すべきだと思っているので、起業家と社会起業家を分けて使うのは二つの「逃げ」があるのではないかと思っています。社会起業家と名乗りたい人の逃げは、お金のことを考えないという逃げです。もう一方の逃げは、「俺たちは起業家!」というビジネスセクターっぽい人が、お金稼ぎに邁進するという逃げです。』
駒崎:『社会起業家は何のアンチテーゼとして出てきたのか。補助金づけのいわゆる旧来の市民セクターに対して、ちゃんとビジネスやろうよ、というアンチテーゼとして出てきたのです。
アメリカが発祥です。アメリカもレーガン政権の時などはたくさん補助金が出ましたが、双子の赤字で、補助金は切られて、どんどん市民セクターは倒れていきました。でもそれでいいのかという機運が高まり、MBAをとった人などが参加して、はじまったのがソーシャルビジネス、ソーシャルアントプレナー(社会起業家)です。
それが日本にやってきたのです。お金をもうけようとするビジネスのアンチテーゼとして出てきたわけではないのです。』
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夏野さんと駒崎の丁々発止のやりとりが面白く、とても読み応えのあるインタビューです。
福祉の領域でイノベーションを起こしていきたいという駒崎の熱い想いが伝わると思います。
皆様、ぜひご覧ください!
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