新型コロナの影響で、近所の公園にもなかなか出かけられない毎日。フローレンスが運営する、医療的ケアが必要な子どもたちが通っている保育園「障害児保育園ヘレン荻窪」も例外ではありません。
はしごなどを組み合わせて幼児期に必要な様々な運動を遊びの中で取り入れることができる室内遊具、巧技台(こうぎだい)を保育室に設置して、みんなで体を使った遊びを行っています。
そんな中、園児たちにうれしいプレゼントが届きました!
嬉しいサプライズプレゼント
ヘレン公園、と名付けた保育室に新たに加わったのは、セールスフォース・ドットコムさんから送られた新しい巧技台。初めて見る真新しい遊具に、子どもたちの目がキラキラ輝いています。
「ピンクの棒が付いてる!」
「坂みたいになってる!」
新しい巧技台を指差しながら口々に叫び、興奮を抑えきれない子どもたち。「新しいヘレン公園で遊びましょう」という先生の掛け声を合図に、お行儀よく順番に並んで遊具を楽しみました。
社員の皆さんの心がこもったクリスマスカードも!
セールスフォース・ドットコムの皆さんからは、たくさんのクリスマスカードもいただきました!
『メリークリスマス!みんなでなかよくあそんでね』というメッセージ付きの素敵なカードを贈ってくれたのは、セールスフォース・ドットコム代表取締役会長 兼 社長の小出さん。他にも十数名の社員の皆さんから色鮮やかなクリスマスカードが届いています。
かわいいクリスマスカードに、子どもたちも先生もニッコリ。感謝の気持ちを伝えるために、ヘレン荻窪のみんなでクリスマスカードと一緒に集合写真を撮りました。
コロナ禍だからこそ、子どもたちが安全に体を動かせる機会を提供
障害児保育園ヘレン荻窪への巧技台の寄贈とオンライン贈呈式は、新型コロナウイルスの影響で全社員が在宅勤務の体制となり、さらに社外における対面ボランティアが全面禁止、ボランティア活動への新しいアプローチが必要となった中で、セールスフォース・ドットコムの有志社員のみなさんにより結成されているボランティアチーム「福祉・医療チーム」のメンバーが今できることを模索し、フルリモート環境下で実現してくださった活動のひとつです。
今回の取り組みは、なんと都内の企業で働いている人たちによる非営利団体でのボランティア活動を表彰する「第6回企業ボランティアアワード」において、インクルーシブ社会奨励賞を受賞!
コロナ禍ならではの困りごとに耳を傾け、創意工夫をしながらデジタルとアナログの良さをそれぞれ活かした、リモートワーク環境下での新しいボランティア活動の事例となりました。
開園当初から続く温かいつながり
セールスフォース・ドットコムさんからは、これまでにも数多くのご支援をいただいてきました。以前から「ヘレン公園」に置かれ、みんなで大切に使っているまっすぐな巧技台も、実は開園当初にセールスフォース・ドットコムさんにいただいたものです。
新型コロナ禍で外出機会が極端に減った今だからこそ、子どもたちがのびのびと体を動かせる巧技台の存在は貴重です。セールスフォース・ドットコムさん、本当にありがとうございました!
【障害児保育園ヘレン荻窪 園長コメント】
日頃からとにかく健康に、事故がないように日々活動を行っていますが、コロナの影響で外に出られる機会が少なくなりました。園の中でしっかり体を動かすためには、巧技台が子どもたちみんなの成長や発達にとても役立っていると日々感じています。これからも子どもたちの成長と小さな可能性を信じ切って運営を行っていきます。
「すべての子どもが保育を受けられ、保護者が働くことを選択できる社会」を目指している障害児保育園ヘレン。荻窪園を含む5つの園はすべて、障害児保育に理解のある企業や地域の方々のご支援のもと運営されています。
重度の障害を持った子や、医療的ケアが必要な子どもたちが安心して過ごせる環境を維持するため、今後とも温かいご支援をお願いいたします。